ゴーストライター

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ゴーストライター

解説

元英国首相アダム・ラングの自伝執筆を依頼されたゴーストライターが、ラングの滞在する孤島を訪問。取材をしながら原稿を書き進めていくが、次第にラングの過去に違和感を抱き始める。さらには前任者の不可解な死のナゾに行き当たり、独自に調査を進めていくが、やがて国家を揺るがす恐ろしい秘密に触れてしまう。「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督が描く本格サスペンスで、第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞。ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナンらが共演。

2010年製作/128分/G/フランス・ドイツ・イギリス合作
原題または英題:The Ghost Writer
配給:日活
劇場公開日:2011年8月27日

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(C)2009 R.P. FILMS – FRANCE 2 CINEMA – ELFTE BABELSBERG FILM GmbH – RUNTEAM III LTD

映画レビュー

5.0物静かに恐怖を増幅させていく巨匠の洗練

2020年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

元英国首相の自伝執筆を請け負っていた前任者のゴーストライターが不可解な死を遂げたことから、その後任者に指名されたユアン・マクレガー扮する主人公が、首相が居を構える孤島の豪邸を訪れる。ロマン・ポランスキーの熟練された演出は、低い雲が立ち込める島の閉ざされた風景をカメラで掬いとることで、観客に逃げ場を与えない。新任ゴーストライターに常時張り付く謎めいた車の正体、大胆な首相夫人の行動と、疑り深い視線を投げかけてくるメイドetc。幾つかのヒントを与えながら、やがて、前任者の死に繋がる衝撃の真相へと辿り着く構成は、俗に言うポリティカル・サスペンスとしては、もしかして凡庸かもしれない。だが、ポランスキーの流麗で洗練されたタッチが作品に強い付加価値を与えている。こけおどしとか、強烈な音楽とは無縁な、物静かに恐怖を増幅させていくその手法は、エンドクレジットで初めてタイトルを開示する瞬間まで、映画ファンを心ゆくまで楽しませてくれるのだ。

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清藤秀人

3.0最後までオチが読めへんくて、 え!え!え!え!どういうこと?!と楽...

2023年12月13日
iPhoneアプリから投稿
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こな

3.5設定の緩さが余計な考察を誘発する

2023年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白かったけど、色んな点が気になる作品だった。
主人公は、嘘を書きたくないから、元首相が政治を目指すようになった本当の理由を明らかにしたい、と調べ始めた。
本人が言うように、自叙伝のゴーストライターであって、事件記者ではないのだから、前任者の不審死の真相を明らかにするつもりはなかった。
元首相夫人と関係を持った翌朝、ホテルに帰る途中まではそうだったのだろう。教授に会った帰りに尾行されて一気に風向きが変わった。
観ているこっちは、冒頭から不穏な空気を感じてたから、主人公の無防備さにハラハラする。身の危険を感じてからも無防備過ぎないか?終始手の内を見せるし、初対面の相手にも不用意に合うし。
結局、縦読みで謎が解けるけど、英国元首相の自叙伝の章アタマに「CIA」が出てくることある?前任のゴーストライターが「隠した」メッセージのはずが、全然隠れてないじゃん。
教授が「出て右に行け。左に行くと深い森だ」と言った点、出版記念パーティーの会場の壁に大きく、夫人が飲んでいたワインのメーカーのロゴがあった点は謎。
最大の謎は、CIAがエージェントであることを隠すためにここまでするか?という点。ネットに噂は出てるのに。
設定のアラのためにいろいろ考察させられちゃうのはどうかと。

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あらP★

4.0どうするマクレガー

2023年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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こころ