レスリー・チャン 嵐の青春

劇場公開日:

解説

衝撃的にこの世を去ったレスリー・チャンがアイドルスターとして活躍していた80年代初期に、俳優として高い評価を受け、第2回香港電影金像奨助演男優賞にノミネートされた作品が、日本で限定公開。1980年代香港青春映画の傑作と言われ、1989年に日本で開催された“香港電影祭”で1度だけ上映され、レスリー・チャンのファンだけでなく一般の映画ファンからも公開が熱望されていた幻の映画。デザイナー志望の青年と日本から帰ってきた従姉妹は、それぞれに熱烈な恋を燃え上がらせるが、やがて思いがけない悲劇に襲われる。

1982年製作/91分/香港
原題または英題:烈火青春
配給:キングレコード、ツイン
劇場公開日:2005年4月2日

ストーリー

裕福な家庭で育ったルイ(レスリー・チャン)はデザインの勉強中。そこへ日本に留学していた従姉妹のキャシー(パット・ハー)が帰ってきた。自由奔放なキャシーはプールサイドで監視員をしていたトム(トン・チュンイプ)をからかうが、その後、強引な彼のアプローチに、一瞬にして恋に落ちてしまう。それを間近に見たルイはいてもたってもいられなくなり、夜のレストランで一人ビールを飲んでいると、そこで恋人と喧嘩したトマト(セシリア・イップ)と出会う。恋人に置いていかれたトマトを見かねたルイは、車で彼女を家まで送るのだが、トマトの荷物は彼氏に全部捨てられてしまった。途方にくれるトマトを親切にしていくうちに、やがて二人は恋するようになる。二組のカップルはいっしょに島へ旅行に行き、夏の恋に燃え上がっていた。だが、そこにキャシーが日本で付き合っていた元恋人の信介(ユン・サイキッ)が現われる。信介は、ある事情で日本から香港へ逃げてきたのだった。彼と関わった二組のカップルたちは、トラブルに巻き込まれてしまう。実は、信介は元赤軍のメンバーだった。彼を追ってきた赤軍の元メンバーらによって、ルイたちには悲劇的な結末が待っていた。

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