ファン・ジニ 映画版

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ファン・ジニ 映画版

解説

16世紀の朝鮮王朝で“最高の名妓”と称されたファン・ジニの人生を、「僕の、世界の中心は、君だ。」のソン・ヘギョ主演で映画化。貴族の娘として育ったチニは、自分の実母が下女であると知り、彼女と同じ妓生(キーセン)の道を選ぶ。家を出ることになった彼女は、 幼なじみのノミを最初の男性として身体を捧げる。それから数年後、チニはその美貌と知性で稀代の名妓となる。ファン・ジニがただ1人愛した男ノミに「オールド・ボーイ」のユ・ジテ。

2007年製作/141分/韓国
原題または英題:Hwang Jin-yi
配給:コムストック・グループ、トルネード・フィルム
劇場公開日:2008年9月27日

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映画レビュー

3.5ドラマもあったようですが、映画版鑑賞

2021年2月27日
PCから投稿

韓国の芸妓、妓生・明月の物語。 凛としたその強さがかっこいい。 普通、貴族の娘として育てられて、いきなり「実は下女の娘だった」って知ったら、こんなに頭切り替えられないだろうに。 韓国文化が見られたのも面白かった。 隣の国なのに、アメリカ以上にその文化を知らないかも…。 ソン・ヘギョが文句なく綺麗で、 ユ・ジテの元舞踏家の体格と身のこなしに惚れ惚れしたのでした。

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UNEmi

3.0 父を亡くし母に捨てられたノミ(ユ・ジテ)は黄家に下男以下の扱いで...

2018年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 父を亡くし母に捨てられたノミ(ユ・ジテ)は黄家に下男以下の扱いで引き取られ、チニを見守りながら育つが、彼女のわがままで遊郭へ連れ出したとして痛めつけられる。黄家を飛び出したものの、成人してから黄家へ戻ってきて執事となって再び陰からチニを見守ることになる。出生の秘密とは黄家の主人が下女に産ませた子であったこと・・・嫁いでしまうと自分の元を去ってしまうと思い、ノミは縁談先へ秘密を暴露したのだ・・・  妓生となるためノミを世話人とするのだが、そのため彼に貞操を捧げる。秘密を暴露したのは自分であると打ち明け、やがてチニの前から去ってゆくノミ。貴族育ちで学んだ詩歌の才能を活かしてキーセンとしてナンバーワンの座を獲得したチニ。一方、ノミは窃盗団の頭目となり、貧乏な村人のために金持ちから金銭を奪い続けていた。  両班の町にやってきた長官からの寵愛を受けるチニ。しかし、彼には体を許さなかった。微妙な関係が続く・・・やがて窃盗団の行為に対する我慢出来なくなった長官は官軍までもを要請して一掃する計画を立てる。村が焼き討ちに遭ってもノミは捕まらない。彼の弟分であるソドンがチニの下女であったイグムと結婚し、その隙にソドンは捕えられ拷問を受ける。ソドンさえ釈放させればノミも捕まらないと考えたチニはとうとう長官に体をゆだねるのだった・・・しかし、ノミも同時に自首してくる。  身分違いの恋。チニの秘密暴露という罪のため、自ら身を引いたノミだったが、常に彼女のそばにいて見守り続けていたのだ。身体は売っても心は売らぬといったところか、2人の純愛は訴えてくるものがあるし、身分制度へのやりきれなさも伝わってくる。駆け落ちとか、下剋上みたいな打ち破る術さえもないのも当時の世の無慈悲さか・・・慈悲などない!とチニも言ってたし。  残念なのは性の描写がないため、上に書いた肉体関係はすべて想像。

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kossy