イキガミのレビュー・感想・評価
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飯塚さとし
昔の事故によって両親を亡くし、視力を失ったさくらの兄の役 ロン毛でいかつい 職業は取り立て屋で稼いだ金でさくらと一緒に住むことになるはずだった... イキガミという紙を渡された人は24時間後に必ず死ぬ イキガミを渡された3人の青年が残された24時間をどう生きるのか とても考えさせられる映画だった 「みちしるべ」がこの映画に似合っていて素敵な曲だった
自分がビンゴだったらどんな行動するだろう。
オススメされて鑑賞。 1000人に1人の割合で国家のために注射の中に入っているカプセルによって死亡することになり、それを宣告しに行く人とそれを受け取る人の話。 どのエピソードも大変な思いをしながら生きている人たちで、その人が亡くなると知った時の家族の反応はさまざま。 もし、自分の子どもが1000人に1人として当たったら父親としてどんな行動をするのだろうか。本人(18-24歳の間に宣告を受ける)はどんな行動をするのだろうか。それを考えながら見入ってしまった。 でも、24時間ではなく、2週間前くらいに知らせて欲しいなーと思う。
兄妹愛には泣かされた
漫画は見たことないが、映画なので凝縮されてるんだろうと感じた。(仕方ないが)
コマツナと兄妹愛には泣かされたもんだ。
手術後、妹が兄の顔を見て「ほんとだ。全然イケメンじゃないじゃん!」とか泣き笑いするシーンがあると思って泣くの待ってたけどなかった。
みんな演技上手いなあ……
この時の松田翔太、横浜流星に似てるなぁとひしひし思った。
(話には関係ない)
国家繁栄維持法=発想はユニークだけれど、根本がヘンテコ!!
2008年。監督:瀧本智行 題名を聞いたことも無かったです。 ついつい面白く観てしまいましたが、 国家の繁栄のために、1000人に1人の若者が殺されて行く法律。 それはないでしょう!! アイデアは面白いし、真面目に作られた映画。 でもなんかとてもヘンテコ。 7歳位の時。子供全員にワクチンを打つ。 そのワクチンには1000分の1の確率で、カプセルが仕込まれている。 そのカプセルは20歳から24歳のアバウトタイムに突然作動する。 そして死ぬのです。 区役所勤務の藤本(松田翔太)は、イキガミ(死の24時間前に本人に届く)の配達人になります。 その配達された3人の若者(金井勇太、佐野和真、山田孝之)の死までの24時間が、 粛々の描かれる。 どのエピソードも共感が持てて、特に山田孝之が盲目の妹・鳴海璃子に、網膜を 提供するエピソードは、ちょっとジーンとしちゃいました。 イキガミ配達人の松田翔太の苦悩と葛藤も良かったけれど、 ちょっと待てよ!! こんな法律のある国ってそもそもあり得ないし、選挙も公正に行われてるらしいのに、 政権が転覆しないのも、ヘンテコ過ぎる。 《国民は、洗脳されているってことなのだろうか?》 《平和で豊かな我が国》 という言葉を、今(2022年)、聞くと虚しく響く。 2005年から連載された間瀬元朗のコミックが原作。 SF作家星新一の「生活維持省」との類似が指摘されている。 ざっとあらすじを読んだが、原作者はまず間違いなく「生活維持省」を読んでる筈だと思った。
ありえないがおもしろく観られた
国家維持法 ありえない法律 けれど、映画はどんな世界も映像化出来るから楽しめるエンターテインメント。 3組の家族がこの対象になった物語。 今頃見ることになったので、出演俳優陣の豪華さに驚くが、14年前の作品となれば当時の売出し俳優たちというところだろう。 ツナグというお気に入り作品に近い映画だ。 人に人生ありという映画は心に迫る。 ⭐️3.7が本評価です。
うーーーん
ひとつひとつのエピソードは良いんだけど コミックの読み切り?エピソードを3つ映画に使ったもので、ドラマなら高評価だけど映画としては物足りなさを感じた。 ミュージシャンのエピソードの歌はちゃんとしていたし 各 役者さんの演技も秀逸
再視聴
漫画も読んだことがあり、映画化された時に見に行った作品です。 Netflixで今日再視聴しました。 漫画が原作でありえない設定と理解した上で、色々設定につっこまずに見る事をおすすめします。 これが出来ると楽しめる、出来ないとつまらないです。 映画化された時は妊娠中だったのですが、今長男は中学生です。 親の立場として見てしまって、今回も号泣しながら見ました。 劇中でも流れる、みちしるべという曲はフィルハーモユニークというバンドが歌っていてエンドロールでオリジナルが流れるのですが、最後まで余韻に浸って見てしまいます。
20位/443 2021.05.23現在
相当泣いた映画です。 大好き。 展開が読めるとか この設定ならもっと面白くできた とか当日ネットで見かけたりしたけど 何も考えずに観れば楽しいのに。 3つの話から成り立ってるけど 3つとも泣けるんだけど コマツナと山田孝之のは 本当に号泣しました。 ミチシルベという歌が 本当に素晴らしい。 この歌聞くだけで泣けます。 お母さんが、親友に 聴いてあげてって言うのも ほんと泣けるし 当時、見た時は独身だったけど 今、自分に子供が出来て 今、見たら当時より泣くかもしれない。 そして、山田孝之、 この時の山田孝之、 1番かっこいくないか? 自分がその立場だったら それが法律で、 自分が100%死ぬのなら その選択しかないのだけど でも、妹のその後を観れないのは 辛すぎるよね。 俺、ほんとはかっこいくねぇんだ とか 死にたくねぇよぉ ってのが 山田孝之、ほんとに 素晴らしい演技だと思います。 ほんと素敵なお兄ちゃん! 確かに、ありえない法律だけど でも、この映画を観ると いろんなことを考えさせられるし 1日1日を大切にしなきゃ って思うんだけど、、、、 中々無駄な1日を過ごすことも多い 情けのない人生だ、、、、 この映画のことまた思い出したし 自分には24時間以上時間あるし 頑張って生きよう! 終わり方は、含みを持たせてるけど 続編作って欲しかったけど 映画がヒットしなかったから 残念ですがしょうがない。 あと、劇団ひとりが 素晴らしすぎる!怪演! 以下、 超個人的主観による駄文のため 盛大にスルーしてください (RG風) イキガミのあるある言いたい♫ イキガミのあるある早く言いたい♬ イキガミのあるある今から言うよ♪ 24時間で何するか考えがち♩ 備考 点数は自分が 生まれてから現在まで 観た映画をランキングにして 相対評価で点数付けてます 上位と下位から順番に 感想書いてます 初回鑑賞年齢→28歳 (2021年時点40歳) 初回鑑賞場所→映画館 鑑賞回数→4〜5回 記憶度→80% マイ映画ランキング 2021年時点 全映画中→20/442 邦画部門→2/40 日本の漫画実写化部門→1/8?
内容普通。でも号泣。
寿命があと1日だったらどう生きるがテーマの映画。 大体の人が一回くらいは妄想もしくは質問されたことあると思う。 ただ私はあんまり本気で考えたことはなかったので、 今回の映画を見てなるほどなと思った。 どう頑張ってもあと1日では後悔の残らない人生にすることは不可能だということ。 必ず死にたくないと思うこと。 もっと今を必死に生きようと思わされる映画です。 ちなみに映画の中身自体はそんなに意外な感じはなく ありきたりな感じになってる気もするが、 兄妹愛はやっぱり泣けてしまう。 普通にいい話やと思ってしまう。 山田孝之やっぱいいよね。 全体的に暗い映画の中であえて1人明るいキャラがいてよかった。
キング・オブ・間延び!!
タイトルからホラー映画かと思いました。震災、コロナと2度のショック・ドクトリンを経て、国家による人工調整ともう二度と作る事ができない内容だと思いますが、終始暗い画面と低いテンション、勿体ぶった激遅テンポでずっと変わり映えのしない内容でウンザリします。公開当時の2008年は現在より景気は良かったと思いますが、果たしてこれを楽しめた人はいるのだろうかと疑問を感じます。
よかった。
オムニバスって言うんですか。 こういうの「何番目がいい。」なんて思うけど、この映画は全部よかった。 金井勇太は「結婚しようよ。」で知りました。今回もいい味出していた。 塚本高史も山田孝之も成瀬璃子もすごくよかった。 各場面に与えられた設定も本当によかったです。 DVDで借りたけど何回か観たいと思いました。
監督、スタッフ、俳優たちの“イキゴミ”を感じられる作品。
作家星新一の初期作品「生活維持省」に内容・ストーリー・表現が酷似している著作権問題にまで発展しているとのこと。ファンが多い作家であるから問題はこじれそうな予感がしますが、戦時中の“赤紙”をモチーフにしていることや、死亡予告書を受け取った家族と本人という視点の差を考えれば、作品のメッセージが損なわれることのないよう穏やかに解決してもらいたいものです。 原作も読んだことなければ、「生活維持省」だって知らないのだけれど、予告の段階で期待しまくりだった本作。何しろ、漫画が原作であるにもかかわらず、国家、政府を批判するかのようなテーマ、それに“イキガミ”を受け取ったら24時間で死ぬという重いテーマがあるのです。設定は架空の国であるが、“自由、平和、豊かな生活”に守られた国という現代の日本に通ずる世界。日本とアメリカが戦争していたことも知らない若者もいる現代において、とても受け入れられやすい設定になっているのはいいことだと思う。 厚生保健省が管轄する国家繁栄維持法。単に人口を減らすために殺すのではなく、施行することによって命の尊厳を認識させ、犯罪や自殺者を減少させることが目的らしい。殺されるのは千人に一人なんだから、そんなに激減することはないだろう!などとバカバカしさに冷やかに鑑賞していたのですが、映画が終わるころには全く自然に受け入れられていた・・・これも洗脳というヤツか?と、架空世界に馴染んでしまった自分に驚き。これは驚愕の交通事故シーン以上なのかも。 その映画自体の洗脳効果は死の宣告から24時間、若者たちが何をするか?という感動エピソードによって涙腺破壊されるためかと思います。第一エピソードでのTV生歌番組にて金井勇太演ずる元ストリートミュージシャンが歌う「みちしるべ」。いい歌だな~などと歌詞の内容を吟味しながら第二エピソードへと移ると、保守系議員の風吹ジュンが演説する内容と若干リンクしてしまう。“生きるとは何だろうか?”という問いかけと“国家のため”と息子の死が誇りであると演説する姿が、下手すると同化してしまう危険もあるのだ。本来ならば感動せずに批判的に見なければならないのに・・・ もちろん主人公の公務員藤本(松田翔太)は国繁に疑問を抱いてるし、劇団ひとりなんかは思想的に問題があるとして再教育させられる。『スカイクロラ』の記事でも書いたように“逃亡するか会社を破壊しにいく”ことは、徹底した思想教育があると思われることや予防接種が小学校入学時だというとで避けられないように思う。もし逃げるのなら親が子供を小学校へ入学させないようにするしかなさそうだ。 成海璃子と山田孝之、そして金井勇太。彼らの演技に感動してしまったら、あなたはもう国家繁栄維持法支持者・・・とまではいかないにしても、こうした感動話で簡単に洗脳されるんじゃないかと空恐ろしくなる。事実、公式サイトのアンケート結果ではすっかり受け入れている中高生が見受けられるし、法律を作った政治家を殺しにいくなどといった意見は少数。千分の一という確率も絶妙だったのかもしれません。 不満が残る点といえば、ワクチンの中の風吹ジュンが元思想犯だったという話なんて必要ないこと。設定が無謀すぎることもあって数あるツッコミどころは容認できても、さすがに成海璃子には“お前”とか“最高”とかって漢字は読めないと思う・・・
予想外
サスペンス的なものかと思って見たら予想を大きく裏切られ、ズーンと考えさせられるものだった。 3つのパートに分かれているけれど、ミュージシャンのパートで大泣きした。死ぬんだ、最後なんだと言う思いが彼を輝かせた。その通りだとも思うけどなんだかやり切れない。
ぐっとくる作品
この前に小学校の時に流行っていたライアーゲームの映画を初めて見て、松田翔太がかっこいいと思って、関連作品から探して見ることにしました‼
だったのですが…ライアーゲームとは真逆で(結果はまぁ一緒ですが…)人の感情というものがストレートで伝わってくる作品でした。
あんなにクールな松田翔太ですが、結構しんみりとした、でも表情にそれを出してはいけないという微妙な表情がもうダメ…なんか逆にかっこよかった。
ストーリーは本当に泣けるし、ただ誰かが亡くなって泣かせるものではなく、本当に奥が深い。みんな想いを持って行動して生きてるんだな、って感じさせられました。
今、どう生きてようと、自分の気持ちに素直に生きてるんだなーと。
普段の映画に飽きてきたら、こういうどのジャンルにも属さない、ただの生き残りゲームみたいな映画でもなくて、そこから考えさせられる映画を見るのもいいのかもしれません!
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