ミクロキッズ

劇場公開日:

解説

6ミリのサイズに縮んでしまった少年たちの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。エグゼクティヴ・プロデューサーはトーマス・G・スミス、製作はベニー・フィンカーマン・コックス、監督は本作品がデビューとなるジョー・ジョンストン。スチュアート・ゴードンとブライアン・ユズナ、エド・ナハの原案を基に、脚本はナハとトム・シュルマンの共同、撮影はヒロ・ナリタ、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はリック・モラニス、マット・フリューワーほか。

1989年製作/アメリカ
原題または英題:Honey, I Shrunk The Kids
配給:タッチストーン映画=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1990年3月10日

ストーリー

あらゆる物質を260 分の1に縮小してしまうという“電磁物体縮小機”の研究に没頭しているサリンスキー(リック・モラニス)の研究室に、隣家のトンプソン夫妻(マット・フリューワー、クリスティン・サザーランド)の次男ロン(ジャレッド・ラッシュトン)の打った野球の球が飛び込み、そのはずみで縮小機が動き出した。そうとは知らないロンと兄のラス(トーマス・ブラウン)は、サリンスキーの娘エミー(エミー・オニール)と弟のニック(ロバート・オリヴェリ)と共に、球を拾いに研究室にやってきて、縮小機からの光を浴び、たちまち4人はミクロ・サイズに縮んでしまう。帰宅したサリンスキーは、何も知らずに研究室の掃除を始め、ゴミと共に子供たちを裏庭に捨ててしまうのだった。こうして4人の子供たちは、ジャングルと化してしまった裏庭で、家に帰りつくべく、悪戦苦闘の冒険を始めるのだった。一方サリンスキーは、研究室ですっかり小さくなってしまったソファーを発見し、研究の成功に狂喜するが、同時に子供たちも小さくなってしまったことを知り、慌てて妻のダイアン(マーシャ・ストラスマン)と共に裏庭を探し、帰って来ない息子たちを心配するトンプソン夫婦に事情を説明するのだった。一夜明け、愛犬フォークの活躍のおかげで家にたどりついた4人は、危ういところでサリンスキーに発見され、ミクロ化の逆のプロセスによって元に戻してもらう。こうしてこの出来事は、隣同士でいながら険悪だったサリンスキーとトンプソン家を和解させ、エミーとラスがデートの約束をするきっかけをもたらすのだった。

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映画レビュー

4.0小さな大冒険にドキドキ

2022年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

単純

興奮

ディズニープラスで久々に鑑賞。 ザリンスキー博士が開発した物体縮小マシンのアクシデントによって、4人の子供たちが6ミリサイズに縮んでしまいます。 近くで見る虫や草の描写がリアルで、1980年代の映画とは思えないビジュアルになっていました。コメディ要素もありますが、個人的にはザリンスキー博士が庭で子供達を探す姿にドキドキしたので、スリリングなアドベンチャー映画の印象が強かったです。 また、ザリンスキー一家が、縮小事件をきっかけにお隣さんの家族と仲良くなっていく所もよかったです。 予想外の出来事が起きても、見方を変えれば何事もよい方向に向かうことを実感しました。

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Ken@

3.0続編の方向転換にはややガッカリ

2024年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アクシデントで小さくなると、普通の家だったり、庭だったりが魔境に早変わりという設定の巧妙さと、子供たちの感情のもつれ。キャラクターの描き分けなど、アクションコメディとしてよくできた映画。特に大スターが出演しているということもなく、色眼鏡で見なくていいのもこの映画にはプラス。 好評だったので製作された続編が、『ジャイアントベイビー』。。。方向性が真逆の映画で、もっとエキサイトしたお話を期待したのが、珍発明でまた、またお騒がせというオチなのが残念でした。セットの作りこみを徹底して豪華にして、もっと小っちゃくなっちゃった?みたいな映画になんでしなかったんだろう。

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うそつきかもめ

3.0ぜひCGでリメイクして頂きたい。

2021年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

お願いしますよ。ディズニー様。「ライオンキング」みたいな何のためにリメイクしたのかよー分からん作品も作ったぐらいなんですから。 シンプルに楽しい作品でした。何も考えずに笑えてハラハラしてキュンキュンできる映画です。レゴで泊っているときの2人(名前忘れた)の会話がなんというか、こう、凄く尊かったです。 でも序盤が割と退屈だったところは残念でした。それぐらいですね。 何も考えずにシンプルに楽しみたいときにいかがでしょうか。

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赤だるま

3.5ワクワクが止まらない

2021年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

小学生以来にあの頃の僕と同じ歳になった子どもたちと 観ました。 とても感慨深い。 そして、あの頃の僕と同じように子どもたちもキャッキャ 言いながら観てました。 最初のアニメーションから最後まで とても楽しく観れました。 当時の手作りの芝の造形とか 子どもたち4人のキャラクター、 抜けてるけど憎めない博士 頑固で意地悪だけどやる時はやるお隣りさん 可愛い犬やアリ。 ワクワクすることがたくさん。 CG使ってスケールを大きく復活して欲しい作品だけど、 手作りで温かみある80年代の今作も大好きな作品です。

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奥嶋ひろまさ