君に届け

原作既読。
やっぱり、漫画とは違うなー。
「別物」とまでは言いませんが、原作を読んで映画を見ると違いが目につきます。

まず、爽子のスカートが短いことにビックリ(笑)
そしてピンがピンじゃない。

ストーリーは詰めこみすぎ。
漫画の印象的なエピソードを全部詰め込もうとしてる分、内容が浅くなってる感じ。
ちづやあやねとの友情や風早を好きな気持ちを、もっと深く描いて欲しかったな。
あと、爽子が暗いだけな印象で。
爽子は暗いわけじゃなくて、心の中ではもっとポジティブな感じなのに…。
爽子の内面をもっと描いてくれてたらよかったな。

せっかく多部未華子ちゃんや三浦春馬君がイメージぴったりだっただけに、ただただもったいない。

原作が好きな分不満点が多くなってしまったけれど、原作と切り離して考えれば十分面白かったです。

青春もので話は面白かったけど、時間が長く感じられた。
こんな純粋な子いないよ、と思いながらもそこはそんなに不快には思わなかった。

届いてよかったねくるみうざい

キャスティング、カメラワーク、脚本最高。
本編128分は至福の時間。
高校生活、恋愛、友情、親子愛も丁寧に描かれている。
エンディングテーマもflumpool『君に届け』も最高。
エンディングロール中に吉田千鶴＆真田龍、胡桃沢梅＆矢野あやね、爽子の父＆母などの幸せな映像もあり、エンドロール後の風早翔太＆黒沼爽子も必見。