ココ・アヴァン・シャネル

劇場公開日:

ココ・アヴァン・シャネル

解説

「アメリ」のオドレイ・トトゥが、若き日のココ・シャネルを演じた伝記映画。監督は「おとぼけオーギュスタン」のアンヌ・フォンティーヌ。フランスの片田舎の孤児院で姉とともに育てられたガブリエルは、施設を出た後、寂れたナイトクラブの歌手やお針子として働いていた。そこで貴族エティエンヌ・バルザンに見初められ何不自由ない生活を手に入れるが、ありのままの自分を受け入れてくれるアーサー・カペルと運命的な恋に落ち、自らのファッション・スタイルを模索していく。

2009年製作/110分/フランス
原題または英題:Coco avant Chanel
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2009年9月18日

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映画レビュー

4.0“CHANEL”に残る、時代をつくる女性の「強さ」と「したたかさ」

2024年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

興奮

ファッション、おしゃれがとっても大好きな私。期待して映画を見ました。
映画を観た後に、なんともいえない高揚感と、勇気をもらった感覚があって少し体温があがりました。

もちろんいろんな方におすすめなのですが、特に、価値観やビジョンと現状のギャップがある方、仕事やプライベートで耐えて踏んばっている方(特に女性)にはとてもおすすめしたくなりました。
何かのキッカケになるはず、と思うからです。

今は知らない人がいないくらい有名なブランド「シャネル」。ブランドを立ち上げたのは「ココ=シャルル」という女性。
孤児院出身と決して恵まれているとは言えない境遇の彼女が、1909年、「シャネル・モード」という帽子店をスタートしてから、どのようにしてブランドを立ち上げ、大きくしていったのかが描かれている伝記的な映画です。

特にぐっときたのが「私は流行をつくっているのではない。スタイルをつくっているの。」というシャネルの名言でした。

流行や周りの目を気にせずに、「自分がこうしたいという想い・信念」に正直になった。
当時あたりまえだった、「コルセットでウェストを細く締めて胸部と腰を強調したスタイル」や「黒=喪」といった、固定概念を取り払って、女性の社会進出のきっかけになる。
シャネルブランドのアイテムを見ると、自由な発想や信念があって、今でも愛されているブランド(結果)になっている。
そんな今でも残るブランドを作り上げたシャネルが、本当に素敵でかっこいいと思いました。

また、ココ=シャネルの、可愛さ、たくましさなどいろいろな女性らしさが素敵だなと思いました。

女性が独立して仕事をするのが今よりももっと難しかった時代。
個人としていい仕事をするのと同時に、「パトロン」を頼りながらも、ある種のパートナーシップも結んでいく。
昔でも今でも、そんな難しい状況で、自分自身を出しながら進むのは大変だなと思います。
そんな中でもシャネルは、女性の武器を最大限活用して、目的を成し遂げていきます。

彼女の姿を見て「強い女」だな。したたかだけど、かっこいいな、見習いたいなと思いました。
しかし同時に、ある1人の男性と恋する乙女のような姿も描かれており、そのギャップもまた素敵でした。

いろいろな発見もあるし、映画の中のファッションアイテムなどのビジュアルも含めてテンションが上がりました。

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飯田亜美

4.0君には輝かしい未来がある

2024年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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こころ

4.0知的でエレガントなムービー

2024年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

知的でエレガントな映画でした。
男性社会の中で、自らの才能と個性で女性の社会進出果たすココの物語。

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光陽

3.5ココシャネルの道を切り開く力強さが伝わった!

2024年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

シャネルの前半生の人生に焦点を当てた映画✨

なんかシャネルが派手な格好をして、自ら、娼婦みたいっていうシーンがあって、後のシャネルの服とのギャップもあって驚いた。

そういうシーンはあっても、シャネルが自らの道を切り開く、貫いていく生き方をしていたことは映画の作品からもかなり伝わった

画面が全体的にはちょっと暗いなぁっていう印象を受けたが、その分、最後のファッションショーのシーンがすごい明るい印象だった。

★印象的なシーン

競馬場でのシーン
シャネルが、周りにいる着飾った女性をすごく見る
何かを感じたのかもしれない

着飾った女性に
カーニバルの衣装みたい、と言うシーン

男性から
シンプルさを好むと、ココの服をみて言ってくれたシーン

考えを曲げない人ね、と言われたシーン

★アクションプラン
・シャネルという人物の生き方に興味をもった。シャネルの本を読んでみたい。
・美とは何か、かっこいい、かわいい、って他人からの評価が決めることが多いと思うけど、シャネルが考えたファッションへの考え方はすごい気になった。

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Nagoya_yabu