レッドソニア

劇場公開日:

解説

女戦士レッド・ソニアの活躍を描いたヒロイック・ファンタジー。製作はクリスチャン・フェリー、監督は「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」のリチャード・フライシャー、エグゼクティヴ・プロデューサーはA・マイケル・リーバーマン、脚本はロバート・E・ハワードの創造した登場人物を下にクライヴ・エクストン、ジョージ・マクドナルド・フレイザーが執筆。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、編集はフランク・J・ユリオステ、音楽はエンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、ブリジット・ニールセン、サンダール・バーグマンほか。

1985年製作/アメリカ
原題:Red Sonia
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1987年12月5日

ストーリー

遠い昔、暴力と悪の支配する世界。悪の女王ゲドレン(サンダール・バーグマン)は万物を創造し支配する聖玉<タリスマン>を奪い、一層の力をつけつつあった。ゲドレンに自分の村を焼き打ちにされたレッド・ソニア(ブリジット・ニールセン)は剣の修業を積み、老師より名剣を与えられる。その日、瀕死のソニアの姉を運んできた男がいた。カリドー(アーノルド・シュワルツェネッガー)である。ゲドレンに襲われた姉は間もなく死に、ソニアは復讐のために女王の住む魔城アーカベインへと旅立つ。途中、カリドー、そして女王に滅ぼされた都の王子ターンとその家来ファルコンが加わり、目的地の城へ着いたソニアは異常な現象に出くわす。聖玉の力が増大し、大地は震え、天には稲妻が走り、その力が女王の手にもおえなくなってきたのだ。一行の助けを借りて城に潜入したソニアは、女王と対決した。ソニアは城の床が割れた瞬間に一撃し、女王と聖玉は地面の底に落ちてゆく。王子とファルコンは故郷に帰り、初めは男を寄せつけなかったソニアではあったが、今はカリドーと口づけを交わし、2人で新しく旅立ってゆくのであった。

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映画レビュー

2.5ブリジット・ニールセン伝説の序章

2021年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 知る人ぞ知るシルベスター・スタローンの元妻ブリジット・ニールセン。今作で華麗なデビューを飾り、ラジー賞新人賞も受賞。アクション、特に剣術ではシュワちゃんよりもサマになっていると感じた。シュワちゃん演ずる準主役の孤高戦士カリドーは力任せに剣を振り回すだけだった。

 『コナン・ザ・グレート』の姉妹編としてのファンタジーストーリーであり、コナンと同じように悪の女王に村を焼き払われ、家族を惨殺され、凌辱されたため復讐に燃える女剣士と成長していく。さらに女王ゲドレンはソニアの姉ヴァルナから聖玉タリスマンを奪い、ヴァルナをも殺してしまったのだ。

 瀕死のヴァルナからは、力をつけたタリスマンがやがて世界を破滅に導くと聞き、ゲドレンに復讐し、タリスマンを葬るという宿命を負った。このタリスマン。男が触ると死んでしまうという不思議な緑色の玉。途中、カリドーを仲間とし、同じくゲドレンに国を奪われた王子ターンと兵士ファルコンも旅の道連れとなる。

 アクションと、ターン王子の茶目っ気というコミカルさもあって楽しい作品となってはいるのですが、登場人物のセリフが全て棒読みっぽいのが難点。シュワちゃんの演技が上手く感じてしまうほどだった。そしてエンニオ・モリコーネの音楽もよかったし、意外とVFXもしっかりできてたように思う。

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kossy

3.0第一作のファンは迷わず観るべきだ

2019年10月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

超名作コナン・ザ・グレート、その続編キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2に続く番外編と言うべき作品
ロバート・E・ハワードの原作による剣と魔法のファンタジー世界の物語
というかこれもまたマーベルコミックものなのだ
その小説を原作としたマーベルコミックこそが、本作の直接の原作となる
英雄コナンのスピンオフのレッドソニアの物語

コナンは登場しないがアーノルド・シュワルツェネッガーがカリドーと名乗る流浪の戦士で出演する
ヒロインを助けるヒーロー役で出番も多い

お話はそれなり

主演のブリジット・ニールセンもアーノルド・シュワルツェネッガーも演技力はない
ヒロインとヒーローのロマンスもなんじゃそりゃの内容
またシュワルツェネッガーは体が出来ておらず、第一作に見るような筋肉の山のような迫力がない
もちろんそれでも凄い筋肉なのだが
コマンドーの撮影頃と同じ年なのに、顔も萎んでいるように見える
見るからにとんでもなく強そうに見えないのだ

カメラはジュゼッペ・ロトゥンノという腕のある人で風景は美しく撮れているが、アクションがからきし上手く撮れてないしカッコいい構図がまるでない

音楽も巨匠エンニオ・モリコーネでなかなかのものを提供してくれているが、劇伴としては盛り上るものはない

監督はシリーズの前作と言うべきキング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2の監督だが、シリーズ第一弾のジョン・ミリアス監督のコナン・ザ・グレートと比較すれば何から何まで劣っていた第二作だった
本作のシリーズ第三作はさらに劣化して、第一作からすると半値八掛けと言うべきレベル
演出も平板、脚本もダメダメ
ガッカリ感が強い
テレビの特番程度のレベル

しかし衣装、美術は第一作に近いイメージとなっており大変評価できるものだ
これにより、フランク・フラゼッタのグラフィックアートイメージそのままの世界の映像が幾つも観ることができる
ファンならこれだけで許せるはずだ
だから第一作のファンは迷わず観るべきだ

雄大な農耕開始以前の超古代の風景として第一作と同様の光景をロケしてくれているのもポイント高い

その衣装と美術と風景に星二つオマケする

ただ衣装は大絶賛なのだか、たったひとつ不満がある
ヒロインの肌の露出が少な過ぎる!
レベルソニアの衣装はビキニアーマーに決まっているではないか!
そうでないのは不満だ、ぷんぷん
なので星は二つオマケからひとつマイナス

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あき240

2.0ブリジット・ニールセン

2018年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

シュワちゃん初期の作品で、今回は女戦士ブリジット・ニールセンが主役。
女性のアクションシーンが多く、ムキムキのシュワちゃんもお色気にタジタジかな。

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いやよセブン
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