ランデブー!

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ランデブー!

解説

女優を目指して田舎から上京しためぐるだが、なかなか夢が叶わずに、3年が過ぎようとしていた。そんなある日、オーディションに向かう途中で携帯電話を拾う。矢島と名乗る男からの電話に出ためぐるは、しばらく携帯をあずかるはめになるが、おかげでとんでもない事件に巻き込まれる。「結婚できない男」「特命係長 只野仁」などヒットドラマを手がけてきた脚本家の尾崎将也が、初監督に挑む青春コメディ。主演は音楽グループ「AAA(トリプル・エー)」のボーカル、宇野実彩子。

2010年製作/G/日本
配給:ジョリー・ロジャー
劇場公開日:2010年5月15日

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(C)2010 「ランデブー!」製作委員会

映画レビュー

3.0名脚本家名監督にあらず(評価は期待値込)

2011年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

やっぱり
脚本家と監督は別物なのかな
北川悦吏子さんの初監督作もイマイチだったしな・・・
そう考えると両立できている大森美香さんってスゴイよなぁ

尾崎将也さんが脚本で
植田尚さんが監督をされれば
もっと映画っぽい作品になった気がします
(『まっすぐな男』『白い春』『特命係長・只野仁』の組み合わせ)。

“適材適所”
そんな四字熟語がありますが、
こういうことを表すのかな、と、
ギリギリ間にあった最終電車の車内で
作品を振り返りながら、独りごちてしまいました。

演出、あまい。
テンポ、あまり良くない。
話のメリハリ、あまりない。
音楽、シーンとあっていないところあり。

映画タイトル『ランデブー!』
待ち合わせ、デートなどを意味するフランス語。

携帯の活用、すれ違い、
サラッと語る重みのあるセリフなど
脚本は尾崎将也さんっぽいところが見受けられたのですが、
ドラマの尺と映画の尺の違いなのか、緊迫感に欠けていました。

ドラマの脚本みたいに、
CM入りを意識しながら、
小刻みに盛り上がりを作り、それを
映画の尺にあわせればよかったような気がするのですが、
“言うは易し行うは難し”であって、作っている側から
すれば、きっとそんなことは最初から百も承知のはず。
それでも上手く行かないのが、映画の難しさたる所以なのでしょう。

◇   ◇

キャスティングは
尾崎さんお気に入りの
役者さんを使い切ったんじゃないかな。

宇野実彩子さん、昨年6月撮影の今作出演ののち、
今年1月クールに放送された尾崎さん脚本『まっすぐな男』に出演。

田山涼成さん、近江谷太朗さん、
尾崎さん脚本『特命係長 只野仁』に出演。

おまけに、尾崎さんの奥様も出演。

そこに宇野さんとW主演の
川野直輝さんは元ジャニーズ事務所という、
AAAからするとなんとも微妙な俳優が共演していて、
作品内容だけでなく、こんなところまでも小規模公開っぽくなっていました(苦笑)

☆彡     ☆彡

終盤の作品内の
田山さんが絡む記事は
尾崎将也監督から宇野実彩子さんへの
メッセージと受け取ったのですが、果たして真意のほどはどうなのか。

解釈が合っていたとすれば、
次回作品も出演されるのは間違いないと思います(笑顔)

これだけ感想が浮かんでくるほどインパクトを
受けたのは事実ですが、1,800円を払うのは、ちょっと高いかな。
そんなこと言いながら、2,000円払って舞台挨拶に参加したんですけどね(苦笑)

次回作への期待を込めて、3.0点とさせていただきます。

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septaka