ラブ・アンド・ウォー
劇場公開日:1997年10月10日
解説
文豪アーネスト・ヘミングウェイと、第一次大戦下のイタリアで彼と出会った看護婦の運命的な愛を描いた感動作。ヘミングウェイの小説『武器よさらば』のモデルになった女性の実話をつづったヘミングウェイの盟友ヘンリー・ウィラードの回想録『Hemingway in Love and War 』を、「ガンジー」「遠すぎた橋」「チャーリー」など実録ものを得意とするリチャード・アッテンボローの監督・製作で映画化。脚本はアラン・スコット、クランシー・シーガル、アンナ・ハミルトン・フェランの共同。製作はヴィラードとアッテンボロー、製作総指揮はサラ・ライシャー。撮影は「12モンキーズ」のロジャー・プラット、音楽は「大地と自由」のジョージ・フェントン、美術のスチュアート・クレイグ、編集のレスリー・ウォーカーは「永遠の愛に生きて」に続いてアッテンボロー作品に参加。衣裳は「エビータ」のペニー・ローズ。主演は「スピード2」のサンドラ・ブロックと「バットマン&ロビン」のクリス・オドネル、「夕べの星」のマッケンジー・アスティン。
1996年製作/116分/アメリカ
原題または英題:In Love and War
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ配給(特別協力*読売新聞社=日本赤十字社)
劇場公開日:1997年10月10日
ストーリー
1918年、第1次大戦末期のヨーロッパ。隣国オーストリアに苦戦するイタリアに、アメリカ赤十字社からの救援軍が到着した。その中に看護婦アグネス(サンドラ・ブロック)もいた。同じ頃、小説家志望の18歳の新米記者アーネスト・ヘミングウェイ(クリス・オドネル)は、傷病兵運搬車の運転手としてイタリアに渡っていた。血気盛んなアーネストは着任早々、爆弾の砲火を浴びる。自らの危険も省みず瀕死の少年兵を応急治療施設に運び、自分も赤十字病院に担ぎ込まれる。そこで彼は、アグネスと出会った。致命的な傷を膝に負ったアーネストは、自分の足が切断されるのではないかと恐れたたが、「足が治ったら私がダンスを教えてあげるわ」と言うアグネスの言葉に励まされて手術に臨む。アーネストは8歳年上のアグネスに恋するが、彼と同室の友人ヘンリー(マッケンジー・アスティン)も、密かに彼女に憧れていた。アーネストはリハビリを続けながらアグネスへの思いを募らせ、彼女もまたいつしか彼にひかれていた。だが、今の彼女には患者と看護婦という立場を最優先しなければならず、迷いを断ち切るため、彼女は誠実なイタリア人外科医ドメニコ(エミリオ・ボヌッチ)と交際を始めようとする。
スタッフ・キャスト
- 監督
- リチャード・アッテンボロー
- 脚本
- アラン・スコット
- クランシー・シーガル
- アンナ・ハミルトン=フェラン
- 原作
- ヘンリー・ヴィラード
- ジェームス・ネイジェル
- エグゼクティブプロデューサー
- サラ・ライシャー
- 製作
- ディミトリ・ビラード
- リチャード・アッテンボロー
- 撮影
- ロジャー・プラット
- 美術
- スチュアート・クレイグ
- 音楽
- ジョージ・フェントン
- 編集
- レスリー・ウォーカー
- 衣装デザイン
- ペニー・ローズ
- 字幕
- 戸田奈津子