私の愛情の対象
劇場公開日:1998年12月5日
解説
ゲイの男性と普通の女性との恋を通じ、男女の理想のありかたを問うラヴ・コメディ。監督は「英国万歳!」「クルーシブル」のニコラス・ハイトナー。脚本は劇作家のウェンディ・ワッサーステイン。製作は「愛と追憶の日々」のローレンス・マークと、「クルーシブル」のダイアナ・ポコーニー。撮影は「マイ・ビューティフル・ランドレット」のオリヴァー・スナイプルトン。音楽は「英国万歳!」のジョージ・フェントン。美術は「赤ちゃん泥棒」のジェーン・マスキー。出演はNBCの人気シリーズ『フレンズ』にレギュラーで人気を得たジェニファー・アニストン、「ロミオ&ジュリエット」のポール・ラッド、「英国万歳!」のナイジェル・ホーソーン、「愛を殺さないで」のジョン・パンコウ、「ウルフ」のアリソン・ジャニーほか。
1998年製作/112分/アメリカ
原題または英題:The Object of My Affection
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1998年12月5日
ストーリー
ソーシャル・ワーカーのニーナ(ジェニファー・アニストン)はパーティで、小学校教師でゲイのジョージ(ポール・ラッド)を紹介される。同棲相手にふられたジョージは、ニーナのアパートに転がりこむ。二人は最高の友人同士として、プラトニックな関係を築く。ニーナには親切だが押しつけがましいヴィンス(ジョン・パンコウ)という恋人がいる。ヴィンスの子を妊娠したニーナは、ジョージに「子どもと3人で新しい関係を作ろう」と提案するが、ヴィンスは強引にニーナを自分の家に連れ帰る。ある日、ニーナと再会したジョージは、ヴィンスの態度にイライラしているニーナを見て、子どもの父親代わりになることを決意する。二人は再び一緒に暮らし始めた。ジョージを男として愛し始めたニーナだったが、ベッドイン寸前という時、ジョージの元同棲相手から旅行の誘いの電話が入る。行くことを承諾したジョージは、旅先で若く魅力的な男性、ポール(アモ・グリネロ)と出会い新しい恋に落ちる。「人生の伴侶は一人、私を選んで!」と叫ぶニーナだったが、ゲイであるジョージにはポールとの恋を捨てられなかった。やがてニーナは出産、ジョージに別れを告げる。数年後、ジョージの学校で学芸会が開かれた。ジョージは校長になり、主役はニーナの子ども、ヴィンスは父親として参加し、ニーナの隣には新しい恋人がいた。ジョージとニーナは今は真の友情で結ばれていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ニコラス・ハイトナー
- 脚本
- ウェンディ・ワッサースタイン
- 原案
- スティーブン・マッコーリー
- 製作
- ローレンス・マーク
- ペトラ・アレクサンドリア
- ダイアナ・ポコーニイ
- 撮影
- オリバー・ステイプルトン
- 美術
- ジェーン・マスキー
- 音楽
- ジョージ・フェントン
- 編集
- タリク・アンウォー
- 衣装デザイン
- ジョン・エー・ダン
- 字幕
- 古田由紀子