ポゼッション(1980)

劇場公開日:

ポゼッション(1980)

解説

ポーランドの鬼才アンジェイ・ズラウスキーが、「アデルの恋の物語」のイザベル・アジャーニ主演で描いた不条理スリラー。西ドイツ、ベルリン郊外。単身赴任を終え妻子の待つ自宅へ帰ったマルクは、妻アンナの態度がどこかよそよそしいことに気づく。アンナの友人マージからある男の存在を聞いたマルクは妻を責めるが、彼女は浮気を認めるどころか夫を完全に拒絶する。ある日、息子ボブを学校へ送ったマルクは、そこでアンナと瓜二つの教師ヘレンと出会う。やがてマルクは妻の浮気相手ハインリッヒと顔を合わせるが、彼もアンナの全てを知っているわけではなかった。マルクは新たに浮上した“第3の男”について調べるべく、私立探偵にアンナの尾行を依頼するが……。マルク役に「ピアノ・レッスン」のサム・ニール。1981年・第34回カンヌ国際映画祭主演女優賞、第7回セザール賞最優秀女優賞など数々の映画賞を受賞した。日本では1988年に劇場公開。2020年1月、製作40周年を記念してHDリマスター版でリバイバル公開。

1980年製作/124分/フランス・西ドイツ合作
原題または英題:Possession
配給:スティングレイ
劇場公開日:2020年1月4日

その他の公開日:1988年9月17日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第34回 カンヌ国際映画祭(1981年)

受賞

コンペティション部門
女優賞 イザベル・アジャーニ

出品

コンペティション部門
出品作品 アンジェイ・ズラウスキー
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映画レビュー

4.5これまあまあトラウマなんだよなあ

2024年10月22日
iPhoneアプリから投稿

イザベルアジャーニが ガチで取り憑かれてるくらいの熱演で めちゃくちゃ怖いんよ
あと最後に出てくるアイツもなんか気持ち悪いし最高に良い映画っすね! クリスマスに観るのに最も適してる映画ですよ🎄

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お主ナトゥはご存じか2世

3.0銀座シネパトスで鑑賞

2024年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イザベル・アジャーニは美しい

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ムーラン

4.0イザベルアジャーニ。最高の美女

2023年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

夫婦男女間愛憎ドラマを基本に、
ホラー、スリラー、オカルトをふりかけ、
さらにSFをコーディネイトし、
最後はスパイアクション。
おまけアジャーニ25歳の生涯最高美貌でもって、
裸身をさらすという
カンヌ映画祭主演女優賞を獲得した怪作が
40周年記念でHDリマスター版で蘇った!

アジャーニが怪物を産み落とす場面では
両手のひらには怪物の目が!
ゲゲゲの鬼太郎かよ
こんなん新規パンフを見んとわかるかぁ。
劇中サムニールの理想形として一人二役の
アジャーニが出現し
メイクは可愛らしさを強調。
2パターンのアジャーニが見られるというお買い得。

力技で物語を終了させるところなど
「死ぬまでにこれを見ておけ」作品でございます。
80点
出町座 20200129
パンフ購入

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NWFchamp1973

4.0面白い

2023年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

登場人物が何か驚くべき出来事に遭遇したときに激しい感情を表すのだが、一般的な映画の演技を逸脱し、前衛舞踏のような大げさな動きになるのがいちいち面白い。特に間男の人はキャラ立ちも抜群で、最期も含めてしみじみ良かった。しかしこの映画は2時間ちょっとだが、イザベル・アジャーニのご尊顔をモチベーションにしなければ、このような演出がずっと続くのを見続けるのは正直つらいと思った。地下鉄駅構内で狂うシーンはこれまで見た人間の動きの中で最も強烈なもので、ここだけで映画館で見る価値ありと思う。
あと上映中ずっと頭から離れなかったのは、子供があまりにも不憫すぎる、ということ。ヨーロッパの人たちの育児観は自分とは全く相容れない、という偏見がさらに強くなった。

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共感した! 1件)
どんぐり

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