北北西に進路を取れ

ALLTIME BEST

劇場公開日:1959年9月26日

解説・あらすじ

アルフレッド・ヒッチコック監督の集大成とも言われる巻き込まれ型サスペンス映画の名作。ニューヨークで広告会社を経営するロジャーは、偶然同じ場所に居合わせてしまったためにキャプランという男に間違えられ、謎の組織から追われる羽目に。ロジャーは追われながらも真相を探るべくニューヨークからシカゴ、サウスダコタのラシュモア山まで息もつかせぬ逃走劇を展開する。主演にケイリー・グラント。脚本は「成功の甘き香り」の名手アーネスト・レーマン。

1959年製作/137分/G/アメリカ
原題または英題:North by Northwest
劇場公開日:1959年9月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第32回 アカデミー賞(1960年)

ノミネート

脚本賞 アーネスト・レーマン
編集賞 ジョージ・トマシーニ
美術賞(カラー)  
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映画レビュー

4.0 ただの男前広告屋おじさん、スパイに間違われてしまう。

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

かなり前に『サイコ』を観て以来久しく観ていなかったヒッチコック作品だが、本作は入門にオススメと感じた。
Blu-rayで観たがビジュアルの美しさはもちろん、ケンドール役のエヴァ・マリー・セイントの美しさにはストーリーが頭に入ってこないほどで素晴らしい。
巻き込まれ系映画とはいえ、かなり気の毒でシリアスな話だが程よく織り交ぜてくるユーモアのある台詞回しには飽きない。65年前の映画ということに改めて驚かされた。
平凡な広告屋、とはいえ男前で高収入高身長なケリー・グラントにはそんなに嫌味な感じもなく、トホホな哀愁も感じさせるため感情移入できるし「モテる男はかくあるべき」と思い知らされる。
スパイアクションではあるものの一般人なので過失なものを除けばほぼ人は殺さないし、暴力もしない。ピンチを機転で打開して行く様は見ていて気持ちが良い。

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ezio

3.5 モブシーンの力強さ

2025年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭の主人公が秘書に歩きながら指示を出すモブシーン、シカゴの駅でのモブシーンにうっとり。
黒澤明のモブシーンとも比較できる全ての人がそこにいて、なおかつ監督の意思を忠実にこなしているであろう力強さ。
もちろんあの平野での飛行機に狙われるシーン(地平線が美しい!)も素晴らしいのだけど、モブシーンには敵わないくらい映画の力を感じました。

ストーリーも飽きさせずとんとん進むしいちいちハラハラさせるしで、満足。

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あした

3.5 飛行機のシーンが印象に残る

2025年1月19日
iPhoneアプリから投稿
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ジョニーデブ

4.5 スパイに間違われる災難男をユーモラスに痛めつけるヒッチコック監督の悪戯

2025年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

笑える

楽しい

興奮

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Gustav