ラジュー出世する

劇場公開日:

解説

日本では43年振りのロードショー公開となるインド娯楽映画。ダージリンの大学で建築を学び、一旗揚げるため大都市ボンベイにやってきた青年が奮闘する物語。笑いあり涙あり、歌も踊りもありの娯楽大作。インドでは指定席入替制のため、公開と同時に一ヶ月先まで入場券が売り切れたと言われる。監督は『ボンベイのサリム』(特別上映)が紹介された、高名な科学者の息子として生まれたアズィーズ・ミルザー。製作はボンベイ映画界きっての大物プロデューサーと言われるG・B・シッピー。脚本はマノージュ・ラールワーニー。撮影はピノード・プラダーン。音楽はジャティン=ラリット。美術はゴータム・セン。編集はジャヴド・セイド。出演は主人公ラジューにテレビ界出身でインド映画ナンバー1人気のシャー・ルク・カーン、ヒロインのレヌ役には清純派にしてグラマーなジュヒー・チャーウラー。他に演技派として知られるナーナー・パーテーカルが出演している。

1992年製作/159分/インド
原題または英題:Raju Ban Gaya Gentleman
配給:エスパース・サロウ=シネマサラ配給 (新日本映画社提供)
劇場公開日:1997年5月17日

ストーリー

ダージリンの大学で建築を学んだ青年ラジュー(シャー・ルク・カーン)は一旗揚げるために大都会ボンベイにやって来て、口上を生業とする世俗離れしたジャイ(ナーナー・パーテーカル)のもとに居候する。頭からラジューに水をかけてしまったOLのレヌ(ジュヒー・チャーウラー)は、やがてラジューと恋に落ちる。レヌの紹介で彼女の勤めるゼネコンに就職したラジューは、あっという間に昇進していく。ラジューの出世を嫉妬したライバルたちによる罠がラジューを待ち受ける。彼が現場責任者となった現場で人身事故が発生し、また社長の命令でしぶしぶ手を染めた贈賄も発覚し、窮地に立たされ、仲間たちの信頼も失う。ラジューは身の潔白を示すため全てを証言するため、ライバルの妨害を退け、法廷に出頭する。ラジューは無実が証明され、レヌの愛と仲間の友情を取り戻す。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5ロマンス系マサラの完成形

2024年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

すごくスタンダードなマサラムービー。 歌、踊り、ロマンス、サスペンス、アクション、そして喜怒哀楽。詰め込めそうなものは全て詰め込む。それがマサラ。 不慣れな方にはなんじゃこりゃかもしれないが、マサラ好きとしてはほとんど文句のつけようがない完成度だったと思う。 歌って踊って、わけわかんない。それがいい。 あえて難点を言うならば、印象的なシーン、または楽曲がなかったことくらいだろうか。 とにかく、最近「バーフバリ」や「RRR」を観てインド映画に興味がわき、アクション系以外も観てみようか、なんて人にオススメのロマンス系マサラムービーだ。 しかし、ちょっと古いので派手さは薄い。

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つとみ

3.0ベタでも歌と踊りで

2023年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公は大学で建築を学び、大都市ボンベイへやってくる。 就職が決まらなかったが、彼女は出来た。 ひょんなことから建設会社に採用され、社長の娘に気に入れられたことから・・・。 ドラマはベタだが、ちゃんと歌と踊りで飽きないように作ってある。

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いやよセブン