冷たい熱帯魚のレビュー・感想・評価
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これほどまでに胸糞悪い映画見たことない
いままでこの世で一番怖いものは幽霊とゴキブリだと思っていたわたしが、なんだかんだ言って人間が怖いんだな…と思い知らされた映画でした…
グロ耐性はあると思っていた方ですが、人間の恐さと汚さとその汚い人間が汚い人間によってバラバラにされていく姿がもう見てられない。こんな胸糞悪いの久しぶり。どんなスプラッター映画であろうがエロであろうがホラーであろうが一時停止したことはなかったのにこの映画だけ3日に分けてみました笑
なによりあの村田、ほんとに無理。
人生経験豊富なハッピーやさしいおじいちゃんだと思ってたのにとんだサイコパス野郎だった。
女を性処理の道具としか思ってなさそうな腐れた性格と同じ人間をまるでお昼ご飯を準備をするかのようにルンルンと遺体を解体していく様、みてられなかった笑
社本は言いたいことが言えない性格が故に村田の助手として共犯者となるが最後の最後でやけくそになって村田を殺し村田の妻愛子までも手に入れ最後は全員裏切って自殺し娘に笑われながら死んでいく姿、もうお見事でした笑
あと社本が警察に通報したあと村田の妻愛子と村田の血で真っ赤に染まって風呂場で取っ組み合いになり最終的には2人とも血で滑りまくってローション相撲のようにグデグデになっていたシーンは爆笑してしまいました笑笑
役者の演技でB級感強くなってる
・主人公の妻の演技がなんとも心情が分かりづらいというか何を考えてるか汲み取りにくいのが欠点。
・村田や愛子の狂気がほんとにおぞましさを引きだしてた。こんな人いたらまじで怖すぎだよ!でんでんさん演技力ヤバスぎぃ!
・主人公のどんどん深入りしてしまって戻れられない不安、殺人に関与した罪悪感、妻子を守りたい気持ち、どろどろと観る側に伝えてくる。。鬱だね。。
ただの悪口
この映画は途中で視聴をやめたのでレビューではない。ただの悪口だ。
この映画の視聴をやめた場面は、最初に主演の嫁がレイプされるシーンだ。顔面をジジイが叩き「もっとぶってください」という。しかも関係性はあって2日目だ。
やめた理由はたったひとつ。意味がわからないからだ。ひとつ目の意味のわからなさはこれが現実を舞台にした作品なのに、レイプされて喜ぶ女を書くという神経のなさ。
勿論そう言った展開が悪いわけではない。avなら結構好きなジャンルだ。しかし、それはリアリティショーと赤字で堂々と演出した映画でやることではない。そこでリアリティは消し炭になる。もし仮にそれが実話であって、妻がど変態のM気質だとしよう。だとしたら、そういった伏線を張るべきだ。たとえ、その理由が後で提示されたとしても、現実で行われたとしてもそこにリアリティはない。例えば俺が昨日ずっと、一日中ノーパンだったと言う。でもそれは誰も信じてくれない。なぜなら、俺が昨日パンツを全て洗濯してしまって、替えがなかったことを知らないからだ。
その伏線もなく「これが現実だ見ろや!」ってドヤ顔でやるのが面白いと思える方向けの映画だ。いきなり登場人物がノーパンである方が、まだリアリティがある。いきなりパイパンくらいならまだ視聴を止めてはいなかっただろう。
勿論、そんな映画を楽しめる人間ならば、俺が折り紙で作ったびっくり箱をプレゼントしても、喜んでマスをかきはじめるはずだ。
なので僕は視聴をやめた。勿論ここから巻き返すことができる可能性は全然あると思う。
でも自分は、この作品が下らない作品であるという完璧に主観的な決めつけをしてこの映画を見ない。
あ、でんでんの演技は好きでした。
えらいもん観てしもた
熱帯魚店の経営者、社本(吹越満)の娘が万引きをしたことによって、あらよあらよという間に、怪奇事件に巻き込まれていく話。
2010年、云わずと知れた園子温作の映画で、でんでん氏が2012年の日本アカデミー賞、助演男優賞を受賞しています。
何の予備知識もなくみたのですが、「えらいもん観てしもうたな」と思いました。グロくて、残忍な血みどろのシーンなど苦手な方は観賞要注意です。自分はちょっと吐きそうになりながらも、途中で止めたりせずに、最後まで観てしまいましたが、エンディングまで貫いてみてしまった自分も「共犯者」になったような気分です。劇場ではなく動画配信サービスで見ましたが、52インチのやや大画面でしたので迫力ありました。(劇場ならば、リタイアしていたかも…)
狂いに狂った常軌を逸した世界が良いか悪いかは別にして、ラストはちょっと理解できず。娘も父親が死んだことを喜んでいるみたいだし。妻に電話をして、「車の中の時計を持って警察へ行け」と伝言するあたりまでは、まだ、まともだったのに。狂気がすっかり伝染してしまったのか、気の弱い主人公が居丈高に人に命令する人間になり次々と人を殺していくのですが、「あっちの世界」へいっちゃった感がありました。
風呂場に死体を運んで、解体作業をするシーンは、もちろん不快極まりないのですが、村田もその妻も、冗談を交えながら、まるで、おままごとでもするように、とんとんと肉を切り刻む姿はリズム感があって、一種、コミカルな感じでもあるので、なおさら怖かった。余談ですが、佐川一政(パリの人肉事件の人)が、あのシーンをもし見たら、何と思うだろうか?
グロだけではなく、エロもしっかり描かれているので、凶暴性、暴力性、残忍性の描写が半端ではなく、衝撃的な作品であることは間違いありません。
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自宅にて鑑賞。実話ベースの園子温監督・(共同)脚本作で所謂「家賃三部作」の第一作。相変わらずタイトルが約20分出ず、どんどん作品に惹き込まれる。好演が光る吹越満の“社本信行”が逆ギレする辺りから実在の事件から逸脱し始め、徐々に作品から距離感を置いてきぼりを喰らう。中盤から後半に進む程、監督お得意の血みどろな描写に繋がって行き、展開に多少の無理を感じる。インパクトは有るが、前半から丁寧に描いた作品の背景(“アマゾンゴールド”にはHPも存在する)が勿体無い。ヤリ過ぎ感溢れるラストも冗長気味。65/100点。
・地球は「青くて丸くてツルツルした星」では無く、「ゴツゴツしたただの岩」だと云う科白が、でんでん演じる“村田幸雄”が支配する本作の世界観を端的に表している。
・鑑賞日:2012年4月27日(金)
胸糞悪いだけ。
グロとエロ。
元ネタがあっても過激にし過ぎ。
よっぽど神楽坂恵を裸にひん剥きたかったんですね。
下品で下劣。見る価値なし。
そしてもう少しきちんと評価するなら、ラストシーン。
この親子ってそれ程歪み、憎しみ合ってたの?
若い継母連れてきたから?
奥さんとセックスさせてくれなかったから?
トラウマを無理矢理残すが如く娘の前で自害する男の気持ちも全くわからないし、別にDVしてたわけでもない死んだ父親を足蹴にしてざまあみろ?心理が唐突過ぎて置いてきぼりになるわ。
そしてここは元ネタとか全然関係ないから、只々陳腐な園の頭ん中を晒しただけ。
残った感想は『しょーもねえ映画』のみ。
奇をてらっただけの駄作。
一言で言うと見なきゃ良かった huluでやってたので見てしまったの...
一言で言うと見なきゃ良かった
huluでやってたので見てしまったのですが、
エログロナンセンスというジャンルなのでしょうか?
全然面白くなかった。
まず妙齢の女性の服装の露出激しいとこからおかしい。不必要。
これはVシネマですか?おっさんしか喜ばない無駄なエロシーンばかり。
こんな映画が賞もらってるとか世の中末だと思います。あほじゃないの?(※荒らしではありません)
でんでんがすごいって、ただ声でかいだけなのでは・・・。
見終わったあと家のお風呂場が怖くなった。
良かった点は、娘がお店で働くことによって人質っぽくとられてしまい、主人公が追いつめられていくところくらいかなあ~
スプラッター映画でも良いのでもうちょと深い作品だったらなあ~
クソみたいな映画
夫の勧め?で鑑賞。
こういうのを面白いと思う心理は分からなくはない。
ただね?景色とか映像としてではく「人は何故、残酷で怖いのか」って所が浅すぎて、何を感じたら良いか分からないんだよね。
映像が刺激的で気持ち悪いだけなの。
…もし自分だったら?
って、どれだけリアルに想像しようとしても、多分ペラペラ話してスグに刑事事件になって終わるわ。
これだけラストで強気になれるんならさ、もっと大事なタイミングで強気になるべきだったよね、この男。
観客の心をつかむのが上手い
静と動が上手く撮られている。
音の使い方やテンポの良さに、冒頭から惹き込まれた。
何よりも、村田を演じるでんでんさんの演技が凄かった。
人を簡単にパンパンパンパン殴れる、暴力慣れしたあの感じ、次々と飛び出す暴言などなど、よくあそこまでリアルに演じられたものだ。
爽快なほど完璧だった。
表では常にニコニコ人懐っこくて面白いおじさん、裏では平気で残酷なことができる極悪人。
似たような人に数人会ったことがあるのだが、皆まさにあんな感じだった。
表と裏の差が大きいのは、『生い立ちの不幸さを持つ極悪人』の共通点なのだろうか。
村田が死ぬ際は、かわいそうに思えた。
とてもかわいそうな人だ。
社本を演じる吹越満さんも素晴らしい。
地味で平凡な人間を演じる、しかし主演としての存在感も出す、ということが見事にできていた。
ただ、どちらの妻も見た目からしてアバズレ丸わかりなのは、安っぽくてもったいなかった。
村田の妻はともかく、社本の妻は服装だけでも露出を控えてほしかった。
村田に寝取られることに、多少は意外性があったほうが面白かっただろう。
グロくて胸糞悪くて救いようのないストーリーだった。
包丁持った黒沢さんが恐かった
弱々しい主人公の周りを囲む登場人物がみんな胡散臭くていい!
まるで楽しくクッキングしてるかの様な、死体解体シーンのでんでんにはひく(笑)
ちょっとビックリしたのが、また、オープニングでゆらゆら帝国の「美しい」が流れたこと。またかよ(笑)と思いつつ何故かテンション上がった!
最終的に、主人公も殺しまくってるし(笑)
娘も後妻が死んで?笑ってるし(笑)
なんじゃこりゃ!っていう映画でした。
この監督の性癖
他の作品見てもそうだが、やたら血とか、エグいとか他の監督がモラル的にやらないのをやってるだけに感じる。嫁が自分以外の男に襲われてるのを見て興奮してんのかな〜〜っておもった。
園子温の作品は結果何が言いたいのか全くわかんない。
何よりもでんでんの演技が素晴らしかったです。 いい人から悪い人に変...
何よりもでんでんの演技が素晴らしかったです。
いい人から悪い人に変わる瞬間が怖い
どこにでもいておかしくないから怖い
人を殺して、バラして、燃やして、捨てて、それを淡々と、笑いながらやるのが怖すぎ
慣れすぎて罪悪感も恐怖心もなくなる、あんな歌いながらやっちゃうのが怖かった
かなりグロいと聞いてたので覚悟してたけどそこは期待はずれでホッとしました(笑)
なんでグロさを感じなかったかは分かりませんが。
ただ、弁護士さんの頭を見せるシーンと最後村田の体に寄り添う奥さんのシーンはキツかったです。
エロも思ってたよりは全然。
最後社本が凶変してからがちょっと急ぎすぎな感じがしました。
村田の奥さんが刺されて笑うシーンまではよかったけど、、そのあとからはちょっと、、
最後の社本の娘が笑いながら蹴飛ばすのも不気味というか、結局全員おかしいこの映画、、、
見終わってもすっきりしない、どよーんとした気分のまま
でもそういうのが邦画っぽくて
そういうのが好きだなぁと思いました
園子温らしい太鼓のドドン!とシーンに合ってない音楽も好きです
絶望の中に一本だけ光を残す終わり方で小気味がいい。
小さな熱帯魚店を営む社本。
娘は再婚した若妻との折り合いが悪く、非行に走っている。
疲れ果てた妻は家事も育児も放棄し、食卓に並ぶのは冷凍食品とバックのご飯ばかり。
しかし社本はそれぞれの問題から目をそらし続けていた。
冷え切った家族と、加速度的に居心地が悪なっていく我が家。
そんな中、社本は娘の万引きで呼び出されたスーパーで村田という同業者の男と出会う。
人当たりが良く、よく笑う豪快な村田に懐く妻と娘。
久しく見ていなかった娘と妻の笑顔を見て心が動く社本に、村田は、娘を更生させるため自分の店で住み込みで働かせないかと持ちかけてくる。
村田は妻と一緒に、問題を抱えた女の子たちの面倒を見ているという。
娘の希望もあって、それを了承する社本。
すると今度は高級熱帯魚の投資話を持ちかけてくる。
あまりにも急激に親しくなることに一抹の不安を感じつつ、絶対に儲かると聞いた妻からの説得もあり、社本は話し合いの場に赴く。
しかし、それが地獄の始まりだったーーー。
うげげげげ、、、、、
スプラッター映画、最近になってなんとか見られるようになってきたんだけど、目をそらしてしまう瞬間がたくさんあった。
風呂場の解体シーン、、、最初は厳しかったけどどんどん慣れていって普通に見られるようになっていくのが我ながら不気味だった。
社本もそんな感じで少しずついつの間にかズブズブ行っちゃったんだろうなぁ、、、
終わり方は最高だった。
変にセンチメンタルになったり無理やりハッピーエンディングにするんじゃなく、圧倒的に救いようのない結末なんだけど、なんとか娘だけが救われる、というか、死なずに済む。別に救われちゃいないよね。
しかしこの娘も結構なクズだから、死ななくて良かった〜とか別に思わなかったけど、まぁ親に振り回され続けたという意味で、大量のクズの中で一番マシなクズだったということかなぁ。
ってか刑事二人して何やってんだよって話。あまりの惨状に立ちすくんでたのかな?
人がガンガン死んでいく様は「アウトレイジ」とか、最近見た「悪の経典」を少し彷彿とさせたけど、この映画は登場人物の全員が見事にクズだから助かって欲しいと思うキャラクターがいなくて、それが見終わったときの爽快感に繋がったんだと思う。
園子温の作品はいつも「何を伝えたいんだろう」「この作品の意図は」とか余計なことを考える隙を与えずに疾走する。
頭の中真っ白、いや、真っ赤になって気持ちいいぜ。
みた
最終が驚いて面白かったけど、血がへんな気がした。ほんものわからないけど
ヤラレタ。
これはかなりグロいところまで、やっちゃった映画だなーっと園子温監督。
でも、ドキドキしながら、うわーどうなるのだ?という気持ちで、最後まで見てしまった。結果、娘は生かされるのだが、その娘も死んだ親父を見て笑い飛ばす始末。最後まで、ヤラレタ。
後味の悪い、でんでんと黒沢あすかの映画
冷たい熱帯魚というか悲しい熱帯魚。
わたし、基本的にハッピーエンドの映画が好きなのです。
どんなに途中悲しいことがあっても、最後せめてわずかに救われるような。
嘘くさくてもうまくいきすぎでもハッピーエンドが好きなんです。
現実世界も悲しいことばかり、うまくいかない事ばかりなのに映画の中でくらい幸せに居させて欲しい。
なのでハッピーエンドが好きです。
こんなにも救いようのない映画を見たのは久々でした。
後味の悪さ500%
映画って、ラストシーンが大切だと思うんです。
フルコースのおデザートみたいに。
でもちょっとこのラストシーンはあまりにもあまりで。。
というか今回「鬼才」という意味について非常に考えさせられました。
人間のおかしな部分とかバイオレンスな部分、狂気を描けば鬼才なのだろうか。
今回、素敵な人が一人も出てこなかった。。
わたしが平凡すぎるだけなのかもしれないけれど狂気がすごすぎて正直分からなかった。
むしろ平凡な主人公がラストで豹変してしまうところで誰しもがそういった狂気をうちに秘めているということをテーマにしているのか。うむ。。
とりあえず、どんな映画レビューにもあるように、でんでんの演技が秀逸。
映画の内容は本当にショッキングというか2時間半、人が殺されてるか血まみれになってるかそんなシーンばかりですが、この方の演技をみるというだけでも意味があるほど素晴らしい。
村田という狂気に包まれた存在をあくまでも「自然」に表現している。
俳優陣は本当に素晴らしいです。個人的には黒沢あすかもすごくよかった!そこらへんに本当にいそうな、なんつーか愛人っぽい色気がいいんだな~。本当に失礼な言い方ですが美人過ぎない感じがいい。芸能人というより本当に近所の奥さんとして存在したらエロいなぁって感じの人。
でんでんと黒沢あすかが死体をバラバラにするシーンとかまじでホントの犯罪現場を見ているような恐ろしさ。そしてそれを悪と思っていないであろうあっけらかんとした空気。こわい。。
ということで俳優陣の演技はそらもう素晴らしい。そして個人的にこの監督作品のカメラワークが好きです。テンポもいいし。
ただ、ラスト20分くらいかな、どーしても、どーしても、ううううううんんん。。。。
と思っていろいろ調べてたら監督のこんなインタビュー見つけたが『もし再編集することが可能なら、でんでん演じる男が吹越満演じる男に刺殺され、黒沢あすかが笑っているくだりでエンドロール、という形にしたい』と言っていたらしい情報をみつけた。
でそのくだりで終わるところを想像してみた。
最高!確かにそこで終わって欲しかった。それがよかった~。
ほんと映画監督って大変ですね。
最終的に、正直どの人も魅力的に見えなかった。唯一素敵だったのは、渡辺哲演じる筒井高康という弁護士の付き人の男の子。唯一すてきだったよ。
でもその男の子もあっけらかんと、ほんとうにあっけらかんと殺されてしまう。
でもあの男の子いなかったら多分わたしこの映画好きになれなかった。
何の希望もない。
何の光もない。人生はいたい。
死にたいわけじゃない。生きたい。
だけど何の希望もない。
そんな映画。
期待しすぎたかな
周りの評価があまりに高いから気になっていたのですが、「すごくグロくてしばらく肉食べれないよ」という声もあったので中々見る勇気が持てませんでした。
そのため、今回すごく気合を入れて、期待を込めて鑑賞してしまったので、自分の中のハードルを上げ過ぎてしまった気がします。
予備知識ゼロで見ればよかった。
うーん、実話を元にしたと思えばとても怖い話だとおもいました。
それくらいしか感想が出てこない。
一番印象に残ったシーンはでんでんが「いい人」から「悪い人」に切り替わるシーン。
あれは3回繰り返して見てしまった。
人間は怖いですよ。
主役から脇役まで上手い人ばっかりなのでマジで怖いです。
気弱な主人公が、怖い熱帯魚屋に犯罪にどんどん引き込まれていく姿は
最初は唐突で強引な感じがしましたが、芝居の迫力で
観ているほうもどんどん引き込まれちゃいましたね。
また、エロもグロもふんだんに盛り込まれているので
非常に刺激的であっという間に観終えますね。
ラストは賛否両論かな。
「痛い」ってメッセージも重要なんだとは思うけど、
それより後の父を蹴る娘の姿のほうが現実なんだと理解しました。
痛さとメッセージよりも、その場の感情で死体を蹴る。
もともとの殺人もその程度のもので、今の世の中にある
命の軽さって感じでしょうかね。
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