ポゼッション(1980)
劇場公開日:2020年1月4日
解説
ポーランドの鬼才アンジェイ・ズラウスキーが、「アデルの恋の物語」のイザベル・アジャーニ主演で描いた不条理スリラー。西ドイツ、ベルリン郊外。単身赴任を終え妻子の待つ自宅へ帰ったマルクは、妻アンナの態度がどこかよそよそしいことに気づく。アンナの友人マージからある男の存在を聞いたマルクは妻を責めるが、彼女は浮気を認めるどころか夫を完全に拒絶する。ある日、息子ボブを学校へ送ったマルクは、そこでアンナと瓜二つの教師ヘレンと出会う。やがてマルクは妻の浮気相手ハインリッヒと顔を合わせるが、彼もアンナの全てを知っているわけではなかった。マルクは新たに浮上した“第3の男”について調べるべく、私立探偵にアンナの尾行を依頼するが……。マルク役に「ピアノ・レッスン」のサム・ニール。1981年・第34回カンヌ国際映画祭主演女優賞、第7回セザール賞最優秀女優賞など数々の映画賞を受賞した。日本では1988年に劇場公開。2020年1月、製作40周年を記念してHDリマスター版でリバイバル公開。
1980年製作/124分/フランス・西ドイツ合作
原題または英題:Possession
配給:スティングレイ
劇場公開日:2020年1月4日
その他の公開日:1988年9月17日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンジェイ・ズラウスキー
- 製作
- マリー=ロール・レール
- 脚本
- アンジェイ・ズラウスキー
- 撮影
- ブルーノ・ニュイッテン
- 美術
- ホルガー・グロス
- 特殊効果
- カルロ・ランバルディ
- 音楽
- アンジェイ・コジンスキー