月のひつじ
劇場公開日:2002年7月6日
解説
アポロ11号による人類初の月面着陸を世界中に生中継した功労者である、オーストラリアの片田舎に建てられた巨大パラボラアンテナにまつわるエピソードを映像化。かつてない巨大プロジェクトを町を上げて支えた人々の実話に基づき、歴史的中継が実現するまでを描く。
2000年製作/102分/オーストラリア
原題または英題:THE DISH
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2002年7月6日
ストーリー
ケネディ大統領の演説で始まった、月着陸有人飛行計画(アポロ計画)。1969年7月、いよいよ最初の月面着陸へ向けて。アポロ11号が発射された。当初、NASAでは世紀の瞬間を世界中に生中継するため、カリフォルニア州ゴールドストーンにある設備を利用して、月からの映像を捉えようとしていた。しかし、打ち上げのスケジュールが遅れたために、アメリカで電波をキャッチすることが出来なくなってしまった。結果、地球の反対側、オーストラリアの田舎町パークスにそびえ立つ巨大なパラボラアンテナが理想的な位置となる。かくして、この一大イベントの成否が、“羊しかいない”小さな町に託されるのだった……。