トロン:レガシー

劇場公開日:2010年12月17日

解説・あらすじ

映画史上初めて本格的にコンピューターグラフィックスを取り入れた作品として話題を集めた1982年のSFアクション「トロン」の28年ぶりとなる続編。

デジタル界のカリスマ的存在だったケヴィン・フリンが、息子サムを残して失踪してから20年が経った。27歳になったサムは父ケヴィンから謎のメッセージを受け取り、父が創造したコンピューターの世界に入り込む。そこで独裁者クルーに命を狙われたサムは、謎の女性クオラに助けられる。この世界に隠された恐るべき秘密を知ったサムは、父についての手がかりを握るクオラとともに、クルーを相手とした戦いに身を投じていく。

前作でケヴィン・フリンを演じたジェフ・ブリッジスが引き続き同役を務め、息子サムをギャレット・ヘドランド、謎の女性クオラをオリビア・ワイルドがそれぞれ演じた。主にCMディレクターとして活躍してきたジョセフ・コジンスキーの長編監督デビュー作で、最新技術を駆使した革新的な映像で没入感たっぷりに描き出した。エレクトロデュオ「ダフト・パンク」が音楽を担当。2025年には本作の続編となるシリーズ第3作「トロン:アレス」が製作された。

2010年製作/128分/G/アメリカ
原題または英題:Tron: Legacy
配給:ディズニー
劇場公開日:2010年12月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

ノミネート

音響編集賞  
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映画レビュー

4.0 映像と音楽がかっこいい

2022年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

単純

興奮

ディズニープラスで鑑賞。
行方不明となった父ケヴィンを探すため、息子のサムがトロンの世界に入り込み、そこで出会った女性クオラと共に隠された秘密を探っていきます。

私は、前作のトロンを全く知らない状態で鑑賞しましたが、この作品だけでも普通に楽しめる内容となっていました。
光の演出や多彩なメカで表現したコンピュータの世界はかっこよく、ただ眺めているだけでも興奮し続けていました。また、トロンの人間がプログラムとして動いている設定もユニークで、そんな彼らとディスクやバイクでバトルをしているシーンはどれも見応えがありました。
音楽はオーケストラと電子音をミックスさせたものが多く、トロンの世界観と見事にマッチしていました。
ストーリーはSFアクションだけでなく、親子の絆も描かれていたので、サムとケヴィンの関係性が丁寧に描かれているように感じました。

ディズニーではマイナーな作品となっていますが、映像と音楽はどれもかっこよくて迫力があるので、SFアクションが好きな人に強くおすすめしたい映画となっています!

それと余談ですが、上海や今後フロリダにオープン予定のトロンのバイクコースターに乗ってみたいです。

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Ken@

4.0 受け継がれるもの

2025年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

驚く

前作『トロン』と続けて見るととても面白い
28年の歳月でここまでCGはレベルアップしていたのだ

親父と息子の物語なのだ
ジェフ・ブリッジスが前作と同じ役でその息子が主役
2人とも自室に戻るとまず最初にやるのがTシャツの着替えるのが面白い
前作『トロン』で彼が何故あの場面で着替えるのかが分からなかった
女子はいるし話は深刻なはずなのに…
女子はマエカノだと言うことを知らせるためだったのかも
そんな事が気になってたら息子も着替えていたのだ
そしてその場には必ずアランが居るのだ 実に面白い

今回のトロンはとてもSWっぽかった、もし奴らが地上に現れたらかなりやばい事になるだろう

CGを主体とした作品は鮮度が命であると2作品を見てつくづく思う
作る側が少しでも気を抜いてしまうと今の人達は目が肥えているので直ぐにアラを見つけてしまうのだ
特に映画なのだから映画館で見るとなおさらなのだ
この『レガシー』も映画館で見てとても感動したはずなのにさっぱり覚えていない、私は何のために見ているのか…
でもそれでいいのだ!
今見て初見のように楽しめるのだからお得なのだ
忘れないうちに『トロン・アレス』を見なくては‼️

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カルヴェロ

3.5 現実世界の人間がデジタル化されてコンピューター世界に入る2作目

2025年9月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

アバターでは無いので入ってる間は現実世界には存在せず、コンピューター世界の数時間が現実世界の数分という設定だった。
冒頭の平面グリッドが立体化し、複雑になって街並みに変化するオープニングが1982年の『トロン』から28年間の進化を表現してる様で引き込まれた。
ジョセフ・コジンスキーの長編監督デビュー作である。
そして後に映画監督をするオリビア・ワイルド(『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019年)、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022年))が若い。

続編となるシリーズ第3作『トロン:アレス』が2025年10月10日公開予定。
これまでの「現実世界の人間がデジタル世界へ足を踏み入れる」構図が逆転して、デジタル世界から現実世界へと現れた超高度AIプログラムのアレスが、現実世界と人類を脅かす存在として描かれる。
ケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスは3作目でも出るらしい。

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ナイン・わんわん

3.0 トロン:レガシーです。

2025年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

驚く

斬新

続編です。前作の映像表現のバージョンアップな感じです。門型の偵察機やライトサイクルのレース、ディスクを使ったバトル等。
内容的には前作と似た感じ(電脳世界に迷い込む)ですが、デジタル生命体アイソーとか言う新しい設定も有ります。基本的に斬新な映像を楽しむ映画です。

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池田輝政

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