冷たい熱帯魚のレビュー・感想・評価
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情け容赦ないストーリー、そしてエログロにつき閲覧注意。映画としては面白かった。
タイトル通り、本当に情け容赦ない世界です。人間の真実を暴きだすかのような登場人物の姿を見てしまい、明日から誰も信用できなくなりそうな、そんな凄まじい映画でした。愛情など幻想だと云いたかったのでしょうか。そんな世界を描いた傑作だと、私は想います。
園さん、マジになってどうするの?
紀子の食卓、愛のむきだしは俺の中では忘れられないが、他の園監督の映画はスパっと忘れてしまった。確かに俺が今監督で映画を見るなら、と聞かれるとこの人ぐらいだ、って答えるだろう。
で冷たい熱帯魚。
昨日見てもう忘れるだろうの部類に入っちゃった。
こういうのなら、俺タランティーノやヘンリー塚本見てればいいや。
問題あるのは、テーマと見せ方
R18は画面だけの話であって、中身は上映禁止レベル。映画館でやってはイカンだろ。これを面白かったねえ、と知人と話はできねえ。ネットでグヘグヘいいながら、この映画を語る人間が増えるだけ。
画面についても見せてはいけないものを見せることで映像に力を与えようとしている部分が多すぎ。
園!
冷たい熱帯魚は劇場で見ました! 好きすぎて定期的にみてますが(愛のむきだしも)ある意味違うベクトルのエンタメ感あって自分の好きな傾向の全てが入っている最高の漢方薬みたいな作品で韓国のそっち系の最上級の作品と比べても負けて無いと思うくらいとんでもない作品だと思ってます。 ポスターも最高だし でんでんも最高だし なんと言っても吹越さんが最高過ぎるんよ👍 今感想書いてたらまたまたまたまた見たくなったので3回連続で観てから寝るかな😴
死んだ魚の眼をしてる・・・
初見の時に受けたイマイチって感じ、やっぱり今回もぬぐえなかった。エロい部分もグロい部分も盛りだくさんの映画だから、好きな事は好きなんだけど、ドキドキ感って言うか、魅せられるっていうほどの作品じゃないんだよね。 でんでんさんの一人舞台って感じがしないでもない。透明化と言って、ヒトを切り刻む(ていうか粉々?)様はグロいんだけど、なんか現実味がない。 理由的に弱い気がするような・・・。 まぁ、その理由の薄いところでの凶行ってことで恐怖心をあおるってのもあるのかもしれない。 一見無作為に見えて、実はメチャクチャ計画的な殺害。それをあの能天気そうなオヤジでんでんが?そのアンバランスがこの映画の魅力かもしれないんだけど・・・。 その影に隠れた吹越さんの壊れっぷりってのも、ある意味、見応えありました。最後は切なかったけどね。 圧倒的な暴力を押し付ける映画だと感じます。見る人を選ぶ作品ですね。 面白いとは思いますが、人には勧めません。
映画としての面白さは欠片もない
サブカルやオカルト好きな大学生サークルがやりたいこと全部詰め込んだ自慰映画という印象。 最後にクラシックが流れるというのもダサすぎる。こんなに酷いと思わなかった。
ご飯が食べられません。
この映画に長文の感想は要りません。見た人にしかわかりません。僕の様にメンタルが弱い人は、精神的に異常をきたします。 前々から気になっていたので、本日やっと見ました。 この映画は目を背けたくなる程に生々しかったです。 沢山の意味で『最高と最悪』でした。 自分の父親を思い出します。
高く評価できる?
鑑賞後、レビューを少しチェックして、この映画がどんな価値をもっているか考えてみた。浮かんできたのは、でんでんの村田役のような因子を持った園子温監督が究極まで暴力・エロを映画表現として追求したように見えたということ。そうでもなければ、こんな映画は撮れない。 普通の人間は、上手く行かないことも、「それが人生さ」と受け入れて日々生きている。お互いの気持ちや慣習、思い出などを大切にしている。そんなしがらみを一切取っ払って、人間としてやってはいけないというリミッターを外して生きると、村田のような人間になる。獣以下になるということだ。そんなものを見せて、どうというのだ。生の戦場を映画で見せるのと同じだ。極限の状況になれば、人間、確かに何をするかわからない。でも、それは人間性の崩壊、生命としての生存本能で生じるものだ。そして、それを計画的に行うようできるのが人間の狂気なのだ。本当にあった事件を基にしているといっても、それを脚色して、更にエログロ映画として表現するのは、悪趣味、露悪家、性格がねじれているとしか思えない。自分の悪趣味を誇っているだけだ。 社本が、最初の殺人を目にした時、逃げようとして何故逃げなかったのか。警察に密告しなかったのかも十分な説明がない。(保護を願い出れば、3人以上殺しているから死刑なはず。事件は短期間で行われ洗脳されているほどではない。)いつでも逃れるチャンスはあった。今までの上手く行かない人生、妻や娘に対する遺恨があったにせよ、急遽殺人鬼に変貌?愛も憎しみも感じていた人たちをいきなり殺す・殺そうとするのも意味不明。 人間の深さを描いているのではなく、どこまでエログロを振りきった映画を撮れるかを追求したように見えた。
なかなか良いオチを考えるなあ!
グロ描写は個人の耐性が大きく関わるし、胸糞悪いストーリーについては事件が実際に起きて、その内容からするとこの映画の評価には影響しない。 前半の不穏ながら退屈な雰囲気から後半に畳み掛ける主演吹越満の覚醒!からのDVフルスロットルで現実をぶち壊す!展開には画面に釘付けになった。 実際の事件通りにするとエンタメとは程遠い結末に至ることは分かりきっており、本作はそこを大きく脚色しまくった結果、スプラッター要素強めなスリラーになっていて楽しめる。またエロ描写も飽きさせない要素の一つ。 終盤橋での恐ろしいながら感情全開の夫婦と社本の3人の掛け合いには笑ってしまった。また、村田の人間の本質を観る眼には心動かされるものもある。 とにかく、でんでんの恐怖と演技を超えた怪演は素晴らしい。 この映画を構成する"胸糞エログロ"の要素によほど拒否感が無ければ観てもいい映画と思う。
気持ち悪いと胸糞が詰まった作品。
気になっていたものの、勇気が出ず。これ系見るのってちょっとテンションがいる。 先日ようやくネトフリ鑑賞。想像通りのエログロ映画。 映画ができたときその時代にすぐ見れたらよかったな。 女性のメイクやファッションにすごく時代を感じちゃって気になっちゃった。 女優さん、今時代に合ったメイクしたらすごくきれいな人なんだろうな~と思った。 皆さんの演技は圧巻。もうそういう人が存在してる。演技だと思えないほど。 そういえばこの映画ってハッピーが一個もない。 見終わったあとに気持ち悪いな…という感想しか出てこない。 新しく切り替えがしにくいほど後味が気持ち悪い。 自分はホラーもサスペンスもよく見るほうだと思うけどこれはなんか全体的に気持ち悪いってすごく思う。 ストーリーもよくわからなかった。 こういう脅されて生きている人ってこの時代、けっこういたと思う。 今は時代的に減ってると思うけど、脅しに屈しないで通報すべきだと思う。 冷たい家庭の表現として冷凍食品が出るけど、冷凍食品はこのころよりかなり進化しています。 共働き家庭が増えたので、世の中の保護者は作る時間があまりないと思います。 現代、冷凍食品は愛がないとか冷たいとかそういう表現は違和感がある時代になった。 冷凍食品は便利でおいしい。いいイメージであってほしい。 消し方を具体的に説明しているので大丈夫?って心配になっちゃう。 ただ、すごい体力とか広い場所とかたくさんの道具とか必要だと思うから簡単には真似できないと思うけど…。 お金もかかるし、週末がつぶれるし、すっごい疲れると思う。 憎い人を消す作業をする時間があったら自分ならお酒でも買ってネトフリ鑑賞するなァ。
実在事件をでんでんの驚異の破壊力で描く!
ホラーを超えた、恐ろしいまでの作品が産まれました!
本作品は、数々の映画賞を受賞しています。園子音監督自ら最高傑作と話しています。が舐めてはいけません。めちゃくちゃグロイです、めちゃくちゃ怖いです、めちゃくちゃ後味悪いです、めちゃくちゃ辛いです。でも、この世界観、最後までどっぷりのめりこんでしまい途中で絶対やめられない。
なんたって人間解体シーンが出てきます。確かにグロいのです。でも、それ以上に人間の弱さ、愚かさ、怖さの方の描写が断然に深く、映像以上に印象に深く突き刺さってくるのです。
でんでん演ずる村田の悪役っぷりがもの凄い!演技が凄すぎる!話術、説得力そんでもって強制力!言葉、表現力がこれほどまでに犯罪の武器になるとは。一見やさしくお人よしにしゃべる村田、しかしそれは自己中心で地獄への道しるべ。人を殺すことなんかお手の物!楽しんで人間を切り刻んで抹消し、魚に食べさせてしてしまいます!死体が出て来なければ犯罪にはならないのですから!!!
一方、吹越満が演じるは、前妻との子供を残し再婚したが全く会話も無い冷めた生活を送る。自分の意思も持たず、断ることも出来ない一家は格好の村田の餌食に。いつの間にか共犯者とさせられた男の行き着く先は・・・。開き直った人間はここまで変われるものなのかと感じてしまいます。
いい意味で期待を裏切られ続ける展開は、先がどうなるかも全く予想できません。どれだけ残酷な結末になるんだろうと不安を抱きながらラストまで突っ走り続けるしかないです。約150分の長丁場ですが、全くだらけさせてくれず、緊張感で息を呑み続けないといけないのです。
こういう映画にエロシーンはつき物ですよね。いわゆるエログロと言われるもの。このシーン必要なのか?って思わせる、いわゆる客寄せ的なエロシーンと感じることが多いのですが、本品には必要不可欠でした。人間の欲望を描くだけではなく、愚かさまで描ききります。個人的には、グロいシーンよりもむしろエロシーンの方が強烈に嫌悪感を感じ、後味を悪くさせました。
特に、黒沢あすかが演ずる村田の妻としての生き様が強烈でした。強い男に惹かれ、裏切る姿がむなしさすら感じてしまう。ラストの彼女の生き様は、同情すら抱いてしまうのです。愛してくれる男を裏切った。しかし最後は愛してくれる男に行き着いた。行き着いた先がまた強烈…。
1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件を参考とした物語だそうで。
っていうか、実際にあった事件なんだね・・・。
トラウマになるだけ。
なんなんだこの映画は…。人が傷ついたり死んだりするのがそんなに楽しいか! 冒頭の冷凍唐揚げの時点からもう吐き気がする。 なんであんなにも旦那のこと嫌いなの? 気弱な人ならどんな酷い目に遭ってもいいのか? 自分の中で何年も落とし所が見つからなかった。 皆さんのレビューに救われたという感じです。
かなり期待外れ
期待していただけにかなり残念。
序盤はでんでんの演技に圧倒されたけど、なんか中学生が考えたようなエログロ的な展開ですごく安っぽく感じた。
登場人物が基本的に狂っているけど、人間の深み的なものも感じず、そこにストーリーも感じなかった。
せめて村田夫婦の過去の描写が少しでもあれば良かったのかな…。
あと全体的に女性の露出の激しいのもよく意味が分からなかった。
なんかもう、ショックでした
ずっと気になっていた作品ですが、
なかなか見る時間がなくて見れてなかったものです。
冒頭十分でわかる冷え切った家族関係。
ごはんが全部レトルトだし、会話が一切なかった。
目も合わさずご飯を食べるシーンが印象的でした。
娘が万引きしたときに出てきた村田がまぁ、
奥さんを寝取りそうだなーと思ったらすぐに寝取られて泣いた。娘も住み込みのバイトに行ってしまうし、
奥さんと娘を人質に取られた状態で人殺しに加担してしまう社本。
村田のマインドコントロール能力の高さに舌を巻きました。ああやって人を操るのか、怖い、、と素直に感じました、、本当に怖い、、、
最後の方の村田を殺して、美津子を家に連れ戻すシーン。
美津子がどの子かもわからない社本を見て
美津子のことなんにもわかってないじゃん、って悲しくなりました。自害した社本を蹴り飛ばしながらやっと死んだか!って言われるなんて辛すぎる、命を賭して生きることを伝えたはずなのに何も伝わらず、死んだことを喜ばれてしまう、、ガーンって感じでした。まぁ、一発で自分のことを当てられない親なんてそんなもんなのでしょうか?わかりませんが。
単純感想としては
妙子さんのおっぱい綺麗!!
愛子が社本に従順になってる時の表情が可愛かった。
大久保可愛かったのにすぐ死んじゃった。
血まみれになる愛子さんすごくいい!!などなど、、
とにかくいっぱい気になるシーンがあって書ききれません。細かく色々と描写されていて良かったです。
途中で止められず一気に見てしまいました。
人には薦めにくいですがいい映画だと思います。
すっっっごく面白かった。
グロなシーンが結構多かったので
彼氏に一緒に見よう!って言わなくて良かったーって思いました!!
人の弱さと強さを感じました。平気という鈍感さは強さである。 常識と...
人の弱さと強さを感じました。平気という鈍感さは強さである。
常識というものは支配を目的として教育する概念。多様性を排除したほうがコントロールし易いからだ。
洗脳についても考えさせられる傑作映画。
何も考えず娯楽としても楽しめる。
伏線回収という演出はテクニックである。テクニックに酔いしれたい気持ちもあるが、ただ情熱で野蛮といのもたまには良い。
気持ち悪い。
気持ち悪くて、えもいえぬ怖さがある。 理解のできないサイコパスキラーがひたすら殺していく話は古今東西1周まわってスッキリするものが多い気がするのだが、この作品はスッキリより先に話から滲み出る生ぬるいような温度感が邪魔をしてくる。二度とみたくないけど、見てよかった。 人に進めるにはちょっと色々前置きが必要な作品かも。
難しい
R18+で、予告観て
エ○とグロはあるのは分かってました。
なんだろうな…観終わったあと、なんだか
煮え切らない感じが残りました。
結局、主人公の社本は、村田の言うとおり
1人ではすっきりさせることができない人間のまま
最期を迎えてしまうから、そこが残念だったのかも。
あそこまで奥さんと娘に酷いこと理不尽なことを
しだしたから、すっきりいく方に変わったのか
と思ったけど…人ってすぐには変わらない。
残念な結末でした。
娘の美津子さんの蛇蝎の如く嫌う言動行動。
仕方ないと思う。多感な時期にね。
でも、今目の前で人を○して、こちらに刃物
持って向かって来るお父さん。
必死に人生について伝えようとしたお父さんに
まあ、、ああ言うよねってなりました。仕方ない。
あと、村田の過去がちょっと想像できるセリフが
村田自身の言葉にあって。
私はそこが一番腹が立った。ギフトって映画の
バディって男性と、もしかしたら同じじゃないか…。
2回観たいとは思え無い。
エロ・グロ・バイオレンスの詰め合わせた作品なのでハッピーエンドや楽しく映画を観たい人は避けた方がいいでしょう、まあR-18指定作品の時点でお分かりでしょう。 無闇やたらにエロのシーンが多く、少し前に監督の悪事が取り上げられたがこう言う所なんだろうなと思いました。
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