ラスベガスをぶっつぶせ
劇場公開日 2008年5月31日
解説
マサチューセッツ工科大学に通うベンは、天才的な数学の能力を認められてローザ教授の研究チームに招かれる。彼らの目的は、卓越した頭脳を駆使してブラックジャックの必勝法を習得すること。教授の下で特訓を積んだメンバーたちは、ついにラスベガスに挑み……。主演を務めるのは全米期待の若手俳優ジム・スタージェス。ケビン・スペイシー製作の下、「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック監督がメガホンを取る。
2008年製作/122分/アメリカ
原題:21
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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2022年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ハーバードの天才が、医科大進学の学費を稼ぐ為にブラックジャックにのめり込んでいく様子を描いた人間ドラマ。
話題(?)のケヴィン・スぺイシーが脇を固める青春ドラマです。
ケヴィン・スぺイシーは本当に良い役者さんですね。それだけに、彼が起こしたと言われている事件は残念でなりません。もう、彼の新しい映画を観ることは出来ないのでしょうね。
さて、映画は青春ドラマ。頭は凄く良いけど、「真面目過ぎて」「面白みに欠けて」「女性に奥手で」・・・そんな主人公がラスベガスの成功で豹変する様子が、とても良く描かれています。
浮かれて、自分を見失い・・・そして・・・
ただ、「青春ドラマ」と「サスペンス」のバランスが少し悪いように思います。終盤は、カタルシスを盛り上げる為に無理にサスペンス要素をぶち込んだ印象。「青春ドラマ」のラストで良かったようにも思うのですが、そこは好みの問題かもしれません。
私的評価は普通です。
2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
原題はブラックジャックの最高得点の“21”だし、主人公ベン・キャンベル(ジム・スタージェス)の年齢も21歳。なぜだか『つぐない』にも21の数字が絡んでいた。映画では基本的なルール説明もなかったようなので、知らない人はある程度勉強しておいた方がいいかもしれません。
とにかく天才のベン・キャンベル。MIT(マサチューセッツ工科大学)在籍中ながらハーバードに受かってしまう。しかし、30万ドルの学費を捻出することもできず、奨学金を勝ち取ることも困難なのです。そんな折、ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)が彼の才能に目を付け、自らの研究室に誘う。“カード・カウンティング”という記憶力と数学力を駆使した技によってカジノで儲けるというものだ。
う~む、なんだか自分にも出来そうな気がしてきたぞ(記憶力が弱いから無理)。それに、研究チームに入る前の、“variable change”も気になるところだ。パチンコの台で考えると、3台あるうち、1つが大爆発すると仮定して、他人が1台で負けたとすると、自分が打とうとしていた台を諦めて空いてる台を打てばいいわけだ(ちょっと違うかもしれない・・・いや、仮定がそもそもおかしい)。でも、確率が変わるなんてのは目から鱗。
sweet、16!salary、15!なぜだかつまらない暗号ばかり覚えてしまったけど、countingそのものの技は全くわからない。それでも運に頼ることなく勝負に勝てることがわかった・・・ような気がする。「奴ら、カウンティングをやってやがるな」などと見抜くローレンス・フィッシュバーンも凄いし、追われているのに学生たちを堂々とカジノへ引率するスペイシーもなんとなく凄い。そして、やっぱり人生経験不足のためか、学費を稼いだらやめると誓った主人公がふとしたことから落ちていく様子も生々しいのです。最後はちょっとしたどんでん返しもありましたが、それほど痛快ではなかったかも・・・単位を落とされたときはかなり同情しちゃったけど・・・
ギャンブルやってんじゃねー!これはビジネスなんだ。熱くなったら負ける。冷静に稼ぐことに集中しなければ勝てないもの。パチンコに例えると、メーカーが次々と新台を導入するのはプレーヤーを熱くさせるため。これは教訓です。
学生の頃、kossyはパチンコ遠征した際、ある店で「学生のくせに落ち葉拾いするな!」と店員に怒られ、出入り禁止になったことを思い出しました・・・2度と行くもんかっ!
【2008年5月映画館にて】
2021年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
学費を稼ぐためにカジノで勝ちまくるシーンは爽快。
ただ、「カウント」なる手法がどういうものなのか全く理解できなかった。
なぜこれで勝ち続けることができるのか、そして違法でないのになぜ捕まってボコボコにされないといけないのか。
2021年6月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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