ミスター・ソウルマン

劇場公開日:

解説

黒人学生対象の奨学金を得るため、黒人に変装して大学に通う白人の若者を描く青春コメディ。製作はスティーヴ・ティッシュ、監督は「ガバリン」のスティーヴ・マイナー、脚本はキャロル・ブラック、撮影はジェフリー・ジュール、音楽はトム・スコットが担当。出演はC・トーマス・ハウエル、アリー・グロス、レイ・ドーン・チョンほか。

1986年製作/アメリカ
原題または英題:Soulman
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1987年2月28日

ストーリー

マーク(C・トーマス・ハウエル)は、経済的に何一つ不自由のない学生で、友人ゴードン(アリー・グロス)と共に、ハーバード大学法学部に合格、将来へのパスポートも入手した。が、世の中そう甘くはない。マークの両親が、マークの進学に関する金銭的援助はいっさいしないと言い出したのだ。進学のための必要金額は5万3000ドル。マークは、何とか稼ごうといろいろ試みるが、どれも失敗。ついに、ロス出身の黒人学生のみに適用される奨学金制度に飛びついた。――そして、その日から、黒人マークが誕生。スーパー陽焼け薬(タニング・ピル)を使っての変身だ。大学ではマークを黒人とみなし、マークのアパートのオーナーであるダンバー(レスリー・ニールセン)は何か理由をつけて、黒人マークを追い出そうとしていた。ダンバーの娘ホイットニー(メロラ・ハーディン)は、黒人ということでマークに迫る。大学の歓迎会でマークは、黒人女学生サラ(レイ・ドーン・チョン)にひかれ、刑法の時間など、きっかけを見つけては彼女に接近。一方、黒人であるがための、いやな体験もするマーク。刑法のバンクス教授(ジエームス・アール・ジョーンズ)は、マークに黒人だから甘えてはいけないという、厳しい考えの黒人だ。初めは甘えていたマークも、教授の考えに応えて、勉学にはげむ。そしてサラがマークのために奨学金がもらえず、一人息子までいる決して豊かでない生活をしていることを知る。悩むマーク。そんな折り、マークは教授から学生司法協会の一員になるよう誘われた。事態は急展開を始める。何と、マークの部屋で、ホイットニーとサラ、そしてマークの両親が鉢合わせ。クリスマス休暇が終わり、学生司法会が開かれ、マークはついに、自分が白人であることを告白する。さらに、今までの奨学金は利子付きでサラに返し、黒人コミュニティのボランティアをし、将来奨学金制度を自ら設立することを教授に約束。教授はマークがハーバードに残ることを許し、サラもようやくマークを許し、2人は黒白のへだたりなく愛し合うのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

3.00251 動機はなんだ?

2024年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1987年 全く覚えていない。 彼女に俺の映画を観る範囲は広いぜーと 言いたかったのか? 何故観に行ったかもわからない。 良作らしいが二人とも覚えていないという。 60点 初鑑賞 1987年2月10日 南街シネマ 配給 東宝東和

コメントする (0件)
共感した! 0件)
NWFchamp1973

5.0心に残る作品でした!

2020年4月10日
iPhoneアプリから投稿

人種差別問題をコミカルに描いた秀作!30年以上前に見た作品ですが心に残っていて検索してみました!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
フェルメール

5.0感動の映画!!

2009年6月29日

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
レベッカ

他のユーザーは「ミスター・ソウルマン」以外にこんな作品をCheck-inしています。