ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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デビッドフィンチャーの駄作
ただのfacebook製作者の話し
多分、Facebook側からの監督指定だったんだろーけど彼が監督する必要はなかった
映画化する程のサクセスストーリーがあるわけでもないところが逆にリアルでいいと捉えるべきか。。。
唯一良いのは映像がデビットフィンチャー
らしい色が濃い目でおしゃれ
成功と、その影と
若いっていいなぁ
丁寧な面白さです。
Facebook創始者の、事実に基づいた作品です。
ヘタに風呂敷を広げられたら嫌だなぁと心配していましたが、脚色は適度なようで、個人的には好感が持てました。
派手な内容ではありませんが、最後までしっかり作られております。
特に設定が良かったです。
金のなる木(主人公)に群がる群像劇であり、未熟な若者の嫉妬やプライドの心情劇でもあります。
そこを壮大稀有にしなかった描写が、真実味を帯びており、物語に引き込む要因とだ思います。
最近流行りの伝記作品の中では成功しています。
また、役者陣もいい演技をしておりました。
いや、正直演技が上手いかどうか評価出来るほど目は肥えていないんですが、この作品では、若者独特の「危うさ」が醸し出しているかが、のめり込み所だと思います。
そういった意味では、本当にいい演技をしておりました。
骨太な作品が好きな方にオススメです。
元はパクリが本物に
オープニングからタイトルが出るまでの数分間(もっとかな)
ここは結構大事。
「話が跳びすぎてついていけないわ」
というセリフがあるのだがこの映画全体にも当てはまる訳ですな。
ここで乗れなかったら たぶんつまらない。
実在の人物の話を語るのに
スタンダードな流れで描くのとツイストの効いた展開で描くケース、この映画は後者。それもかなりの変速・変則で。
2時間弱があっという間に過ぎるのですが
それはこのスピードと流れのためだと感じました。
フィンチャー監督らしさといえば
そのぐらい。あんまり特殊な演出はなかった気がする。
(英国ボートレースシーンのビジュアルは良かった)
つまらなかった訳ではないが
ドラマチック的展開が少ないのと
主人公の特異さが小粒な感じ。
ドラッグやる奴がぶち壊しにするのもよくある展開。
(これは事実だろうからしかたないですが)
(余談)以前、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスの話を描いた
「バトル・オブ・シリコンバレー」という米TVドラマをレンタルビデオで見たことがありますが、そっちのほうがずっと面白かったです。
急成長企業の裏側
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
冒頭のザッカーバーグの傲慢で歪んだ性格を表現するための、本人が侮辱とは気が付かないままに行われる畳み掛けるような彼女への連続の侮辱ぶりがあまりにもわざとらしかったので、大袈裟でくだらなそうな作品なのかとも思った。
だが多少大袈裟だったり詰め込んだりしている感はあるものの、わずか数年で急成長したフェイスブックのごとく次々に展開していく早くて止まらない物語に引き込まれた。インターネットを縦横無尽に使いこなし、ハーバードという超名門大学の人的ネットワークを生かしてあっという間に物事を進めていくその疾走感に痺れる。多くの人々が羨む@harvard.eduのメールアドレスに代表される排他性を作品中に時々滲ませる高慢さも、この映画には会社設立と成功のための重要な要素だ。この手のネット系新興企業にありがちな、設立の経緯に関して問題がフェイスブックにも起きていることはなんとなく聞いていたので、それが映画という形で表現されると相当にわかりやすい。もちろん映画の全てが真実ではないのだろうが、こういうことってありそうだよなと現在の若者の起業家の生き様がとても興味深かった。
ただしザッカーバーグが10代のころからつきあっていた彼女で最近結婚した中国系の同窓生プリシラ・チャンのことが出てこなくて、ただの女にもてない偏屈なおたくとして終始描かれていたのは意外だった。これだけ女の話が出てきたのだから、そのあたりはしっかりと取り入れてほしかった。
テレビ地上波の放送で観たのだが、二時間の放送枠ではかなり短縮されているようだ。面白かったのでいつかノーカット版を観てみたい。
ドキュメンタリー風の映画
フェイスブックが成功したエピソードを知っていたので、それをそのまま映画化したという印象です。
残念ながら、賞を総なめにした理由が分かりませんでした。
フェイスブックの成り立ちがよく分かるので、そういった意味で鑑賞を勧めます。
ストーリーがテンポよく進むので、あっという間に終わりました。
早い展開なので、登場人物や物事の背景を深く考える余裕はありませんでした。
成功した理由を見ると人間はブランドや評価などにこれ程惹かれることがよく分かりました。
何回見てもすばらしい
4年前に映画館で見て、
それから借りて何回か見ているので、今回で4,5回目くらいの鑑賞でした。
そして回数を重ねるごとに、この映画のすごさに圧倒されます。
最初はマークザッカーバーグ氏の成功に密着した映画かと思いきや、事実とは大きく異なる部分が多いようです。
それよりも、多くの要素が含まれた映画だと思いました。
また、カメラの動きも素晴らしいと思います。
全く気がつかないような細かい工夫から、はっきりと素晴らしいと感じさせられるボートレースのシーン。などなど、とてもオシャレだなあという印象でした。アカデミー編集賞を取ったのも納得できます。
評価を4.5にしたのは、4年前に見に行った時のことを思い出し
まだfacebookをやっていなかった自分にはイメージしづらい部分があったので、
SNSの本質にもう少し触れるべきかなと思ったからです。
それ以外は文句なしの傑作です。
ぜひ、多くの人に見てもらいたい。
おもしろい
秀作!
観て良かった○
セックスをする相手はいるのか?
映画「ソーシャル・ネットワーク」(デビッド・フィンチャー監督)から。
冒頭「話が飛んでついていけない」という台詞をメモしたほど、
テンポよくストーリーが展開する。
フェイスブックが、これほど普及したポイントがいくつかわかった。
「友達の情報がみられるサイトを作ろう」が発端であり、
「大学の社交(ソーシャル)の全てをネットに持ち込むんだ」と意気込む。
「交際ステータス、興味あること、セックスをする相手はいるのか?
みんなが何より知りたい情報だ」と語り、
「その情報の中心が『ザ・フェイスブック』なんだ」と根底に流れている
考え方がわかったのは、とても有意義であった。
また「シンプルで、派手でも下品でもない」サイトのデザインに、
「サイトに商品広告はダサイ」「広告はクールじゃない」と言い切る。
こうした視点で、自分も参加しているフェイスブックを眺めてみたら、
確かに、私の社交(ソーシャル)の部分が、浮かび上がっていた。
ただ「セックスをする相手はいるのか?」って情報は、
今の大学生には知りたい情報かもしれないけれど、大人の私たちには
どうでもいい情報である気がしている。
まぁ、ビデオテープもインターネットも「アダルト」がなければ、
こんなに普及しなかっただろう、という人もいるから、
なんでも爆発的に広がる時は、こうした「エッチネタ」は大切な要素、
そう思って、気になる一言に採り上げた。いかがだろうか?
P.S
「『ザ』」を取れ」というアドバイスが、ターニングポイントかな。
「ザ・フェイスブック」と「フェイスブック」、シンプルさは明らかだ。
なぜこの作品がアカデミー賞作品賞を受賞しなかったのか。。。
見たの11月ですけどレビューを書いておきます。
まず見て思ったのが「なぜこの作品がアカデミー賞3部門止まりだったのか」ですね。英国王のスピーチは見ていませんが、英国王のスピーチはどうあれこの作品がアカデミー賞作品賞をとるべきだったと思います。
全体的にはとても速いテンポで進んで行きました。
最初の女子大学生の格付け、あそこはとても楽しかったですね。
「facebookの原点はこれなのか!」なんて思っちゃいました。笑
それからはずっとfacebookが出来るまでの裏切りなど・・・。
最後のジェシー・アイゼンバーグ演じるマーク・ザッカーバーグがルーニー・マーラ演じるエリカ・オルブライトのfacebookの「友達になる」を押し続ける所は興味深かったですね。
真実はどうあれ、とても楽しむことが出来ました。
僕的にはアンドリュー・ガーフィールドが演じたエドゥアルドが一番好きですね。
これは自信を持ってお勧めすることができます。
作品自体は素晴らしいが…
冒頭の会話がこれはテンポの早い作品だということを示唆させる。
Facebookについての知識をあらかじめ知っておかなければ作り手の言いたいことが上手く入って来ないだろう。
この作品は、Facebook自体が主人公である。この主人公が世界一のSNSになるまでの波乱を描いている。
デイヴィット・フィンチャー独特の暗い画作り。ストーリーに即した音楽。現在進行形のまさに現代の物語だが変にポップにしなかったことが素晴らしい。
俳優たちの無理に力んでいない演技、特にショーンを演じたジャスティンは光っていた。
作品自体は素晴らしく、映画である以上は脚色も避けられないことだが、Facebookという今も成長を続ける主人公を表すには、2時間では足りなく、時期もまだ早すぎたのでは無いだろうか。
Facebookという存在が日常化していない国々-日本も含め-では、この作品が本当に評価されてくるのはまだ先のことのように思われる。
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