チェンジリングのレビュー・感想・評価
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衝撃の実話。事実は小説よりも奇なり、イーストウッド監督、この路線が...
衝撃の実話。事実は小説よりも奇なり、イーストウッド監督、この路線が多いですね。ノンフィクション好きなので大歓迎です。
A・ジョリーを主演に据えたのも素晴らしい。イーストウッド作品と彼女がどうにも繋がらず、最初は似た人かと思ってました。こんな似た人いないよな(笑)
それぐらい前情報なしでスタート。息子の不気味な失踪。見つかるのか?事件なのか?ドキドキしてたら…なーんや、もう?
ところがところが、そこから、えっ!えつ!と衝撃の連続。
それにしても当時の腐りきった警察、権力の恐ろしいこと。今もそうですが一般庶民にいったい何ができる?そんな問いかけでもある気がします。
母の愛に敬意を表します。そういや今日は母の日ですね。ちゃんと会いに行っておこう、「どちら様?」とか言われるかもしれないが(笑)
タイトルなし
母の愛、悲しみと強さ。涙なくして観られない。でも、一筋の光が。
また号泣してしまった。観るの3回目なのに。
監督イーストウッド作品はほんとに見応えあるんですよね。
1928年、ロス。9才の息子が行方不明になったシングルマザーのアンジーの、これは長い闘いの物語といってもいいでしょう。実話です。
・・・5ヶ月後にみつかり戻った息子は別人だった。
だが主張は認められず、再捜査を依頼するも、当時腐敗しきっていたロス市警は取り合わない。それどころか自分達の不手際を隠蔽しようとアンジーを精神病院に放り込む。
絶望の中、手を差し伸べる牧師マルコビッチが現れ、徐々にか弱い女性から強い母へと変わっていくアンジー。
詳細は書きませんが、ぜひ観てほしい。
こんなことが許されるわけがない!
そして、どん底の中でも人はこんなにも強く生きていけるのか…と
母というのはこうも強いものかと。
5年後。逃げてきた他の子供の証言を窓越しに聞きながら涙を流すアンジーに号泣しました。
こんなかわいそうな話ある??
悲劇ではありますが、彼女の闘いは明らかにロスを変えました。世論が警察を動かしました。街を変えました。
真っ当な人と 真っ当な事実には
天は味方をするのです。
心に残る作品です。星★★★★★5つ。
アンジー、体張ってます。素晴らしい演技です。
アンジェリーナ・ジョリーが
おぞましい話なのだが・・・
44マグナムを35カメラに持ち替えてから
拝啓、ハリー・キャラハン様
あなたが44マグナムを35カメラに持ち替えてから
ずいぶん経ちますが、まだまだ世界は暴力にあふれ
平和ではありません。
僕があなたを知ったときはブルース・リーと同じように
ワルモノをバッタバッタと倒してました。
そして決めセリフの「make my day」
本作でも似たような言葉が出てました。
あなたの make my dayで
川で川底に落とされ
リングではマットに沈められ
島ではアリ地獄に落とされたような気分になりました。
今回も見事にダウンさせられたのですが
そこに差し込む一筋の光を希望というには
あまりにもイタすぎませんか?
生きるって事はそんなに罪なことなのでしょうか・・・
雨も雲も太陽も時間も目イッパイ感じながら進む
そして
Go ahead make my day
主人公をイヤというほど追い詰める、
優しいイーストウッドさんにはこんな事はできません。
こんなことができるのはハリー・キャラハン刑事あなただけです。
まだまだイッパイ撮って下さい。
そして
Go ahead make my day
実話
1920年代に本当にあった話ということと、クリントイーストウッドが監督であるということで、膨らんだ期待は裏切られなかった。
女性の社会進出のはしりの時代、警察の権力、またそのメンツのために犠牲となる市民、異常者の犠牲となる子供、精神病院の歪んだ役割、ひとつひとつが浮き彫りになっていき、最後にまとまった。
悪質な事件が下敷きになる映画は後味の悪い無責任な終わり方が多い中、人間の温かみを感じられるエンディングだった。
髪型のせいか最後までアンジーだと気づかなかった…
実話だからすごいのではなく…
イギリス行きの飛行機の中で観た映画その2
多くの人が実話だからすごい!とか実話なんてありえなーいとか言ってるけど、だからすごいんじゃなくて映画にした意味をよく考えてほしい。
アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド
出演 アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコビッチ
製作費 $55000000
巨悪を描く
人は強し。愛は強し。
「女だな」
息子が帰ってきたという知らせに、汽車へ駆け出すクリスティン。その後ろでつぶやくジョーンズ警部の言葉。
あの頃のクリスティンは完全な母親であり、父親役という責任を背中に担いでいたと思う。
壮絶な140分。
クリスティンの行動によって動かされたドアの向こうの真実。
子供達は勇気を振り絞って事実を話し、本物の両親に会いたい気持ちに風を起こした。
「時には使うべき言葉を使わなくては。失うものがないときにね」と言うコード12によって精神病棟に監禁されたデクスターの言葉がスカッと響く。
「くそくらえ、くたばるがいい。」
怯えてばかりじゃ何も変わらない。
母親としての強さから、人間としての強さへ。
「喧嘩を売るな、最後にケリをつけなさい」
導入部でウォルターに言い聞かせたセリフがずっと彼女自身の根底にあるような気がした。
決して明るい光が差し込むエンディングではない。
この後も生涯にわたって彼女の戦いは続いていくのだけれど。
クリスティンの表情は何よりも逞しく美しかった。
確信した希望を見つけた事が嬉しかった。
街へ戻っていくクリスティンの背中にあったのは責任ではなく「希望」だった。
数年ぶり2回目の視聴でした。
1920年~30年代を見事なまでに再現し、美術や背景、何よりアンジーのファッションにいちいち見惚れること必至です。
演じているだけでも心が重くなるような役。
格好いい美しい、だけではない、アンジーの女優としての深みを発見です。
演技力がすごい。警察もアンジーも。それゆえ、警察が圧倒的悪に見える...
最後は希望を。
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