ラブ・アンド・ウォーのレビュー・感想・評価

第１次世界大戦のヨーロッパの野戦病院が舞台です。若い兵士と年上の看護婦と彼女の上司である医師とのラブロマンス。その兵士は若き日のヘミングウェーがモデルといわれています。
兵士が看護婦に恋をし結婚の約束をして、終戦前にアメリカに帰り（負傷後の療養のため）、彼女を待っていた。しかし、彼女は同僚の薦めもあり、故郷のベニスで病院を建てるという医者の方を選び、終戦後ベニスに行ってしまう。しかし、彼のことが忘れられず、半年後にはベニスを発ち彼のいるアメリカに行く。一方アメリカに帰ってからずっと彼女のことを待っていた彼ではあったが、終戦後彼女は医師のほうと結婚したことを知っていた。彼女がアメリカの彼のもとへ行き、二人が再会したとき、彼が出した結論は・・・。私にとっては意外な意外な返答にかなりショックを受けました。ただ、そのせいかなり印象に残る映画となりました。
実際の晩年のヘミングウェーがどんな死に方をしたかを考えると、なんとなくこの結論が関係があるようにも思えます。