ゲイリー・マーシャル
大学を卒業してから兵役に就き、その後新聞記者になる。60年代中頃にコメディ脚本家としてスタートを切り、「おかしなカップル」(70~75)、「ハッピーデイズ」(74~84)といったシットコムでは製作総指揮も務めた。68年、「水色のビキニのマドモアゼル」(日本劇場未公開)で映画の製作・脚本を初めて手がけ、「病院狂時代」(82)で映画監督デビューを果たす。リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演する「プリティ・ウーマン」(90)が大ヒット。その後は、再びギアとロバーツを主演に迎えた「プリティ・ブライド」(99)や、アン・ハサウェイの出世作「プリティ・プリンセス」シリーズ(01、04)のほか、「恋のためらい フランキーとジョニー」(91)、「カーラの結婚宣言」(99)などを監督した。近年は、恋愛群像劇「バレンタインデー」(10)、「ニューイヤーズ・イブ」(11)が話題になる。