冷たい熱帯魚のレビュー・感想・評価
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床ヌルヌル
余韻がある、と言ってしまえば聞こえは良いが、要するに起きてても悪夢が見終わった後も続く。後半は画面がほとんど赤黒く、画面から血の匂いがしてくるようだった。
後味は悪い。が、相変わらずディティールにリアリティーは無い。
吹越満がほんとに追い詰められてて凄かった。この映画は俳優陣の勝利。
ぽい!
一言で言うと園子温監督らしい作品でした。血だらけのシーンとかが多いので苦手な人には良くないだろうな...とは思いますが、私は平気なのでわりと楽しめました!人間は何がきっかけでおかしくなってしまったりするのかわからないなあ、と。日々の積み重ねがひょんなことで狂ってしまうこともあるかもしれないなぁ。
史上最低クラスのクソ映画。
前にHuluで観賞しましたが、本当に酷い映画でしたね。
キャストはいいんですが、エロとグロの表現が凄まじく、特にグロ表現が最低。
まだSAWのほうが断然いいですね。(笑)
この映画がきっかけで園子温監督の映画は観ていません。
もう2度と観ません!吐き気がします!
ヤラレタ。
これはかなりグロいところまで、やっちゃった映画だなーっと園子温監督。
でも、ドキドキしながら、うわーどうなるのだ?という気持ちで、最後まで見てしまった。結果、娘は生かされるのだが、その娘も死んだ親父を見て笑い飛ばす始末。最後まで、ヤラレタ。
後味の悪い、でんでんと黒沢あすかの映画
冷たい熱帯魚というか悲しい熱帯魚。
わたし、基本的にハッピーエンドの映画が好きなのです。
どんなに途中悲しいことがあっても、最後せめてわずかに救われるような。
嘘くさくてもうまくいきすぎでもハッピーエンドが好きなんです。
現実世界も悲しいことばかり、うまくいかない事ばかりなのに映画の中でくらい幸せに居させて欲しい。
なのでハッピーエンドが好きです。
こんなにも救いようのない映画を見たのは久々でした。
後味の悪さ500%
映画って、ラストシーンが大切だと思うんです。
フルコースのおデザートみたいに。
でもちょっとこのラストシーンはあまりにもあまりで。。
というか今回「鬼才」という意味について非常に考えさせられました。
人間のおかしな部分とかバイオレンスな部分、狂気を描けば鬼才なのだろうか。
今回、素敵な人が一人も出てこなかった。。
わたしが平凡すぎるだけなのかもしれないけれど狂気がすごすぎて正直分からなかった。
むしろ平凡な主人公がラストで豹変してしまうところで誰しもがそういった狂気をうちに秘めているということをテーマにしているのか。うむ。。
とりあえず、どんな映画レビューにもあるように、でんでんの演技が秀逸。
映画の内容は本当にショッキングというか2時間半、人が殺されてるか血まみれになってるかそんなシーンばかりですが、この方の演技をみるというだけでも意味があるほど素晴らしい。
村田という狂気に包まれた存在をあくまでも「自然」に表現している。
俳優陣は本当に素晴らしいです。個人的には黒沢あすかもすごくよかった!そこらへんに本当にいそうな、なんつーか愛人っぽい色気がいいんだな~。本当に失礼な言い方ですが美人過ぎない感じがいい。芸能人というより本当に近所の奥さんとして存在したらエロいなぁって感じの人。
でんでんと黒沢あすかが死体をバラバラにするシーンとかまじでホントの犯罪現場を見ているような恐ろしさ。そしてそれを悪と思っていないであろうあっけらかんとした空気。こわい。。
ということで俳優陣の演技はそらもう素晴らしい。そして個人的にこの監督作品のカメラワークが好きです。テンポもいいし。
ただ、ラスト20分くらいかな、どーしても、どーしても、ううううううんんん。。。。
と思っていろいろ調べてたら監督のこんなインタビュー見つけたが『もし再編集することが可能なら、でんでん演じる男が吹越満演じる男に刺殺され、黒沢あすかが笑っているくだりでエンドロール、という形にしたい』と言っていたらしい情報をみつけた。
でそのくだりで終わるところを想像してみた。
最高!確かにそこで終わって欲しかった。それがよかった~。
ほんと映画監督って大変ですね。
最終的に、正直どの人も魅力的に見えなかった。唯一素敵だったのは、渡辺哲演じる筒井高康という弁護士の付き人の男の子。唯一すてきだったよ。
でもその男の子もあっけらかんと、ほんとうにあっけらかんと殺されてしまう。
でもあの男の子いなかったら多分わたしこの映画好きになれなかった。
何の希望もない。
何の光もない。人生はいたい。
死にたいわけじゃない。生きたい。
だけど何の希望もない。
そんな映画。
『冷たい熱帯魚』
吹越満、神楽坂恵、渡辺哲、でんでん、まずこのキャスティングに唸った。
また黒沢あすかのサイコな演技とサイコ以外の演技が凄い。
瀬戸夏実のイカレた感もたまらん。
グロとエロだけじゃないシーンにこそ俳優の演技が輝る、そんな映画でした。
これぞ、エンターテインメント!
何度観ても
でんでんは怖いし
黒沢あすかの狂いっぷりもギョッとします。
これは、絶対に他人におすすめできませんね。
ラストは最高だと思います!
これぞ、エンターテインメント!
大好きです。
苦手……
私がこんな映画慣れてないので、怖い、気持ち悪い…でした(ToT)
後半ずっとしかめっ面(>_<)
こんなこと、ホントにあったら恐ろしい(+_+)
俳優さん、演技は素晴らしいですけどね!
あ、女性陣は除いて(;゚д゚)
ぐろてすく
久々に邦画を観た気がする。
題名に付いている熱帯魚という単語は、
話に於ける核の一つかな感じる。
死体を魚に食べさせるところ
行きた魚をわにに食べさせるところ
下品で淫らな欲情の表し方がすごくうまく描かれていた。
アイは、結局は結局のところ本当のご主人基愛情を探していたのか、
それともただ単に利用のできる存在を探していたのかは、
最後のシーンで明確になったと思う。
主人を殺したいだなんて思わない。
殴られても殺されかけてもただ愛情をくれる人がほしいだけ
でんでんとの関係はすごく淡々としているように見えて
お互いのことをすごく良く考えていると思った
仮面夫婦の主人公よりもいい関係だと率直に感じた。
ただエンディングは駆け足になっていたかなと感じる。
妻を殺す理由がいまいち謎だし、
狂気的にはなりきれていない感じがするし。
主人公に刺されてからのでんでんの演技は素晴らしかった。
彼の過去のトラウマは、きっと映像や言葉だけでは表現できないと思うけど、
あのぼそぼそというつぶやきと彼の今までの言動のギャップによって
表されている内容のほうが、よっぽど狂気的だと感じた。
時間軸はあまり関係がないように感じたから、
途中途中の効果は微妙に思った
しかしながら最後まで人を離さない衝撃感と
突風感は素晴らしい。
期待しすぎたかな
周りの評価があまりに高いから気になっていたのですが、「すごくグロくてしばらく肉食べれないよ」という声もあったので中々見る勇気が持てませんでした。
そのため、今回すごく気合を入れて、期待を込めて鑑賞してしまったので、自分の中のハードルを上げ過ぎてしまった気がします。
予備知識ゼロで見ればよかった。
うーん、実話を元にしたと思えばとても怖い話だとおもいました。
それくらいしか感想が出てこない。
一番印象に残ったシーンはでんでんが「いい人」から「悪い人」に切り替わるシーン。
あれは3回繰り返して見てしまった。
怖いが面白い
ヒミズなどこれまで見た園子温作品と違い、まさにこちらが王道というべき内容だった。一つ踏み違えると、人間は一気に落ちてしまう感じがよく出ていて怖い。ラストですっかり悪の手口を会得した社本が、自殺せずに生き残った方がより怖かったが。
園監督の血糊は絵の具の匂いがする。
園監督の作品を観たのは、
これでまだ二本目なのですが、
この方は本当はもっと恐い作品を
リアリティを持って撮れる方なのかなと。
きっとあまりの恐ろしさに、
「嘘なんでしょう?」
と感じたい観客に「そうだよ」と上映中は
サービスで答えてくれているだけで。
だからこの監督の作品の血糊は
どこか絵の具の匂いがする。
けれど、映画が終わった後にべっとりと血生臭い何かをを塗り付けられたような気分になる。
人の持つ暗く、恐ろしい部分は理性で抑えているだけで誰にでもある。「実際の事件からの着想」という注釈があまりに重い一本です。
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