きょーれつ!もーれつ!!古代少女ドグちゃんまつり! スペシャル・ムービー・エディション

劇場公開日:

きょーれつ!もーれつ!!古代少女ドグちゃんまつり! スペシャル・ムービー・エディション

解説

土偶の神様・ドグちゃんが妖怪と戦う姿を描くTVコメディ「古代少女ドグちゃん」を、「片腕マシンガール」の鬼才・井口昇が映画化。主演は谷澤恵里香。1万年の眠りから覚めたドグちゃんは、土偶の相棒ドキゴローとともに、現代に蘇った妖怪たちを次々と退治しながら、引きこもり少年・誠の心も開いていく。TVドラマを再編集し、幻のパイロット版が劇中劇として追加された構成となる。

2010年製作/G/日本
配給:日活
劇場公開日:2010年2月20日

スタッフ・キャスト

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(C)古代少女製作委員会

映画レビュー

4.5これぞ、まつりだ!さぁ、まつりだ!!

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

上映前のトークショーはお祭り騒ぎでした(笑顔)

相変わらず井口監督はコロコロしていてアンパンマンみたいだし、
森田涼花さんは「シンケンイエローは演技じゃなくて地だったんだね」と
大きくうなずいてしまうほど、天然ボケ大爆発。爆笑をかっさらう。誰が主役かわかんない。

「映画は観てくれましたか」と質問され
「ラストに感動して泣いちゃいました」と回答したときなんぞ、
「(大丈夫か、この娘は??)」と登壇者から奇異な目線を浴びせられ
なんとも微妙な空気に包まれてしまっていました。もっとも本人はケロッとしてたけど(苦笑)

イベントの終盤には、
谷澤さん、森田さんの
決めポーズなるものが披露され
前方に座る男性陣は拍手喝采!大喜び!!

わたしは、
そこでも魅せた
森田さんの天然ぶりに
「もし、これ演技だったら天才だよな」と
あきれているのかリスペクトしているのか
ヨクワカラナイ感情で、大爆笑しておりました(笑顔)

☆彡     ☆彡

作品は
正直ふざけまくってます
ただ、ここまで徹底しているとっても清々しい!

『片腕マシンガール』
『ロボゲイシャ』

どちらも井口監督ですが、
『片腕マシンガール』で
そのおふざけぶりの免疫はついていましたので、
笑う気満々で映画館に来ていましたし、事実、
その通りの内容に、最初から最後まで、笑いがとまりませんでした。

映画なのにTVばりにCMが流れるし
(イナゴプリン、一度食べてみたいな)、
作品の途中には、なんと2分間のトイレタイムがある
(決して『沈まぬ太陽』のように3時間半もありません)。

さらに、こんなB級作品なのに、
上川隆也さん、斉藤由貴さん、ソニンさんと
役者陣も無駄に豪華で、いつもの姿からは想像もできないはじけっぷり。

斉藤由貴さんが、自分の息子、窪田くんに
「あなたは、おっぱいにつられているだけなのよ!」と叫ぶときにゃ、

それまで散々、谷澤さんのGカップのバストをアップのベストショットで
撮りまくっていましたから、説得力抜群&斉藤さんにそんなセリフを言わせるか、で大爆笑。

と、笑いに笑わせておきながら、
ラストは森田涼花さんが感動をしたというラスト。

そこまで笑いすぎていて
涙は出ませんでしたが、たしかに
井口監督作品にしては珍しく、涙を
取りに来るストーリーになっていました。

ここは窪田くん、
B級作品にそぐわない大熱演でした(苦笑)

☆彡     ☆彡

映画の後には、
企画段階のパイロット版も
おまけとして上映されます。

こちらは、血も出まくるし、
セクシー女性が出まくるし、
かなり、グロイしエロイです。

これが、このままテレビで放送されていたとしたら・・・

さすがに深夜でも抗議が殺到してただろうな(苦笑)

作品タイトル“まつり”に
ふさわしく、これぞ祭りってな感じです。

ここまでバカを貫くと気持ちいいし、
私自身、かなり楽しめましたので、
通常とは、ちょっぴり基準の異なるAとさせてもらいます。

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septaka

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