ムーラン(1998)

劇場公開日:

解説

父の名誉を守るため、命を賭けて戦った中国の伝説の美少女「木蘭」の物語をディズニーがアニメ化。監督は「美女と野獣」「アラジン」のアニメーター&エフェクト監修を務めたバリー・クックと、「ライオン・キング」でスーパーバイジングアニメーターを務めたトニー・バンクロフト。製作は「ミッキーのアルバイトは危機一髪」でエグゼクティブプロデューサーを務めたパム・コーツ。音楽は「プリティ・ウーマン」の『ワイルド・ウーマンドゥ』をヒットさせたマシュー・ワイルダーと「エイリアン」「スター・トレック」の巨匠ジュリー・ゴールドスミス。ヒロインのキャラクター作画は「リトル・マーメイド」「美女と野獣」などの女性キャラクターを手がけたディズニーのトップ・アニメーター、マーク・ヘン。声の出演は「ジョイ・ラック・クラブ」のミンナ・ウェイ、「ネゴシエイター」のエディ・マーフィ、「セブン・イヤーズ・チベット」のB・D・ウォンほか。

1998年製作/87分/アメリカ
原題または英題:Mulan
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1998年9月26日

ストーリー

由緒あるファ家のひとり娘、ムーランは、自由な心の持ち主だったが、女らしくふるまうことが苦手なため、家族の頭を悩ませていた。ある日、「一家からひとり男子を徴兵する」という皇帝からの命が下る。異民族であるフン族が中国侵略をたくらんでいるのだ。足の悪い父、ファ・ズーに代わり戦地へ赴く決意をしたムーランは、長く美しい髪を切り、男になりすまして軍隊にもぐりこむ。心配した先祖の霊は、ファ家最強の守護竜をムーランの守り神としてつかわそうとするが、手違いで、できそこないの守護竜ムーシューが行くことになる。ムーランはムーシューの助けを借りながら、軍隊での厳しい訓練を克服する。一方、自分の属する部隊の隊長であるシャンへは、ほのかな思いを寄せるのだった。いよいよフン族との戦いの時、ムーランは得意の知略で雪崩を起こし、フン族を壊滅させる。だが、その時受けた傷がもとで女であることが知られ、軍隊を追い出される。故郷へ帰ろうとしたムーランだが、フン族の生き残りが都をめざしていることを知り、シャンたちへ知らせに駆けつける。だが、ムーランが自分をあざむいていたことを怒るシャンは、ムーランの言葉を信じない。ついにフン族が現われた。ムーランの言葉が真実であることを知ったシャンは部下、ムーランとともに皇帝を救い出す。皇帝から感謝の言葉と宝を授かったムーランは故郷へ帰る。抱き合う父とムーラン。そこへ、シャンも駆けつけ、全員が微笑みを交わすのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第56回 ゴールデングローブ賞(1999年)

ノミネート

最優秀作曲賞 ジェリー・ゴールドスミス
最優秀主題歌賞
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フォトギャラリー

映画レビュー

4.0アジア枠初期

2024年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

朧げな記憶だけれど、ディズニーがポカホンタスで初めて白人以外の主人公をすえ、その後の作品だったように思う。

ストーリーは面白い。暗殺を止める場面もスペクタルで、ジャッキーチェンのアクションのようにコミカルかつ機転が効いて盛り上がりをみせてくれる。

全体の色も、おそらくは舞台に合わせて🤏アーシーな色味のあるテイストにまとめられ、新ジャンルに意欲的に挑んだのだろうと感じられる。

ただ、人物作画がアジア!を意識しすぎてるんじゃないか。アジアンビューティーにするにしろ、もうちょっと…なんとかならんかったかな。そこがちと不満です。

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こまめぞう

0.5ムーラン 西洋人にこんな話を作らせては駄目だ。 しかも、多分、髭面...

2024年8月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

4.0立場としての女性と自分らしく生きることとのギャップ

2024年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ディズニー作品はほぼ履修しているけど、なんとなく絵柄が好みでなくて鑑賞してなかった作品!
最初は、「やっぱり絵柄がな〜!アメリカ人が描くアジア人!って感じでな〜!」と見慣れなかったのだけど、だんだんと、等身大な女性でありながら家族思いで賢く勇敢なムーランのことが好きになってきて、山寺さん吹き替えのムーシューがディズニーらしいポップな雰囲気を出してきて「ジーニーじゃーん!」と思いつつも一気に引き込まれた!ムーシューもめちゃいいやつ!🥲

ムーランとムーシューとコオロギが、「実は自分、本当は𓏸𓏸なんだ…」と話して、「一緒だね」と意気投合するシーンがよかった!
悪役のフン族はどこまでも悪そうなオーラとビジュアルが良かったし、脇役三人衆(とくにふっくらした兵)がとても可愛くて、ムーランと絆を深めていく様子もとてもよかった!
女性という立場で求められることと、自分らしさとのギャップで悩むムーランが、「人を救いたい」という動機の元、勇気や知恵によって道を切り開き、結果ムーラン自身として周りに認められることになって…!
ムーランのカッコ良さにグッときました!

音楽に関しては、そういう感じ?とちょっとツッコミどころあったり、「ムーランと言えばこの曲!」みたいな曲がないのがちょっと弱かったのかも?

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とも

3.5生存本能があって芯も頭の回転もいい主人公に脱帽

2023年10月29日
PCから投稿

あんまり内容もよくわかってなくて見てみたけど、

ディズニーの映画でアジア系のもの始めてみましたが、
派手さはないけど、
主人公の女性の父親への思いやり、勇敢さ、機転の良さをとても感じた映画だった。

周りを巻き込んでいって勝って、幸せになってよかったなあと思った。

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吉田大輔

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