キスキス,バンバン(2005)
劇場公開日:2006年4月8日
解説
しがないこそ泥とゲイの私立探偵が謎の殺人事件解決に挑む軽妙なタッチのサスペンス・コメディ。監督は、「リーサル・ウェポン」「ラスト・ボーイスカウト」の脚本家シェーン・ブラック。出演は「愛の神、エロス」のロバート・ダウニー・Jr.と「アレキサンダー」のヴァル・キルマー。
2005年製作/103分/アメリカ
原題または英題:Kiss Kiss, Bang Bang
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:2006年4月8日
ストーリー
しがない泥棒のハリー・ロックハート(ロバート・ダウニー・Jr.)が警察に追われて飛び込んだのは、ハリウッドの探偵映画のオーディション会場。オーディションにパスして“探偵役”のスクリーンテストを受けることになったハリーは、ハリウッドの有力者であるハーラン・デクスターの紹介で、役作りのため本物の探偵とコンビを組むことになる。現われたのは、“見た目はタフでこわもて”、いかにもハリウッド・セレブ御用達のイケメンながら、通称“ゲイ・ペリー”ことペリー・バン・シュライク(ヴァル・キルマー)。ペリーは足手まといになりそうなハリーに苛立ちを覚えるが、ハリーは探偵らしい所作を身に着けようと、必死に彼についてまわる。ハリーは一方で、ずっと憧れていた幼なじみのハーモニー・フェイレーン(ミシェル・モナハン)と再会を果たす。彼女は女優を目指してハリウッドにやって来たものの、開花する時期を逃して焦る日々を送っていた。励ますハリーにハーモニーはキュートな微笑を返すが、ハリウッドの人種には裏がある。彼女は天使なのか、はてまた悪魔なのか……。ペリーと共に尾行していた美女が目の前で死体となって発見されたのを皮切りに、ハリーの周囲が騒がしくなり始める。3時間で3つの死体が発見され、前後して、ハーモニーの妹も不可解な自殺を遂げた。やがて、彼らが追う奇怪な事件の数々とハーモニーの妹の死が、一つの線で結ばれ始める。