紀元前1万年

って、こんな時代なのかな？
馬に乗っている人もいたのかな？

昔予告を観た時、紀元前一万年ってすごい時代背景！！きっと絶滅した動物とか出てきて、遺跡や出土品から推察される人々の生活が見れるんだろう！と勝手に妄想を膨らませていたんですが、蓋を開けてみたらただのファンタジーというか、空想というか、好き勝手に作ってみました系の映画でした。
最後も死んだヒロインが生き返るし…。巫母の力？うーん。

紀元前一万年に設定する意味はあるのか？

紀元前1万年頃は氷河期が終わりをむかえ始めた頃。更新世から完新世への移行期だろうか。
マンモスのような大型動物と人類が共生していた最後の時代。まだこの頃は狩猟による食料獲得が中心で農耕による食料生産が本格化するのはもう少し先だろう。超古代文明ももしかしたらこの時代に存在していたかもしれない。
まあこれだけ昔の話であれば、何でもありだろう。舞台はおそらくアフリカのどこかで、奴隷たちが建設に従事させられていた巨大建造物はエジプトのピラミッドの起源の設定か？
神と呼ばれた存在も宇宙人かもしれないし、そでないかもしれない。結局、超古代文明は一人の救世主によって崩壊し、狩猟中心の不安定な生活から農耕による安定した生活が始まった。
このあたりの物語を描いた映画。色々物足りない部分もあるが、自分的にはあまあま楽しめた。