シャーロック・ホームズ

何回も見てしまう魅力のある作品

ホームズの思考の表現の仕方や見せ方
ワトソンとの信頼関係、人間

話はあっさりしてるしミステリーではないとは思うが、好きな部分が多い

ガイ・リッチー監督と豪華キャストにひかれて鑑賞。
ガイ・リッチー監督らしいスタイリッシュさはじゅうぶん感じられたが、思ったよりも複雑な構成で、まさかのついていくのがやっと。展開に煽られまくり、ディテールまでは楽しむことができなかったのが正直なところ。
続編もあるようだが、ちょっと触手が動かない。

ガイ・リッチー監督による2009年製作（129分／G）アメリカ映画。
原題または英題：Sherlock Holmes、配給：ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日：2010年3月12日。

コナン・ドイル作のシャーロック・ホームズ本は、子供の頃に夢中になって読んだことから、沈着冷静で知性の塊的なホームズ像が頭の中で出来上がってしまっており、映画のタフガイ的キャラとのギャプの大きさに、どうしても戸惑ってしまった。

ただ19世紀末のロンドンの雰囲気は悪くないと思った。オカルト的に思えた敵役の復活等も、合理的に説明されたのには好感触。ただ、ソリューション的な爽快感まではなかったのは、探偵主人公の映画としては残念感を覚えた。

監督ガイ・リッチー、製作ジョエル・シルバー 、ライオネル・ウィグラム 、スーザン・ダウニー ダン・リン、製作総指揮マイケル・タドロス 、ダナ・ゴールドバーグ 、ブルース・バーマン、原作アーサー・コナン・ドイル、原案ライオネル・ウィグラム 、マイケル・ロバート・ジョンソン、脚本マイケル・ロバート・ジョンソン 、アンソニー・ペッカム 、サイモン・キンバーグ、撮影フィリップ・ルースロ、美術サラ・グリーンウッド、衣装ジェニー・ビーバン、編集ジェームズ・ハーバート、音楽ハンス・ジマー。

出演
シャーロック・ホームズロバート・ダウニー・Jr.、ジョン・ワトソンジュード・ロウ、アイリーン・アドラーレイチェル・マクアダムス、ブラックウッド卿マーク・ストロング、レストレード警部エディ・マーサン、メアリーケリー・ライリー、ジェラルディン・ジェームズ。