ニューイヤーズ・イブ

劇場公開日:

ニューイヤーズ・イブ

解説

「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督が、「バレンタインデー」(2010)に続いて描くオールスターキャストの恋愛群像劇。大みそかのニューヨークを舞台に、死期が迫った老人と看護師の交流、1年前に出会った女性が忘れられない男、偶然再会した元カップルなど8組の男女の姿が描かれる。「バレンタインデー」のアシュトン・カッチャー、ジェシカ・ビールをはじめ、ハル・ベリー、ジョン・ボン・ジョビ、アビゲイル・ブレスリン、ロバート・デ・ニーロらが出演。

2011年製作/118分/G/アメリカ
原題または英題:New Year's Eve
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2011年12月23日

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(C)2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

映画レビュー

4.0年越しですから、おおらかに

2012年1月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

最近乱発ぎみの群像劇(グランドホテル形式)…と少々斜に身構えて観始めましたが、「難しいことはさておき、年越しなんだし・お正月なんだし、ハッピーでロマンティックなのがいいじゃない!」という気分に素直にさせてもらいました。ちょっと無理があるかな…という設定がなくはないですが、まあ、そこは目をつぶっちゃおう、という気持ちになりました。冒頭は「あの俳優は、どこでどんなふうに登場するんだろう?」という興味を裏切らず、テンポよく顔見せを展開。中盤では「あの俳優がこんな役を」といった俳優鑑賞にとどめず物語をふくらませ、終盤では彼らを一気に絡ませる。ハリウッドならではの華やかさかだと思います。いやみなく楽しめました。
オールスターキャストの中で特筆すべきは、何といってもミシェル・ファイファー! うじうじと冴えない、いじめられキャラの中年女性を、チャーミングに演じていました。他の俳優陣も大半は「意外な」役どころで登場していましたが、終盤に至っても「定番」に落ち着かず、振り切れていたのは彼女だけ! 気が強い悪女、いじめキャラというイメージが強かったですが、今後はぜひ本作の路線を開拓し、様々な顔をさらに見せてほしいものです。
それにしても、「バレンタインデー」に続き、海外派兵のエピソードが盛り込まれているのは、今のアメリカではごく当たり前の情景、なのでしょうか。それとも、政策的な都合なのか…。プラス、「フィリップス」「ニベア」等のロゴがやたらと目につきましたが、これはニューヨークのカウントダウンイベント自体のスポンサーなのか、映画のスポンサーなのか、それとも?という点も、素朴に気になりました。
…それはさておき。ありそうでなかった、正面切っての年越し映画です。これからも年末のたびに、様々なシチュエーションで楽しめると思います。家のテレビモニターでくつろぎながら…はもちろん、待ち合わせ中の街中・野外の大スクリーンや、帰省の機上なんかで観ると、殊更しみじみできそうです。

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cma

4.5Let's remember to be nice to each other, kind to each other...all year long!

2024年9月14日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

単純

幸せ

北米では酷評された作品、推定5,600万ドル(ほとんどが出演者のギャラ?w)、総興行収入1億4,200万ドル、かなりのヒット作ではありますが、話が散らかりがちな群像劇、それぞれのエピソードも薄いし、いきなりジョンが2回もビンタされて、ボンジョビファンとしては、ジョンに何してくれてんねん?💢と思いながら観てました。

IMDb 評価は5.6/10ですが、評論家のメタスコアは22/100、その年のラジー賞5部門にノミネートされた作品ではありましたが、ミーハーな私はスター達の美しい時期をいっぺんに拝むことができ、また演者さん達もスター共演を楽しんでいるように見えて、すごく楽しめました。

2年連続年末年始をアメリカとカナダで迎えた私としては、やっぱり家族と年越しそばを食べながら、ゆっくり紅白を見て過ごす大晦日が恋しいとは思いますが、カナダ人のパーティーピーポーぶりも、私は嫌いじゃないです。

ダラーショップにフツーに変なカチューシャやパーティーメガネがたくさん売っているし、みんなで集まってあんな感じで花火を見ながら騒ぎます。

日頃は地元民にとっても世知辛い日常、派遣の仕事しかないとか、キツイ仕事しか見つからないとか、物価が色々高いとか、家賃も高いとか、ヤク中が溢れ返ってる危ない通りがあるとか、高すぎて病院に行けないとか、不安しかない日々だけど、人々の繋がりや助け合いを大事にする価値観は悪くないです。

この作品の群像劇が最後に無理クリ繋がるのも、北米ならではの「愛をもってお互いを支え合おう!」的な思想が根底にあると感じ、私は泣けました。

ハルベリーは、当時親権争いでオファーを断ったのですが、解決したので別の役に変更されて出演が決まったそうです。また、ソフィア・ベルガラ、ジョシュ・デュアメル、ヒラリー・スワンク、サラ・ポールストン、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグルは全員1972年生まれだそうで、きっと撮影はわちゃわちゃ盛り上がったんじゃないかと思います。なんだかんだで同級生トークは楽しいし!

先日P!nkのライブに行きましたが、エンディングのNG 集でかかったRaise your glass もすごくピッタリでした。ただ、個人的には挿入歌でアリシアキーズあたりも聴きたかったですね。ジョンのライブシーンは私得、最近すっかり声が出なくなってライブがご無沙汰してるので、早く良くなってほしいと、切に願っています。

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ゆ~きち

4.5皆んなの愛と優しさに乾杯♬

2023年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

とても素敵な年越し達。
凄く良かったです。

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tuna

5.02度目でも十分堪能

2023年1月29日
PCから投稿

冒頭で以前見た!と思い出したけど。
結構忘れてた。

今の自分をリセットできるような気になる、大晦日。
でもそのためには一歩自分から動かねば。

群衆ものだけど、だんだん重なるところが出てきて。
ラストでカチッと合わさるところ。
最高でした。
音楽もツボ。

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共感した! 2件)
ゆき@おうちの中の人

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