ミミック
劇場公開日:1998年1月24日
解説
遺伝子操作によって生み出された新生物の恐怖をSFサスペンス。監督は、メキシコ・アカデミー賞で9部門を受賞した長編第1作「クロノス」で注目を集めた新鋭ギレルモ・デル・トーロ。ドナルド・A・ウォルハイムの短編小説を基にデル・トーロと「ニューヨーク東8番街の軌跡」の監督マシュー・ロビンスが映画用ストーリーを作成、さらにふたりで脚本化した(ノン・クレジットでジョン・セイルズとスティーヴン・ソダーバーグも加わっているという)。製作は「ハッピィブルー」のボブ・ワインステイン、「ターミネーター2」のB・J・ラック、オーレ・ボールネダル、製作総指揮は「未知との遭遇」のマイケル・フィリップス。撮影はダン・ラウストセン、音楽はマルコ・ベルトラミミ、美術は「クラッシュ」のキャロル・スピアー、編集はパトリック・ラッサー。視覚効果監修は「ジュラシック・バーク」「ロング・キス・グッドナイト」のブライアン・ジェニングス、クリーチャー・デザインは「セブン」のロブ・ボッティン。スタイリッシュなタイトルバックのデザインは「セブン」のカイル・クーパーが担当。なお、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の監督ロバート・ロドリゲスが第二班監督として参加している。主演は「ノーマ・ジーンとマリリン」のミラ・ソルヴィーノ。共演は「Emma エマ」のジェレミー・ノーザム、「雲の中で散歩」のジャンカルロ・ジャンニーニ、「評決のとき」のチャールズ・S・ダットン、「アメリカの災難」のジョシュ・ブローリン、「モブスターズ」のF・マーレイ・エイブラハム、「ノーバディーズ・フール」の子役アレクサンダー・グッドウィンほか。
1997年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Mimic
配給:松竹富士(アミューズ=松竹提供)
劇場公開日:1998年1月24日
ストーリー
近未来のニューヨーク。ストリックラー病と呼ばれる死の伝染病が蔓延している近未来のニューヨーク、昆虫学者スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)は、病原菌の媒介源の虫を殺す新たな遺伝子生物を生み出すことに成功、新生物を「ユダの血統」と名付けて学会に発表した。3年後、スーザンは自殺遺伝子で死んだはずの「ユダの血統」が地下鉄の奥で生きていることを知る。地下鉄の靴磨きマニー(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は行方不明になった孫の後を追い、地下鉄の奥へ。同じ頃、謎を解くため、地下鉄の奥へと向かったスーザンと夫のピーター(ジェレミー・ノーザム)達は巨大に進化した「ユダ」の大群が襲われる。構内のガス管を爆発させて「ユダ」を焼き尽くすことに成功、かろうじてスーザン、ピーター、マニーは脱出した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ギレルモ・デル・トロ
- 脚本
- マシュー・ロビンス
- ギレルモ・デル・トロ
- 原作
- ドナルド・A・ウォルハイム
- 原案
- マシュー・ロビンス
- ギレルモ・デル・トロ
- エグゼクティブプロデューサー
- マイケル・フィリップス
- 製作
- ボブ・ワインスタイン
- ビー・ジェイ・ラック
- オーレ・ボールネダル
- クリーチャー・デザイン
- ロブ・ボッティン
- ティルベン・エリングソン
- 撮影
- ダン・ローストセン
- 美術
- キャロル・スピア
- 音楽
- マルコ・ベルトラミ
- 編集
- パトリック・ルシエ
- 衣装デザイン
- マリー・シルビ・デュボー
- 特殊視覚効果
- Rick Lazzarini
- ザキャラクターショップ
- メイン・タイトル・デザイン
- カイル・クーパー
- 字幕
- 岡田壯平