キツツキと雨

劇場公開日:

キツツキと雨

解説

「南極料理人」の沖田修一監督が、無骨な木こりと気の弱い映画監督の出会いから生まれるドラマを役所広司と小栗旬の初共演で描く。とあるのどかな山村に、ある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくる。ひょんなことから撮影を手伝うことになった60歳の木こりの克彦と、その気弱さゆえにスタッフをまとめられず狼狽する25歳の新人監督・幸一は、互いに影響を与えあい、次第に変化をもたらしていく。そして、そんな2人の交流が村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。2011年・第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞。

2011年製作/129分/G/日本
配給:角川映画
劇場公開日:2012年2月11日

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(C)2011「キツツキと雨」製作委員会

映画レビュー

5.0人の可笑しみを描く天才

2024年6月21日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

幸せ

疲れているとき、なんだか心が傷ついているとき、2時間も他人の人生を観てらんない。

そんなときにでもついディスクに手が伸びてしまうのが、沖田修一監督作です。

本作には、近年の癒し映画にはあるあるの猫やシズル感たっぷりのごはんは出てきません。

一つ、美味しそうなものが出てきますが、それはあくまで人物の心の動きを表すツール。
どのシーンでも登場人物たちの心を丁寧に温かく描き出しています。

沖田監督の世界を見る眼差しは圧倒的にあたたかく、厭人者で映画の世界に閉じこもりがちな私でも、ついうっかり人に癒されてしまうのです。

また疲れたら、あのさえない二人に会いに来ようと思います。

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あ

3.560歳と25歳のケミストリー

2024年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『南極料理人』の沖田修一監督作品。
登場人物の個性や会話、雰囲気が楽しい。

林業の職人(役所広司)
…氣を付けながら木を切り倒す。
キツツキは木を使い周波数を発生させて遠くまで思いを飛ばす生物。
生物学的な息子の浩一(高良健吾)への思いの変化も見どころ。

若い監督の幸一(小栗旬)
…映画製作は空模様を氣にする。
雨は物を濡らすが欠かせない必要な存在であり現象でもある。
自分自身の"自信"という形のない現象の変化も見どころ。

お互いの欠陥を補い合って奇跡を起こす心温まる物語。

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Don-chan(Daisuke.Y)

5.0たまに観たくなる映画No.1

2024年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

今回で何度目の視聴か分からない。何か心が疲れてる、ほっこりしたい、、、そんな時にスッと心の隙間を埋めてくれる作品です。

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fantan12

2.0映画らしい映画

2023年12月31日
PCから投稿
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