ホフマン物語
劇場公開日:2019年4月2日
解説
オペレッタ「天国と地獄」などで知られる作曲家ジャック・オッフェンバックによるオペラ「ホフマン物語」を、バレエ映画「赤い靴」の監督・スタッフ・キャストが再結集して映画化した名作アートシネマ。ドイツの詩人E・T・A ・ホフマンの小説から3つの恋物語を用いて脚色した戯曲をもとに、主人公である詩人ホフマンと、パリの自動人形オランピア、ベネチアの高級娼婦ジュリエッタ、ギリシャの歌姫アントニアが織りなす幻想的な3つの恋の顛末を描く。キャストには当時のオペラ界・バレエ界のトップスターが集結し、テノール歌手ロバート・ランスビルがホフマン役、ソプラノ歌手アン・エイアーズがアントニア役を務めた。さらに、振付も担当したフレデリック・アシュトンや「赤い靴」のモイラ・シアラーらサドラーズ・ウェルズ・バレエ団のダンサーたちも出演し、オペラ歌手が歌唱吹替えを行った。演奏は、トーマス・ビーチャム指揮によるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。第4回カンヌ国際映画祭特別賞、第1回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。1951年製作で日本では52年に劇場初公開、2001年に製作50周年を記念したオリジナル全長版でリバイバル公開されている。
1952年製作/124分/イギリス
原題または英題:The Tales of Hoffmann
配給:リスキット
劇場公開日:2019年4月2日
その他の公開日:1952年3月1日(日本初公開)、2001年1月27日
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マイケル・パウエル
- エメリック・プレスバーガー
- 製作
- マイケル・パウエル
- エメリック・プレスバーガー
- 脚本
- エメリック・プレスバーガー
- マイケル・パウエル
- 撮影
- クリストファー・チャリス
- 美術
- アーサー・ローソン
- ハイン・ヘックロス
- 編集
- レジナルド・ミルズ
- 音楽
- ジャック・オッフェンバック
受賞歴
第24回 アカデミー賞(1952年)
ノミネート
衣装デザイン賞(カラー) | ハイン・ヘックロス |
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美術賞(カラー) |
第1回 ベルリン国際映画祭(1951年)
受賞
銀熊賞(音楽映画) | マイケル・パウエル |
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