Mr.Boo! ミスター・ブー
劇場公開日:1979年2月3日
解説
香港を舞台に、バイタリティとド根性と好奇心に満ちあふれた“ミスター・ブー”と呼ばれる男たちが捲きこまれるさまざまな事件を描くアクション・コメディ映画。製作は「ブルース・リー 死亡遊戯」のレイモンド・チョウ、監督・脚本はマイケル・ホイ、撮影はチャン・ヤオ・チュー・音楽はサミュエル・ホイとザ・ロータス、作詩、作曲・唄はサミュエル・ホイが各々担当。出演はマイケル、サミュエル、リッキーのホイ3兄弟、テレサ・チュウ、リチャード・ウン、シー・キエンなど。
1976年製作/100分/香港
原題または英題:Mr. Boo!
配給:東宝東和
劇場公開日:1979年2月3日
ストーリー
香港で探偵事務所を開いているウォン(マイケル・ホイ)は、美人の秘書ジャッキー(テレサ・チュウ)と間抜けな助手チョンボ(リッキー・ホイ)とでいろいろと厄介な事件に取り組んでいた。ある日、探偵になりたいという一人の青年が事務所に飛び込んできた。この男キット(サミュエル・ホイ)は安月給でもガマンし、しかも腕っぷしが強いということで、採用されたが、彼が来てから事務所はテンヤワンヤの毎日。ある日、スーパー・マーケットの経営者の依頼で、万引きを捕える仕事を引き受けたウォンは、常習犯のアベックを捕えるが、男の方は空手の達人、早速キットが活躍する。が、ウォンとチョンボはムチウチ症に苦しむ始末。今度は財界の大物から若い夫人の調査を依頼され、キットを連れてラブホテルに行ったウォンは、浮気の相手が警察署長であることをつきとめるがキットがドジを踏んでホテルから逃げ帰る始末。しかし、キットは、それ以後数々の事件でその腕っぷしを買われ、たちまちマスコミの人気者になり、ホンコン一の英雄と呼ばれるようになった。足の傷で入院していたウォンがジャッキーにかかえられながら事務所に帰ると、何と同じビルの中に、チョンボを助手にしたキットの探偵事務所があるのだった。