ベルサイユの子

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ベルサイユの子

解説

パリ郊外の世界遺産ベルサイユ宮殿のはずれの森で暮らす男ダミアンは、母親に置き去りにされた5歳の男の子エンゾを見つける。ダミアンはエンゾの世話をする羽目になるが、寒さと飢えをしのぐ生活を共にするうち、2人の間には親子以上の絆が芽生え始める。主演は2008年に急性肺炎で逝去した「ポーラX」「ランジェ公爵夫人」のギョーム・ドパルデュー。

2008年製作/113分/フランス
原題または英題:Versailles
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2009年5月2日

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(C)Les Films Pelleas 2008

映画レビュー

4.0貧困

2018年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ギョーム・ドパルデュー主演ということもあり、どことなく「ポーラX」のテーマと被って見えました。社会不適合者にとって、この社会で生きる術はそう多くはありません。ダミアンにとってエンゾはほっといてもいい対象であり、身を削って育てる義務はない。でもダミアンはエンゾを育て、学校に行かせます。ダミアンはそもそもとても不器用なだけ。そして優しすぎる。そういう人間の行き場がベルサイユ宮殿の森であり、路上であるのです。 ダミアンにしろエンゾの母親にしろ身勝手な様に見えますが、彼らなりに必死に生きているのかもしれません。ダミアンの様な人は世界中で増えており、先進国と言われる日本でも貧困化が進んでいます。6人に1人の子供が貧困状態となっていますが、エンゾの様な子供に罪があるとは、自己責任があるとは思えません。子供の貧困化を防ぐには、親を貧困化させないことにつきるのではないのでしょうか。そして、「自己責任」という言葉の意味を改めて考えてみたいと思います。

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ミカ

3.0家庭の幸福ほど素敵なものはない!

2012年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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悲しい

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ryuu topiann