イキガミのレビュー・感想・評価

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イキガミ

劇場公開日 2008年9月27日
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監督、スタッフ、俳優たちの“イキゴミ”を感じられる作品。

 作家星新一の初期作品「生活維持省」に内容・ストーリー・表現が酷似している著作権問題にまで発展しているとのこと。ファンが多い作家であるから問題はこじれそうな予感がしますが、戦時中の“赤紙”をモチーフにしていることや、死亡予告書を受け取った家族と本人という視点の差を考えれば、作品のメッセージが損なわれることのないよう穏やかに解決してもらいたいものです。

 原作も読んだことなければ、「生活維持省」だって知らないのだけれど、予告の段階で期待しまくりだった本作。何しろ、漫画が原作であるにもかかわらず、国家、政府を批判するかのようなテーマ、それに“イキガミ”を受け取ったら24時間で死ぬという重いテーマがあるのです。設定は架空の国であるが、“自由、平和、豊かな生活”に守られた国という現代の日本に通ずる世界。日本とアメリカが戦争していたことも知らない若者もいる現代において、とても受け入れられやすい設定になっているのはいいことだと思う。

 厚生保健省が管轄する国家繁栄維持法。単に人口を減らすために殺すのではなく、施行することによって命の尊厳を認識させ、犯罪や自殺者を減少させることが目的らしい。殺されるのは千人に一人なんだから、そんなに激減することはないだろう!などとバカバカしさに冷やかに鑑賞していたのですが、映画が終わるころには全く自然に受け入れられていた・・・これも洗脳というヤツか?と、架空世界に馴染んでしまった自分に驚き。これは驚愕の交通事故シーン以上なのかも。

 その映画自体の洗脳効果は死の宣告から24時間、若者たちが何をするか?という感動エピソードによって涙腺破壊されるためかと思います。第一エピソードでのTV生歌番組にて金井勇太演ずる元ストリートミュージシャンが歌う「みちしるべ」。いい歌だな~などと歌詞の内容を吟味しながら第二エピソードへと移ると、保守系議員の風吹ジュンが演説する内容と若干リンクしてしまう。“生きるとは何だろうか?”という問いかけと“国家のため”と息子の死が誇りであると演説する姿が、下手すると同化してしまう危険もあるのだ。本来ならば感動せずに批判的に見なければならないのに・・・

 もちろん主人公の公務員藤本(松田翔太)は国繁に疑問を抱いてるし、劇団ひとりなんかは思想的に問題があるとして再教育させられる。『スカイクロラ』の記事でも書いたように“逃亡するか会社を破壊しにいく”ことは、徹底した思想教育があると思われることや予防接種が小学校入学時だというとで避けられないように思う。もし逃げるのなら親が子供を小学校へ入学させないようにするしかなさそうだ。

 成海璃子と山田孝之、そして金井勇太。彼らの演技に感動してしまったら、あなたはもう国家繁栄維持法支持者・・・とまではいかないにしても、こうした感動話で簡単に洗脳されるんじゃないかと空恐ろしくなる。事実、公式サイトのアンケート結果ではすっかり受け入れている中高生が見受けられるし、法律を作った政治家を殺しにいくなどといった意見は少数。千分の一という確率も絶妙だったのかもしれません。

 不満が残る点といえば、ワクチンの中の風吹ジュンが元思想犯だったという話なんて必要ないこと。設定が無謀すぎることもあって数あるツッコミどころは容認できても、さすがに成海璃子には“お前”とか“最高”とかって漢字は読めないと思う・・・

kossykossy
kossykossyさん / 2019年2月2日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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漫画の1巻から1話と3巻から2話分を映画した作品。キレイな山田孝之...

漫画の1巻から1話と3巻から2話分を映画した作品。キレイな山田孝之がとくに良かったです。

yonda?
yonda?さん / 2018年4月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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予想外

サスペンス的なものかと思って見たら予想を大きく裏切られ、ズーンと考えさせられるものだった。

3つのパートに分かれているけれど、ミュージシャンのパートで大泣きした。死ぬんだ、最後なんだと言う思いが彼を輝かせた。その通りだとも思うけどなんだかやり切れない。

おこげ
おこげさん / 2018年3月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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なかなか

期待していなかったのだけど、面白かった

コマリン
コマリンさん / 2017年7月5日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ぐっとくる作品 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

この前に小学校の時に流行っていたライアーゲームの映画を初めて見て、松田翔太がかっこいいと思って、関連作品から探して見ることにしました‼

だったのですが…ライアーゲームとは真逆で(結果はまぁ一緒ですが…)人の感情というものがストレートで伝わってくる作品でした。

あんなにクールな松田翔太ですが、結構しんみりとした、でも表情にそれを出してはいけないという微妙な表情がもうダメ…なんか逆にかっこよかった。

ストーリーは本当に泣けるし、ただ誰かが亡くなって泣かせるものではなく、本当に奥が深い。みんな想いを持って行動して生きてるんだな、って感じさせられました。

今、どう生きてようと、自分の気持ちに素直に生きてるんだなーと。

普段の映画に飽きてきたら、こういうどのジャンルにも属さない、ただの生き残りゲームみたいな映画でもなくて、そこから考えさせられる映画を見るのもいいのかもしれません!

するめ♀
するめ♀さん / 2017年7月1日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  怖い 泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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わたしたちは改めて幸せだなぁと思った。

いきなり明日死ぬことを宣告されたら。
生きることが当たり前と思って日々過ごしている人には
自分にとって生きるとはなんなのか考えるいい機会になると思う。
日頃から、自分は何をすべきなのかを考えてる人には必要ない。
ただ、この映画の中の人々が羨望する制度のない世の中が、
いまこのリアルの世の中なのだから、
わたしたちは改めて幸せだなぁと思った。

2011/1/4

うえあおい
うえあおいさん / 2016年7月1日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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意外と考えさせられる映画

期待以上に面白かった。松田翔太のクールなキャラが結構ハマッていて、イイ感じだったんじゃないでしょうか?

正直にいって、深い、暗い、重い・・・とてもダウナーな映画。でも、人の死を題材にしているからこそ見えてくる、キラキラした一面があり、そこを描くための映画なんだってことが理解できる。設定が近いところでは、「バトルロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」なんかだろうか。

この手の映画を、好物な人がいる事は理解できるけど、私は、「結局は美談なんでしょ?な〜んかイケスカナイ映画だな〜」ってなる。「恋空」とかみたいなカンジっていうか…展開が予想できてしまう。

【名台詞】
松田翔太の部長の、笹野高史の言葉より。
「誰もが感動的な物語に飢えている。これって、商売にして潤う人間がいる。結構な事ではないですか。」

この映画自体が、まさにそうだな。って思った。上手いな。これって、この映画を見ている私達のことなんだよね?(笑)

サケビオース
サケビオースさん / 2015年8月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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好きじゃないけど泣かされる

これもだいぶ前から凄く気になってたんだけど、タイミングを外してて、やっと見た。
話自体はちょっとおいおいっていうのとか、後味悪いんだけどだいぶ泣かされた。
特に山田孝之くんの演技はやっぱすご過ぎるーー。

えりんこ
えりんこさん / 2015年1月25日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:TV地上波
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松田と

言うより山田でしょ。演技上手すぎる。キムタクと同じで松田はどんな作品でも松田だが山田は作品によって全く違う、最近特に。今後の山田に注目。

がい
がいさん / 2014年11月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:-
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死んだつもりで生きてみろ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

原作のマンガは読んだことがないから実写化についての意見はなかった。
そのおかげか、違和感なく観れて、そして意外といい作品だと感じた。

映像が少しダークなところも設定とマッチしていてよかった。
ストリートミュージシャン、引きこもり、目の見えなくなった妹をもつ兄の3つのドラマがあり、イキガミを届ける藤本の葛藤と届けられた者たちの心情が上手く表現されている。

確かに「みちしるべ」にしても、イキガミを届けられ、残された時間がわかっていたから輝きを放つことができたのかもしれない。

どうしようもなくなった時、死んだつもりで生きてみるのもいいのかもしれない。

ガーベラ
ガーベラさん / 2012年6月11日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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すこし、話詰め込みすぎでは?監督の意図が分かりにくい。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

うーん。
漫画を原作にした映画化なのですが正直、監督の意図って何?
と素直に思ってしまいました。
全部で3人のイキガミを受け取った人とその配達人の話ですが
何を表現したかったのか全て中途半端に感じてします。
俳優さんたちの演技は素晴らしいです。
特に成海璃子、山田孝之のそれには多くの人が涙ぐんだでしょう。

だがそれも本来のあり得ないパラレルワールド的な不気味さと、それに翻弄される人間性の在り方、そして涙を誘う秘話。
どれがポイントなんでしょう?
この3つのテーマがところどころで薄く重く、描かれていて
正直観る側にとって理解しずらい。
最後の姉妹の悲話だけに絞っても良かったのでは??
SFチックな作品には思えなかったんですが
「リアル・鬼ごっこ」みたいな近未来パラレルワールド感は
あまり感じられませんでした。
残念ですがもうひという感じです。

としぱぱ
としぱぱさん / 2012年1月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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予想外

原作マンガは読んでなかったし
予告で面白そうな話程度の予備知識。

いい映画だった。

予想外に泣けた。

この設定でこんなヒューマンドラマに仕上げれるのは
やっは最近良く聞く、日本の文化って奴なのかな~って思う。

pie造
pie造さん / 2011年5月5日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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つらい!

最初の話がいちばん泣けました。
久しぶりに号泣。
役者さんがリアルで、それがまた泣けます。

この映画で山田孝之の評価が変わりました!!

てん。
てん。さん / 2010年11月28日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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イキガミは「逝紙」と書きます

まったく期待していませんでしたがとても涙をさそうつくりになっていました

3つに別れた物語それぞれに涙をさそうところがあります

母もひとりも洗脳されているのかいないのか・・・

続編を考えているような終わり方ですがそれも良しです

ただひとつ、カーテンを開けるとそこは・・・・・
ってシーン

その代金は、詐欺で稼いだものなんだよね
そんなものは認めない
感動が半減だね

せめてもう少しマシな職業でいてほしかったよ

赤いおじさん
赤いおじさんさん / 2010年7月6日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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満開の桜がまぶしい

自ブログより抜粋で。
--
 原作自体とても感動的で、映画化を期待するに十分な内容だったけど、期待した一番の理由は、この映画が瀧本智行監督のデビュー作『樹の海 Jyukai』(2004年)と同様、命にまつわるエピソードを綴った準オムニバス形式だったこと。
 『樹の海 Jyukai』も命のありようを描ききった素晴らしい佳作だったけど、その卓越した演出力に感動のエンターテイメント性も加味されたら凄いことになるんじゃなかろうかと。
 で、期待に胸膨らませて観た結果、期待に応えるどころか、期待を遙かに上回る見事な出来映えでした。

 世界観的には荒唐無稽なマンガそのもののSF。だけど、サイエンスチックな要素はほとんどなくて、架空の世界を舞台にした社会派映画といった趣き。

 まず特殊な世界観を丁寧に提示し、国の横暴による不条理を描いたエピソード1。
 その不条理の裏側に隠された国家の闇を垣間見せるエピソード2。
 そんな国にささやかな抵抗をみせるエピソード3。
 一貫してダークな世界を描きながらも、それぞれが感動的な逸話となっていて、最後には希望の光も感じさせる周到な運び。
 ただ、エピソードの1と3はわかりやすい感動話だが、2つめは風吹ジュン演じる女性議員の意味するところがわかりにくかったように思う。

 不安を煽るザラついた映像に、監視カメラのモノクロ映像。
 そういう裏打ちがあってこその満開の桜がまぶしい。

 淡々と繰り返されるモノレールの映像で異世界感を表現してしまう的確な演出。
 静寂の中の引きずる音、不意の事故にハッとさせられ、エンディングはやっぱりあの歌でしょうという思いに応えるように流れ始める「みちしるべ」。
 いやもう、言うこと無しですよ。
 監督として劇場公開作3作目にしてこんな傑作を世に送り出してしまうなんて、瀧本監督の今後が楽しみな一方、ハードルを上げすぎじゃないかと余計な心配までしてしまう。

 先に「最後には希望の光も感じさせる」と書いた。
 自分は笹野高史演じる課長の最後の言葉を小さな光と感じたが、観る人によっては“個人の無力”ととるかもしれない。
 国家の繁栄のために切り捨てられる個人。
 今住んでいるこの日本の行く末への漠然とした不安と重ねずにはおれない、切り捨てられる側の自分。
 個の犠牲無しに成立しない国家の繁栄は正しいと言えるのか。なんて、しょせん負け犬の遠吠えなのかもしれない。
 いや、そういう弱気こそが不安の正体で、切り捨てる側の思うつぼなのではないか。
 だからこそ、ラスト、藤本は“そこ”に視線をぶつけるのだ。その瞳に光はあると信じたい。

かみぃ
かみぃさん / 2009年10月16日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 怖い 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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残酷!!

死亡予告書が届けられると24時間で死んでしまうという残酷な設定が見る意欲を倍増さしてくれた。届けられた者達の残りの人生が美しく、命の尊さを感じた。実際にあり得ない法だから世の中の、少子高齢化、自殺、殺人罪など日本においてすごく増えているから、現実問題命というとても大切な事をこわしてはいけないことだと、当たり前だがそう思わしてくれたいい作品だった。

tatsu tatsu
tatsu tatsuさん / 2009年9月21日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 怖い
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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期待以上でした

原作を読んでいたので、さほど期待せずに見に行ったのだが、想像以上に良かった。映画向けに原作をうまく変更していて、オムニバス的な構成になっているのもよかった。このクオリティならば原作にはまだまだ映画でみたいエピソードがあるので続編に期待したい。

dsk
dskさん / 2008年11月3日 / から投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
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涙々・・・ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

最初から最後までずっと泣いていました(><)゜・゜。
とくに、山田孝之さんと成海璃子ちゃんのとこ。。。
とても妹思いなお兄さんに・・・
協力してくれた病院のみんなに・・・

そら
そらさん / 2008年11月1日 / から投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
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この歌を輝かしたのは、君が届けた「イキガミ」です ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「イキガミ」(瀧本智行監督)から。
国家繁栄のために、選ばれた若者に死亡時間が書かれた
「逝紙(イキガミ)」が配達される。(24時間後)
物語の設定としては、めちゃくちゃなのだが、
それを前提に考えると、なかなか考えさせられる作品である。
原作は、コミック「イキガミ」(間瀬元朗作)。
気になる一言は、その中の1人、田辺翼くんが
限りある時間の中で熱唱する「道しるべ」が、感動を呼ぶ。
「イキガミ配達人」の主人公が、
「死の宣告」が自分の仕事ということに悩んでいたところ、
上司役の笹野高史さんが、自信をつけさせるように言い切った。
「この歌を輝かしたのは、君が届けた『イキガミ』です」
黒澤監督の映画「いきる」で、主人公が癌を宣告された時と同じ。
人間、何かきっかけがあれば、輝けるのに・・と思う。
それが、死を宣告される「イキガミ」でなければ、もっといい。
そんなことは誰でもわかっている。しかし、現実は難しい。
その場では感動してもまたもとの生活に逆戻り。
この結末も、映画「いきる」と同じではないか。進歩したい。

shimo
shimoさん / 2008年10月21日 / から投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:-
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え、それで終わり? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画試写会のチケットが当たったので見に行ったのですが、え、それで終わり?という微妙なところで映画が終わってしまいます。国家によって、1000人に1人の若者の命が奪われるという法律の撤廃まで主人公にやってほしかったのですが、そこまでは至らず、ただこの国はだめだ、みたいな主人公の言葉で映画が終わるんです。
中途半端な終わり方に続編があるのかな?と思う気持ちもありますが、たとえ続編があっても私は見ません。

リックマン
リックマンさん / 2008年10月8日 / から投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:-
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