劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全133件中、121~133件目を表示

4.0石神役は温水洋一のイメージ

2008年10月15日

知的

ミステリーやサスペンスが好きで、
前から「容疑者X」を観たいと思っていましたが、
原作を読んで、
ますます、その思いが募り、
とうとう、今日観てきました。

殺人事件の発端となる、花岡靖子の元夫と
靖子を助ける天才数学者の石神
そして、
靖子が思いを寄せる男性

この三人がこの物語のキーマンだと思っていましたが、
元夫はもう少し容姿端麗の男じゃないと、
何故、一時にせよ夫婦になったのか
説明できないし、
松雪さんとも釣り合いが取れません、よ。
直ぐ殺されるからといって、手抜きはいけません。

石神役は堤真一じゃカッコ良すぎますよね。
人と上手く付き合えずに、外界と遮断されて
世の中に絶望するには、やっぱり、ぶおとこ
の方がよいのです。
私的には、温水洋一が原作を読んだときに
温めていたキャラクターです。

そして、この人物こそ実は、この作品で
最も重要な人物だと思っているのですが、
靖子が思いを寄せ、石神が痛烈な嫉妬を燃やす男性。
ダンカンじゃ、絶対駄目です!
もっとカッコ良く、誰からも愛されるような
キャラクターじゃないと。
関口宏みたいな感じの人じゃないと。

ちょっと違った観点から語ってみましたが、
作品自体は、
湯川学役が、少しダイコン臭(しゅう)はするものの
原作が東野圭吾の中でも傑作の部類に入ると
呼び声の高い作品なので、
とても楽しめました。
原作のイメージ通りの映像が次々と現れ、
このシーン早過ぎない?と思えるほどの
テンポにしつつ、
しっかり、湯川と石神のつながりを際立たせる
そんな登山のシーンを作ったりして、
奥行きもあったと思います。
この辺が、(原作の無かった)
「HERO」や「相棒」と違ったところだったと思います。

是非、シリーズ化して欲しい作品です!

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カサキショー

4.5最後まで手口が分からなかった

2008年10月15日

知的

難しい

最後の最後まで犯行の手口が分かりませんでした!!
何でどうして?って感じなので最後まで面白かったです♪
後味すっきりな映画でしたよ☆

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あけみ

4.5原作よりおもしろかった

2008年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーの基本路線は、原作と同じなのだけど映画のほうが好き。愛があるから。原作には登場しない湯川の存在を考えたときに、愛を語る役にしか意味がなかったのだろう。それによって、冴えない数学バカの男の物語ではなくなった。
もちろん、堤真一の好演もあるけれど。生きていたけれど生きていなかった、花岡親子によって「生きる」ことができた孤独な中年男性を切々と堤真一が演じている。
それなのになんで最後に湯川と柴咲コウがあんな薄っぺらな「愛」について解説をするかな。蛇足という言葉がぴったりのセリフとカットじゃない、これって脚本家の案なんだろうか。最後の最後でがっかりしたよ。
でも、これはほんのワンカット。映画のおもしろさには影響していないよ。

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chocolate

2.5あまりに期待しすぎて・・・・

2008年10月11日

知的

以前原作を読んで映画化されたら・・・と思っていたので、すごく楽しみにしていましたが、期待していた分物足りない感じが残っています。ドラマの延長で福山雅治さんの湯川教授を楽しむのなら良いとは思います。

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ちーさん

3.0がっかり

2008年10月9日

元々、TVシリーズの映画化ではなく、シリーズと分けて映画を製作すると言う事だったのでかなり期待したのだが、がっかりである。原作の良さを無くしている。
石神の心情が全く描かれていない。また、湯川の石神に対する想いも伝わってこない。その為、全く感動できない。あのくだらない雪山のシーンなんかやめて、石神の心情をもっと描けばよかった。これだったら、TVシリーズの延長として製作したほうが軽い気持ちで観られたのではないのだろうか。特番の「ガリレオ0」のほうが面白かった。
原作を読まずに観れば好い映画として感動して、さらに原作で感動できたのかも知れない。

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YOUSAN

5.0トリックに絶賛♪キャストに魅了^^

2008年10月8日

泣ける

悲しい

TVドラマは、まともに観てはいませんでした^^;
なので、TVイメージも先入観もないままに観れたのが、返って評価を高くしたのかもっ♪
ゴチャゴチャとややこしくない単純なストーリーが良かった^^
トリック・・・タネを明かせば単純なのにっ、見事にしてやられた感じですっ(笑)
完璧に天才物理学者:湯川教授の世界に引き込まれましたね。
それに、なんつったって堤真一さん♪
彼はイケメンなのに、この地味な天才数学者の役が似合うことといったらっ^^
キャスティングもバッチグ~☆です\(^o^)/

          10月6日109シネマズ高崎にて観賞

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ゆりこ

4.0TVとは違う

2008年10月7日

泣ける

知的

面白かったぁぁぁ★
ガリレオ映画で見るの?って感じで
半ば諦め気味で見に行ったんだけど
かなり面白かったです!!

TVとは全然違う感じに出来ていて
ちょっと違った雰囲気で良かったでした~

堤真一さん&松雪泰子さん演技上手すぎ
主演は福山さんなんですけど・・・(笑)

私は原作読んでないんですが、
ちょっと原作を読んでみたくなりました♪

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ラブコメ娘

4.5月9用のムダな脚色が今回はなくシリアスな雰囲気の作品でこれこそ「ガリレオ」本来の姿だと思う

2008年10月6日

観る前はどうせドラマの延長線上で変ににぎやかな作品になってしまっている駄作だと思っていたし、何より「大奥」「HERO」「西遊記」「アンフェア」などことごとくドラマの映画化作品を失敗に導いてきた逆ヒットメーカーのフジテレビ系ドラマということで不安がいっぱいだった(@_@)

 しかしそんな不安はすぐに吹っ飛ぶことになる(>_<)テレビドラマ版は何だか色々と脚色されてエンターテイメント色の強いものとなっているんだけど、この作品は実にシリアスで全体的に緊張感の漂うものとなっていて確かにドラマシリーズを観ていれば楽しめる部分は増えるが明らかに差別化をはかった作品だと言えるだろう(>_<)

 だからこの作品は「ガリレオ」というタイトルが付いていない。あくまで東野圭吾のひとつの作品として作られているからだ(._.)
そのため渡辺いっけいや品川裕などコミカル要素のキャラクターは登場するもののゲストキャラクターなみに出演シーンが抑えられている(>_<)

 普段は感情に流されない湯川がかつての友人の石神を調べる過程で色々とわかってきてしまうあまりにも悲しい事実に困惑する姿がすごくよく描かれていて、不器用な男同士の少し普通とは違った友情のかたちがなんとも言えないいい気持ち悪さを出している(O_O)

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Sp!ke-Y

4.0面白かったけど・・・

2008年10月6日

悲しい

楽しい

知的

トリックにもすっかり騙されてしまったし、
サスペンスとしてはとっても面白かったです。
「天才」対「天才」の、騙し合いに探り合いあり、
松雪ー堤ー福山のヒューマン的要素ありで、
ただのドラマの映画化じゃないなぁって感じでよかったです。

でもその分感じたのが、
「ガリレオ」としてやる意味あるのかな?って思いました。
数式書いて脳の中いって、
おなじみのポーズでバーンってのがあるわけでもなし、
「天才」対「天才」だけど、「数学者」対「物理学者」である意味が、
正直いまいち分からないと言うか・・・。
人気ドラマにあやかった設定が、なんか非常に残念でした。

そんな感じなんで、面白かったけど・・・この評価になりました。

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yuki

5.0ドラマとは別物かな(いい意味で)

2008年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

公開前日のスペシャル版を見てから映画館に行きましたが、見てなくてもOKかな^^;
ドラマで見られる軽いノリは影を潜めていて、キャストは同じだけど別の作品のようでした。ホント良かったです。
ドラマはガリレオのキャラを作るための準備だったのかなぁ。。

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ぐるもこ

4.0和製サスペンスの傑作

2008年10月4日

泣ける

悲しい

知的

見事にやられた!これはガリレオであってガリレオでない!
テレビシリーズのガリレオを観ていた自分にとっては、まさしくその延長線上のものでしかなかったこの劇場版。良くも悪くも、まあ、その、平均点?というか…まあ…度を越した期待感などはなく、普通に劇場へ…
見事に予想を裏切られました!
ガリレオという媒体を借りた、普通(?)の、真っ向勝負のヒューマンドラマ!そしてサスペンス!に仕上がっとりましたよ!ビックリ、驚嘆…
劇場版だからと気負わず、淡々と進む話、人間模様、トリック…ニ分割画面…
下手すれば観客に飽きられる場面のオンパレード…あれあれ?フジテレビどうしちゃった?と思わずにはいられない普通の物語進行…それすらが全て伏線だったなんて!やられた!クライマックスのあのシーンに全て集約されてたなんて!憎い!憎すぎる!いつの間にか自分の頬を伝う涙…涙…なみだ…
フジテレビさん…一皮むけましたね…兜を脱ぎましたよ…私………
劇場で鼻を啜る観客の多いこと多いこと…(自分もその一人)…今年、一番泣ける映画はこれだと、胸をはって宣言できますね!私は!いやあ、びっくり…感動…

月並みですが…実におもしろい……

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ロロ・トマシ

4.5あんなにカッコいい物理学者なんて、居ないって。

2008年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

フジテレビで放映され、大ヒットした『ガリレオ』の映画化。って言うより、東野圭吾の探偵ガリレオシリーズの中の長編『容疑者Xの献身』の映画化と言った方が正しいんでしょうかね?

テレビの際も(元々原作には居なかった”内海薫”とか、”城ノ内桜子”とかの女性登場人物を除いては)、基本的に大体原作に沿った形での映像化でしたが、映画の場合にも、その方針は踏襲されています。まぁ、本であったなら、湯川・草薙の男と男のコンビでも良いかもしれませんが、映像になるとしたら、やっぱり花があったほうが見栄えはするわけで、その意味では、湯川・内海と言う組合せになったのは、間違いでは無かったと思います。(同じような手法は、『チーム・バチスタの栄光』でも取られています。)最終的に内海は、原作にも登場してきていますしね。

原作者の東野圭吾によれば、湯川学は佐野史郎をイメージして書かれていたわけですが、テレビそしてこの映画の影響で、圧倒的に福山雅治と言う印象が、一般には刷り込まれてしまったのでは無いでしょうか? テレビ化する際に湯川役を佐野史郎にしなかった理由は不明ですが、一部の人間には、彼には1992年 TBSドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦のイメージも無い訳ではないので、良かったのかもしれませんが。

映画の中では、あまり出演シーンは多くなかったですが、私に演技力を感じさせたのは、意外にもダンカンです。非常に少ない出演シーンにも係らず、芸達者だなぁと感心してしまいました。

あとは、言うに及ばず、松雪泰子ですかね。やっぱり彼女の演技は、一流だと思います。陰のある雰囲気とか、表情は見せますね。

柴咲コウは、テレビドラマ等多数出演していますが、微妙な感情表現を伴う演技は苦手と見ました。これまでの出演作品でも、微妙な感情表現を必要とする役柄が少ないのも、その傍証かと思います。

時間的制約や、物語の盛り上げ方などにより、完全に原作に忠実と言うわけでは有りませんが、それなりに原作にそっているので、原作を読んでいる人も、そうでない人も、楽しめると思います。

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勝手な評論家

4.0献身る(まもる)

2008年10月4日

泣ける

悲しい

単純な事件に,二人の天才が関わり,
根深い人間の業を露にしてゆく。

時々見える安っぽい演出に勿体なさを感じるも
推理に頭働かすミステリーは見応えあるもので,
おまけに,ラブストーリーとしても,
人間ドラマ,刑事ドラマとしても十分な魅力を放ち,
実に面白かった!

オープニングの実験,
大爆発はやりすぎじゃないと分かる締めも巧い。

福山雅治,北村一輝,柴咲コウ,堤真一,
存在感ある役者4人が良い!!

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AKIRA