ワン・モア・タイム
劇場公開日:1989年12月
解説
死んだはずの男性が他人の体を借りて甦ったことによって起こる騒動を描くロマンティック・コメディ。エグゼクティヴ・プロデューサーはアンドリュー・バーグマンとニール・A・マクリス、製作はマイク・ロベル、監督は「ダーティ・ダンシング」のエミール・アルドリーノ、脚本はペリー・ハウズとランディ・ハウズ、撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はシビル・シェパード、ロバート・ダウニー・ジュニアほか。
1989年製作/アメリカ
原題または英題:Chances Are
配給:コロンビア/トライスター
劇場公開日:1989年12月
ストーリー
63年、ワシントン。弁護士のルイ・ジェフリーズ(クリストファー・マクドナルド)と恋人コリンヌ(シビル・シェパード)の結婚式が一同の祝福を浴びて執り行なわれていた。新郎の介添人であるワシントン・ポストの記者フィリップ・トレイン(ライアン・オニール)は秘かにコリンヌに憧れていたが、今は親友の結婚を心から祝福していた。ところがそれから一年後、ルイは車にはねられ交通事故死してしまう。ところが妻に思いを残して天国に旅立った彼の魂は、一刻も早くコリンヌのもとへと急ぐあまり、前世の記憶を消去しないまま地上に舞い戻ってしまった。それからさらに23年後の現在。新聞記者を夢みてフィラデルフィアからワシントンにやって来たアレックス・フィンチ(ロバート・ダウニー・ジュニア)は、ワシントン・ポスト社で偶然フィリップと出会い、彼は金も無く行くあてもないアレックスをコリンヌの家に連れていった。そこで彼は大学の同窓生ミランダ(メアリー・スチュアート・マスターソン)と再会する。彼女はルイの忘れ形見だったのである。ところがコリンヌの家についてからというもの、何だかアレックスは落ちつかない。見るものすべてが見覚えのあるものに思えてき、やがて彼は自分がルイの生まれ変わりであることを知るのだった。またそれを知ったコリンヌは、疑心暗鬼の中でアレックスに好意を寄せてゆき、一方ミランダも彼を好きになっていた。そしてコリンヌに変わらぬ愛を捧げるフィリップ--。4人の交錯する思いの中で、やがてフィリップの愛を知ったコリンヌは彼と結ばれ、そしてようやく天国からの使者に前世の記憶を消してもらったアレックスは、ミランダとの愛を実らせるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エミール・アルドリーノ
- 脚本
- ペリー・ハウズ
- ランディ・ハウズ
- 製作総指揮
- アンドリュー・バーグマン
- ニール・A・マクリス
- 製作
- マイク・ロベル
- 撮影
- ウィリアム・A・フレイカー
- 美術
- J・デニス・ワシントン
- 音楽
- モーリス・ジャール
- 編集
- ハリー・ケラミダス
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第62回 アカデミー賞(1990年)
ノミネート
主題歌賞 |
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第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)
ノミネート
最優秀主題歌賞 |
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