メイド・イン・マンハッタン

劇場公開日:2003年5月10日

解説

シングル・マザーの客室係がひょんなことから未来の大統領候補と出会い、恋に落ちていく姿をロマンティックに描く。出演は「ザ・セル」のジェニファー・ロペスと「シンドラーのリスト」のレイフ・ファインズ。監督は「スモーク」の才人ウェイン・ワン。

2002年製作/105分/アメリカ
原題または英題:Maid in Manhattan
配給:UIP
劇場公開日:2003年5月10日

あらすじ

マンハッタンの五つ星ホテル、ベレスフォードの常連客は、きらびやかなセレブリティばかり。上院議員候補のクリス(レイフ・ファインズ)は、このホテルのスウィートルームで、ドルチェ&ガッパーナに身を包んだマリサ(ジェニファー・ロペス)と出会う。彼女の美貌と聡明さに、たちまち夢中になるクリス。しかし彼は知らなかった、彼女がこのホテルで働くメイドであることを……。

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映画レビュー

3.5格差恋愛

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

格差恋愛のシンデレラストーリー。息子が賢くてかわいらしくて良い恋のキューピット役だった。
ホテルの職場の皆んなも応援してくれていて温かい。

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ゆうき

4.0定番だが面白い

2024年11月23日
iPhoneアプリから投稿

結末は予想できるが、そこに至るまでの過程は面白い。
周囲が応援してくれているのも良い。

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た

4.0【”職業に貴賤なし。そして、嘘から出た誠。”今作は、仕事熱心で仲間に恵まれたシングルマザーの客室係と大統領候補との運命的な出会いを描いたシンデレラ・ラブストーリーである。】

2023年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

■未来の大統領と噂される上院議員候補のクリストファー・マーシャル(レイフ・ファインズ)が、純白のスーツに身を包んだマリサ(ジェニファー・ロペス)と出会ったのは、マンハッタンにある五つ星ホテルのスウィートルームだった。
 美しく聡明なマリサにたちまち夢中になるクリス。しかし、彼女には彼に言えない秘密があった。

◆感想

・マリサの70年代の政治に興味を持った息子のタイ君が、実に良い。彼はニクソンについてのスピーチを学校でするが、失敗してしまう。
 だが、偶然、母マリサが働くホテルのエレベーターで、クリスと出会うシーンから魔法の様なシンデレラストーリーが幕を開けるのである。
ー クリスがタイに教えた人を感動させるスピーチの秘密を教えるシーンと、ラストシーンとの連動性。-

・マリサは同僚から内緒で勧められ、スウィートルームに泊まっていた金持ちの女性キャロラインの白いカシミアコートを着ていたが、その姿を偶然見てしまったクリスに真実を告げられず、一緒にマンハッタンを散歩する。
ー そして、クリスは彼女の魅力に惹かれてしまう。マリサも・・。-

・だが、クリスがランチに招いたキャロラインは、別人だった・・。
ー このシーンも含めて、レイフ・ファインズの演技がこのシンデレラストーリーを支えている。-

■真実が明らかになる中、マリサと彼女の行為を黙認していたホテルの要職に付いていたライオネルは馘首されてしまう。この時のライオネルがマリサに掛けた言葉が良い。”君はいつか、支配人になるよ。”
 彼は、キチンとマリサの仕事ぶりを見ていたのである。

■更に、議員生命の危機に晒されながらも、クリスはマリサへの愛を貫くのである。それを助けるクリスとマリサの仕事仲間達や息子のタイ君。
ー クリスの選挙参謀、ジェリー・シーゲルを演じた名優スタンリー・トゥッチが実に良い。-

■クリスは、メイドであるマリサとの恋を否定せずに、堂々と記者会見時に臨み、逆にマリサが馘首された事を詫びる。

■そして、上院議員立候補の記者会見時に、タイ君がクリスに質問した事。”嘘を付いたら、その人はもう駄目なんですか。それなら今の議員さんは、多くが駄目ではないですか?”
 それに対し、クリスは”未来の大統領候補だ。”と言い、タイ君の元に歩み寄りお互いにスピーチの秘密である”クリップ”を握った掌を開けるのである。

<今作は、ジェニファー・ロペスをフューチャーさせるべく作られた映画かもしれないが、ウェイン・ワン監督の洗練された演出と、若きレイフ・ファインズの魅力が素敵なシンデレラ・ラブストーリーとして、幸せな気持ちになれる作品に仕立て上げている作品である。>

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NOBU

3.5身分違いの恋

2022年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「ローマの休日」「プリティ・ウーマン」
「ボデイガード」そしてこの映画。
現実にはあり得ないような、身分違いの恋。
甘ーいカロリーの高いスィーツみたいに、時々無性に食べたくなります。
なんて心が満たされるのでしょう。

2002年(アメリカ)監督:ウェイン・ワン。
ウェイン・ワンの監督作の「スモーク」は素敵な映画でしたね。

五つ星ホテルのメイドでシングルマザーのマリサ(ジェニファー・ロペス)は、
ある日、金持ち客(ナターシャ・リチャードソン)から店へ返却を頼まれた
高級ブランドのコートをふざけて身につけていた所を、上院議員候補のクリス・マーシャル
(レイフ・ファインズ)に誤解されて息子と3人で散歩を楽しむことになる。
クリスは、率直に意見を言うマリサが気に入り、
2人は恋に落ちてしまうのです。

レイフ・ファインズが惚れ惚れするほどステキです。
20年前は本当に若々しく美形だったんですね。
彼のラブストーリー映画というと「イングリッシュ・ペイシェント」が浮かびます。
悲恋でしたね。不倫の恋に殉じる青年の役・・・こちらは本当に泣ける映画でした。

ジェニファー・ロペスはピチピチしてラテン系らしい可愛い女性。
親しみやすいです。
シンデレラ・ストーリーですね。
息子のタイ。
ちゃっかりお母さんの恋を取り持つピューピット役です。
とても賢くて可愛かった。
大型犬と秘書のスタンリー・トゥッチも欠かせない脇役でした。

甘ーいお菓子をお腹いっぱい食べたいときにどうぞ。

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琥珀糖