マルドゥック・スクランブル 圧縮

劇場公開日:

解説

第24回日本SF大賞を受賞した冲方丁の小説を3部作で映画化する第1部。未来都市マルドゥックシティの少女娼婦ルーン・バロットは、裏社会の陰謀に巻き込まれ命を落としかける。しかし、人命保護を目的とした緊急法令「マルドゥック・スクランブル09(オー・ナイン)法」によって救われ、禁じられた科学技術を身に宿したバロットは、相棒のネズミ型万能兵器ウフコックとともに自らが巻き込まれた陰謀に立ち向かっていく。

2010年製作/65分/PG12/日本
配給:アニプレックス
劇場公開日:2010年11月6日

スタッフ・キャスト

監督
原作
冲方丁
脚本
冲方丁
キャラクターデザイン
鈴木信吾
中井準
総作画監督
鈴木信吾
中井準
メカ・銃器デザイン
大久保宏
色彩設計
海鉾重信
美術設定
塩澤良憲
美術監督
野村正信
撮影監督
福士享
音響監督
三間雅文
音楽
Conisch
主題歌
本田美奈子.
アニメーション制作
GoHands
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(C)マルドゥック・スクランブル製作委員会

映画レビュー

2.5世界観についていけない

2024年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺されかけた少女が、犯人を追い求めながらも、自らの再生を目指す物語。 冲方丁原作のSFサスペンス。この映画の脚本も冲方丁自身が担当されているようですね。 作画はしっかり。キャラデもアクションも劇場版クォリティ。 声も、主人公には人気の林原めぐみを起用。不幸な生い立ちから、人生に絶望した主人公を上手に演じていました。 ただ、物語の世界観の説明が不十分で、上手に物語に入っていけません。 また、数少ない登場人物の周囲だけで物語が進行してしまい、全体像が見え難くなってもいます。ラスボスの存在感が希薄になっていったのも、それも原因かもしれません。 私的評価はやや厳しめです。

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よし

4.0まだ三分の一だからなんとも

2024年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

シェル・・・殻 ボイルド・・・ゆで卵 ウフコック・・・半熟卵 バロット・・・孵化直前に茹でられた卵 シェルは中身のない殻だけの男。 ボイルドは既に完成された大人の男。 ウフコックは自分が何者なのか模索しているネズミ。 バロットは自己が形作られる前にサイボーグ化した少女。 生きるために自己の有用性を示そうとするネズミと生きる理由そのものを探す少女の「生きる意味」を問うSF。 または、マルドゥックという都市で繰り広げられる卵たちの交差。マルドゥック・スクランブル…エッグ。 途中で出てくる殺し屋っぽい人たちにはお肉由来の名前がついている。 肉体を失った卵たちの対比としてお肉なのかと思ったが、妻は生まれる前の卵に対して既に生まれている肉、子どもと大人の対比ではないかと言う。 今後の展開でサイボーグ化について、単なる設定なのか意味を持つのかによって見方は変わってくるかなと思う。 三部作を一本の作品として考えた場合、まだ三分の一しか観てないわけで、今のところはこんな感じかな。面白かったけどね。 冲方丁という人の他作品から想像するに、ウフコックとバロットの説明されない関係性が重要になるだろうから要注目。 あとは、体を激しく動かさないガンアクションがクール。

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つとみ

3.5完全版も観たいです。

2019年6月29日
iPhoneアプリから投稿

これだけ短時間の中に独特な世界観を巧く映像化したものだと感心しました。 だからと言って態とらしい説明が入る訳でも無く、展開もスムーズで面白かったです。 あのような終わり方だったので続きも当然観ますが、積みっ放しになっている原作も読んでみようと思います。

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刺繍屋

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