異邦人たち

劇場公開日:

解説

「ホールド・ユー・タイト」のスタンリー・クワン監督が、小さな島に隔離された人々の運命を描く日本と香港の合作映画。無国籍的な雰囲気が漂い、不思議な余韻が残る。日本からは大沢たかお、桃井かおり、香港・台湾からミッシェル・リーとスー・チーが出演。

2000年製作/103分/日本・香港合作
原題または英題:有時跳舞
配給:オメガ・エンタテインメント=ドラゴン・フィルム
劇場公開日:2001年2月24日

あらすじ

青い海に囲まれた香港近郊の小さな島。そこには様々な事情を抱えた人々が訪れていた。結核の治療のため滞在している日本人ジャーナリストの春樹。子供時代をこの島で過ごし、現在は銀行経営者として成功したシャロン。彼女の友人で日本人写真家のマリアン。恋人に会うため、台湾からやって来たメイリン。そして、新作映画の記者会見をキャンセルし、マスコミから逃げてきた人気俳優ハン。島で出会った彼らは、異なる言語を交わし合う。そこへ突如、島は謎の伝染病の発生源だとして、香港政府によって封鎖されてしまう……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0たゆたう雰囲気が良い

2025年6月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

癒される

カワイイ

香港近郊の小さな島を様々な理由で訪れていた香港や台湾や日本の人々。彼らは島で出会い交流を持つが、やがて島が伝染病の発生地として突如香港政府により封鎖されてしまう。彼らは不安を紛らすためパーティーを開くことにするが……というストーリー。

スタンリー・クワン監督によるちょっと不思議な雰囲気の香港・日本合作によるヒューマンドラマ映画。ストーリーよりも雰囲気重視タイプの映画でなかなか面白かった。スー・チー目当てで観た映画で、この頃はとにかくスー・チー出演映画を観まくったなあ。スー・チーは主演の1人で、日本から大沢たかおと桃井かおりも主演している。大沢たかおの役が小説家で、役名が春樹ってのが狙ってるなあとも思った。スー・チーはらしさ全開の好演で、ミッシェル・リーも今となっては懐かしい。いい映画でした。

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バラージ

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