レイト・フォー・ディナー

劇場公開日:

解説

冷凍人間にされた2人の男が29年後に目ざめ、家族と再会するハートウォーミングなドラマ。監督・製作は脚本家出身のW・D・リクター、製作はダン・ルポヴィッツ、脚本はマーク・アンドラス、撮影はピーター・ソーヴァ、音楽はデイヴィッド・マンスフィールドが担当。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Late for Dinner
配給:東京テアトル
劇場公開日:1992年5月16日

ストーリー

1962年、サンタフェ。失業中のウィリー(ブライアン・ウィマー)は悪徳不動産屋フリーマンから土地を手放すよう迫られ、仕方なく承諾する。腎臓を病んでいる義弟フランク(ピーター・バーグ)と共に土地の代金を受取りに行ったウィリーは、フリーマンの手下に銃撃されて怒り、逆にフリーマンの手下を撃ってしまう。警察の張る家には戻れず、妻ジョイ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)と娘ジェシカを残して2人はロサンゼルスへ逃げる。そこで知り合った医学博士チルブレインズ(ボー・ブランディン)にフランクの腎臓を治してやるなどと言葉巧みに研究所に連れて行かれた2人はそこで冷凍人間にされてしまう。偶然の事故により2人が冷凍からさめたのは29年後だった。一晩眠っただけと思い込んでいた2人は、自分たちの置かれた状況を知って愕然とする。ウィリーとフランクはおそるおそるサンタフェに戻り、ジョイは再婚・離婚して年老い、ジェシカ(コリーン・フリン)は自分たちより年上で二児の母になっていることを知る。2人はまずジェシカの前に姿を現わし、これまでの経緯を説明する。最初は驚くジェシカだったがやがて2人を理解し、ジョイのもとへウィリーを連れていく。昔のままの姿のウィリーにジョイは呆然とし、やり直そうというウィリーに、もう遅すぎる、と彼の言葉を振り払うように外へ飛び出す。ウィリーは彼女のあとを追い、2人は固く抱き合うのだった。

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