劇場版“文学少女”
劇場公開日:2010年5月1日
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解説・あらすじ
野村美月によるライトノベルシリーズをアニメーション映画化。入学したばかりの新入生・井上心葉は、大きなモクレンの木の下で本を読んでいる女生徒・天野遠子に出会う。遠子は心葉を強引に文芸部へ入部させ、心葉は毎日三題噺を書かされるはめになる。しかし遠子と心葉は、それぞれに大きな秘密を抱えていた……。
2010年製作/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2010年5月1日
劇場公開日:2010年5月1日
野村美月によるライトノベルシリーズをアニメーション映画化。入学したばかりの新入生・井上心葉は、大きなモクレンの木の下で本を読んでいる女生徒・天野遠子に出会う。遠子は心葉を強引に文芸部へ入部させ、心葉は毎日三題噺を書かされるはめになる。しかし遠子と心葉は、それぞれに大きな秘密を抱えていた……。
2010年製作/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2010年5月1日
虚淵玄原案のアーケード対戦ゲーム「ガンスリンガー ストラトス」がアニメ化!
2014年12月23日長~い三つ編みが特徴の
天野遠子センパイ(声:花澤香菜)が
本の切れ端を食べたりして
キャラ立ちしている。
豪華声優陣
花澤香菜さんと
入野自由さんの
二人が
メインキャラの声を担当。
平野綾さんの台詞が多くて
“平野真骨頂”。
水樹奈々さんと
小野大輔さんは
ちょっぴりで
宮野真守さんは一瞬だけ。
BGMは
伊藤真澄さんが
担当していて最高。
絵の雰囲気に
とてもマッチしていて
耳に心地よい。
ストーリーは、
まさに“文学少女”
原作未読でも
前情報なしでも
大丈夫。
宮沢賢治の
『銀河鉄道の夜』のような
寂しさや衝撃が刺激的。
最終的に謎が解けるから
再視聴したら印象が変わる。
そして更に視聴したら
もうハマってしまう。
絵の色使いがキレイだったなぁ
ブルーレイ上映ってアナウンス
あったけど関係あったのかなぁ
クライマックスは、いつものお約束どおり、
やっぱり、ウルウルしちゃいましたネ(苦笑)
〈 綺麗 汚い 〉
〈 なりたい自分 〉
主人公、天野遠子が
読んだ本のページを
食べてしまうキャラクターと
事前に知ってはいたものの、いざ、
スクリーンで目にすると、引いてしまいそうになる。
また序盤の萌えチックな、アニメのシーンの多さに、
本格的に引きかけましたが、そう感じたのは、序盤だけで
中盤以降は「えっ!どういうこと?」という、謎めいた話が
展開されていき、スクリーンから目を離すことができなくなってしまいました。
◇ ◇
嘘
本当
友情
愛情
独占欲
親から愛情を注がれたか
親から愛情を注がれなかったか
人を信じられるか
人を信じられないか
ストーリーの要所は
この4点に絞られます。
そこを
『文学少女』のタイトルが示すとおり、
宮沢賢治さんの本を交えながら、話は進められていきました。
色んなアニメへのオマージュも含まれていたのかな?
『空の境界』『涼宮ハルヒの消失』
なんかそれっぽい絵の構図っていうのかな。
声優へのリスペクトもこめられているのかもしれませんが、
どこかで観たことがあるなぁ
このシーン好きだったんだよなぁ
そんなシーンも含まれていて、
更に温かい気持ちにさせられました。
ストーリーは、ちょっとでも触れると
すぐにネタばれになりそうで、非常に書きづらい(苦笑)
上に列挙した4点だけでも
ネタばれになるかもしれません。
ただ、1点だけ。
クライマックスへの運び方は
アニメでなければできないような方法ではありません。
クライマックスの描写はアニメでしかできませんが、
そこに至るまでのバックボーン含め実写でも撮影は出来ると思います。
実際、実写の作品で終盤の肝になるシーンも
作品名は伏せておきますが、実写の映画で観たことがあります。
作中に出てくる本を含め
映画館のスクリーンにキラキラと
オマージュの星を散りばめさせた
素敵なアニメ映画になっていました(笑顔)
☆彡 ☆彡
主演の花澤香菜さん。
今作100人が参加したオーディションで
選ばれたそうです。異例なのはそれだけでなく、
5月1日『いばらの王』同じく花澤さんが主役を
務める映画作品が同日公開されています。こちらもGW中に鑑賞します(笑顔)
入野自由さん。
『モノクロームの少女』
実写映画で寺島咲さんの相手役。
舞台挨拶のとき、彼目当ての、
女の子だらけだったのですが、
今作で甘い声を聞いて納得しました。
え~、
実写より声優のほうが、何倍もいいです(苦笑)
文学少女。
なんか、無性に本が読みたくなりました。
そして、レビューを書きたくなりました。
不思議な力を持つ作品でした(笑顔)