レイン・フォール 雨の牙

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レイン・フォール 雨の牙

解説

バリー・アイスラーのベストセラー小説「雨の牙」を、椎名桔平主演、 ゲイリー・オールドマン、長谷川京子共演で描いたクライム・サスペンス。日系アメリカ人の殺し屋ジョン・レインは、国土交通省の官僚の暗殺を依頼される。しかし、殺害した官僚が持っているはずのメモリーデータが消えたことから運命が狂いはじめ……。監督・脚本は黒沢清監督作「トウキョウソナタ」の脚本を手掛けたオーストラリア出身のマックス・マニックス。

2009年製作/111分/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2009年4月25日

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映画レビュー

2.5つまらなくはなかったけど・・・

2022年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

第一印象として、ゲイリー・オールドマンが出てるとはいえ、ほとんど邦画ですから映画内容はわかりやすかったです。しかし、どうも引き付けられる場面がなく、駅員さんが「はい、私が責任をもって(録画テープを)お届けします」等の雰囲気が「オタク的」なノリで・・・本編と関係薄い部分だけど、前半はそのくらいしか印象に残らなかった。

G.オールドマンは焦ってヒステリーに指示ばかり・・・。

中盤 ---「(君は) しゃべる事と自分の事で頭がいっぱいで気付きもしなかった」--- このセリフいいですね! 監視カメラが当たり前の時代になりましたが、果たして治安は良くなってるのか...考えながら観ていた。
「奴らはしらみつぶしに探し回る。身分を照会する必要がない場所・・・教会、ラブホテル、日常のありふれた場所・・・誰かに追われていると思うと周りがみんな怪しく見える」
--- 悪い事せず生きましょう! 椎名桔平のセリフがクールでいい。効果音もムードあり中盤になって面白くなってきた。

・・・と思ったのに、二人で旅館でのんびり話してる場面、長くないですか? まぁ日本的な部分を見せようと思って収録したシーンかもしれませんが、個人的には中盤良かったのにダルくなってしまった。ラストへ向かうまでのシーンでは、G.オールドマンと一騎打ちかと思いきや「話して終わり」で拍子抜け。常に一枚上手な椎名桔平は格好良かったけど、格闘シーンとかスリルが少ないんですよね。そこが一番残念だったかな。全体的にはマット・デイモンの「ボーン」シリーズを意識したかもしれませんが、テンポ含め半端な印象。終わりに近付けば近づくほど、あんまり意味ないシーンが多く思えたし、続編を作れるラストはもう「ご愛嬌」と思ってしまった。最近、多いですからね。

 つまらなくはなかったんです。しかしそれは、自分が日本人だから洋画より内容を一回で理解できる錯覚のようなものかと思った。知ってる役者さん多いですし、行ったことある場所だったり、字幕も不要だしね。

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はむちん

2.0CIA日本支部には簡単に入室できる・・・?

2020年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ゲイリー・オールドマンのわめき散らしていたことが印象に残るが、USBメモリーを奪うだけならそんなややこしいことしなくてもいいのでは?と、ずっと疑問に思いながら見ていた。殺し屋を捕まえるとかもCIAの仕事じゃないだろうし、国土交通省の資料室にそのまま潜入すれば済むだろうに。

 動機と行動がとにかく意味不明で、ぺリマンが殺される意味もわからなかった。ただ、社会派サスペンスの一面もチラリと見せ、アメリカの人口の半分しかない日本の公共投資が1.5倍もあるということ(実際は知らないけど、言いえてる)。

 まぁ、結局は振り回されるCIAの愚かさも描いてしまったし、警察を余計な仕事に協力させてること自体、目的を達成してるんじゃないかとも思う。アメリカの兵器もいっぱい買わされてるんだし、これ以上何を???

 殺し屋のクールな面だけじゃなくて、恋愛部分も描こうとして失敗した典型的な例じゃないかと感じました。

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kossy

2.0清水美沙

2020年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

清水美沙さん、いいですねー✨
もっと見たかった。

アメリカの人が観たらCIAはこんなんじゃない。ってクレームでそう。

長谷川京子さん、素敵ですね。
セリフ言わなきゃいいんだけどねっ、、。

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R♪

1.5邦画スパイアクションの限界

2020年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺し屋が政府高官からUSBメモリの奪取を依頼されるが、その高官は目の前で殺されUSBメモリも所持していない。主人公は改めてUSBメモリを求めて謎に挑む、と言うストーリー。

邦画でスパイアクションは似合いませんね。どうしても甘さを感じてしまいます。俳優もそうですが、ストーリーとしても。でも、原作は元CIA工作員のようなのですが、本当なんですかね?
アクションも今一つ、ストーリーも今一つ。USBメモリの中身にも深みが、拘りを感じることが出来ません。24を意識した部分は強く感じられましたが、強く感じてしまった分だけ興ざめ。そもそも、日本でCIAがここまで表立った作戦を行う描写に現実感がなく、映画に入り込めません。ラスボスがレインからUSBメモリを執拗に奪おうとする意図も分かりません(何もしなくて良かったのでは?)
エンディングは邦画らしく、くどい。
CIAの位置を日本の情報機関に変更し、ラスボスは情報機関に入り込んだCIA。USBメモリの中身も、もっと衝撃的な内容(例えば与党幹事長にロシアから資金が流れた証拠とか)を設定すれば、ストーリー的にももっと面白くなったように思えます。

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よし

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