白いリボン

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劇場公開日:

白いリボン

解説

「ピアニスト」「ファニーゲーム」などで知られるオーストリアの鬼才ミヒャエル・ハネケによるミステリー。第1次世界大戦直前の北ドイツを舞台に、教会や学校の指導でプロテスタントの教えを守って暮らしてきた小さな村の住人たちが、次々と起こる不可解な事故によって不穏な空気に包まれていく様子をモノクロ映像で描きだす。カンヌ国際映画祭パルム・ドール、ゴールデングローブ賞外国語映画賞をはじめ多数の映画賞を受賞。

2009年製作/144分/G/ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア・ドイツ合作
原題または英題:The White Ribbon
配給:ツイン
劇場公開日:2010年12月4日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 アカデミー賞(2010年)

ノミネート

外国語映画賞  
撮影賞 クリスティアン・ベルガー

第67回 ゴールデングローブ賞(2010年)

受賞

最優秀外国語映画賞  

第62回 カンヌ国際映画祭(2009年)

受賞

コンペティション部門
パルムドール ミヒャエル・ハネケ

出品

コンペティション部門
出品作品 ミヒャエル・ハネケ
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映画レビュー

3.0謎解きメインではないです

2024年10月26日
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4.0白が不気味に感じる

2024年10月24日
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怖い

STORYは第一次世界大戦前夜のドイツ北部のある村が舞台になっている。
この村ではプロテスタントの小さな村で不可解な事件が発生します。
裕福な男爵家族と教師、牧師の家族と農民と様々な家族を主体に描かれている。
事件の犯人は誰か?…

いや〜なんか胸糞すぎる作品です。
映像もモノクロで、ラストまで『嫌な雰囲気』が漂わせる。
そんなに酷い描写が無いが、父親の体罰や、暴力と親と子供の関係性を容赦なく酷く写し出されている。
常に閉塞感があり居心地が悪い感覚になる。

特に牧師と医者の存在は最低で、善人ズラした悪魔に近い存在だった。
後半に近づきこのモヤモヤしたものは何だろう?犯人は誰なのか?えっこれミステリー、サスペンス?と混乱するが、男爵の妻が別れを切り出すシーンで『この村に居たく無いと、悪意、嫉妬、無関心、暴力、迫害に満ちている』と。
そうか、自分はただただ見せられているだけで、謎解きも無しで伏線回収も無いんだと思ってしまう。

ラストの何事も無い映像が流れているのも変に納得でき、子供達はどんな大人になってしまうのか?なんて考えてしまう。恐ろしい映画だった。

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アキより

5.0狂ってますね

2024年10月18日
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見た当時には感想とか書いたりして無かったので思い出しながらの感想です!
最後に誰が犯人とか一切言わないが
状況証拠だけで誰がやってるのか分かりますからね!
あの子供たちがいずれナチスとかになってるんだろうな!
 しかも終始漂う不穏な空気感とかヤバ過ぎるんよ。
ハネケ作品は隠された記憶とか愛アムールとか逆ディズニー作品ばかりで信用しかできません(愛アムールや白いリボンより怖いホラー映画とかほとんど無いってくらい怖い作品だったりするし)

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お主ナトゥはご存じか2世

4.0【”人間とは、欲望を抑圧する程、秘めたる悪性が顔を出す生き者なのである。”今作は、ミヒャエル・ハネケ節全開の、悪意と嫉妬、無関心と暴力をモノクロームの映像で静なトーンで描いた恐ろしき作品である。】

2024年10月16日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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NOBU