月のひつじ

劇場公開日:

解説

アポロ11号による人類初の月面着陸を世界中に生中継した功労者である、オーストラリアの片田舎に建てられた巨大パラボラアンテナにまつわるエピソードを映像化。かつてない巨大プロジェクトを町を上げて支えた人々の実話に基づき、歴史的中継が実現するまでを描く。

2000年製作/102分/オーストラリア
原題または英題:THE DISH
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2002年7月6日

ストーリー

ケネディ大統領の演説で始まった、月着陸有人飛行計画(アポロ計画)。1969年7月、いよいよ最初の月面着陸へ向けて。アポロ11号が発射された。当初、NASAでは世紀の瞬間を世界中に生中継するため、カリフォルニア州ゴールドストーンにある設備を利用して、月からの映像を捉えようとしていた。しかし、打ち上げのスケジュールが遅れたために、アメリカで電波をキャッチすることが出来なくなってしまった。結果、地球の反対側、オーストラリアの田舎町パークスにそびえ立つ巨大なパラボラアンテナが理想的な位置となる。かくして、この一大イベントの成否が、“羊しかいない”小さな町に託されるのだった……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0月並みな街が月で有名に

2022年6月21日
Androidアプリから投稿

 1969年の月面着陸の中継にオーストラリアのでっかいパラボラアンテナに白羽の矢がたつお話。そうアンテナは大きいほど良いのだ が、NASAからの職員派遣は1人だけ、何かと下に見てるのかとても感じが悪い人で、おそらくオーストラリアに期待はしてなかったんだろうね えっそんなネタでずっと?と思っていたら、やっぱり途中停電、アポロ11号と通信途絶えてしまう(人災) 作中、米大使歓迎の際にも米国歌誰も知らないのか違う曲演奏したり(ハワイ5-0?とか言ってた)当時のオーストラリアってそんなレベルだったのか…結局手動で追いついて事無きを得るんだけど、よりによって着陸当日に今度は強風で中継出来ない危機 てかもっと頑丈な造りに出来なかったんですかね?結局は強風の中強行で結果オーライ 後は周知の通り。
それでもあの中継がNASAじゃなくてオーストラリアのパークス天文台だって知らなかったし、サム・ニール好演で結構面白かった

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ゆう

3.0歴史の一端を知る面白さ

2020年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1969年のアポロ11号月面着陸のテレビ映像中継したオーストラリアのレーダー基地のお話。その片田舎の基地所長や市長とその家族、技師などの活躍を追憶した群像劇。NASAの職員も加わり、アメリカとオーストラリアの関係も興味深いが、単なる中継地の話だけに歴史的緊迫感の迫力は無い。サム・ニール所長の感慨深さを共有するのも難しい。その中心テーマより、周りの人間模様を楽しむ作品になっている。印象に残るのは、オーストラリア人の人の好さ。

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Gustav

2.0月面中継の裏方物語

2019年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

3.0夢があるね

2018年8月22日
iPhoneアプリから投稿
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yupppiii