マルドゥック・スクランブル 排気
劇場公開日 2012年9月29日
解説
第24回日本SF大賞を受賞した冲方丁の小説をアニメーション映画化した3部作の完結編。賭博師シェルの企む犯罪に巻き込まれ、事件の鍵となるシェルの記憶がカジノの100万ドルチップの中に隠されていることをつきとめたバロットは、ドクター・イースターや相棒のネズミ型万能兵器ウフコックとともにカジノに潜入する。伝説の女性スピナー、ベル・ウィングとの勝負を制したバロットだったが、そこに最強のディーラー、アシュレイが現れる。
2012年製作/66分/G/日本
配給:アニプレックス
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特に前半のブラックジャックのシーンは緊迫感の有る秀逸なものだったと思います。
ただ今回も尺の都合上仕方無いのだと思いますが、ボイルドとの戦闘場面も含め少し駆け足気味なのが残念でした。
しかし、こうしてヴィジュアルとして観ておけば原作を読んだ際にイメージし易いような気がします。
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ウフコックのバックアップをも凌駕するアシュレイに自分の力で戦うバロット。
最強のディーラーとの勝負にバロットがとった最後の選択は・・・イーブンマネー。これはイースターに教わった戦略の中には入っていなかった。
ブラックジャックの勝負がどうこういうよりは、戦いの中で人生を学んでいく。偶然とは、必然とは。三部作を通して描かれている、生きていくこと、その存在の理由。ヒッチハイクの話もそう。
カジノコインからシェルの記憶をコピーし、シェルに戻してボイルドとの戦いで物語は完結する。
ウフコックがもう自分の手に戻ることはないと知るボイルドの選択は一つしかない。悲しいラスト。
2016年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ポーカーシーンは各々の心理描写が満載でした。
ウフコックとの関係も思わせるところあり。
ですが、作品全体の締めくくりとしてはやっぱり足りなく感じました。
2013年11月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
出きるならば三作全部劇場で見たかった!
地元でやってなかったので、凄い良かった映像も綺麗で引き込まれるし。
内容も深く考えさせられる。
それぞれの過去や結末に色々な思いが巡りました。
戦い以外の駆け引きもドキドキ。
最後は静かに涙が溢れました。
原作も読んで見ようと思います。
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