ヘルシンキ・ナポリ オールナイトロング

劇場公開日:

解説

ギャング間の抗争に巻き込まれたタクシー・ドライヴァーの奮闘を描くサスペンス映画。製作・監督・脚本はミカ・カウリスマキ、共同脚本はリチャード・レイティンガー、撮影はへルゲ・ヴェインドラー、音楽はジャック・ツヴァルトが担当。出演はカリ・ヴァーナネン、ロベルタ・マンフレディほか。

1987年製作/フィンランド・スイス・西ドイツ・イタリア合作
原題または英題:Helsinki Napoli All Night Long
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1989年9月30日

ストーリー

フィンランド生まれのアレックス(カリ・ヴァーナネン)は、シチリア出身の妻ステラ(ロベルタ・マンフレッディ)と共に、ベルリンのタクシー会社で、彼は運転手として、彼女は交換台係として働いていた。ふたりは双子の赤ん坊と、ボケ始めたアル中のステラの父親(ニーノ・マンフレーディ)と暮らしていた。ある夜アレックスは、友人イゴル(ジャン・ピエール・カスタルディ)の手引きでふたりのチンピラを車に乗せるが、実は彼らはアメリカ人の老ギャング(サミュエル・フラー)の金を盗んだ犯人で、アレックスの車はギャングたちの襲撃をうけてしまう。何とか振り切ったものの、チンピラはギャングたちに射殺され、アレックスが大金を手にすることになる。しかしギャングたちはアレックスの家に乗り込み、赤ん坊を人質にするために誘拐する。こうしてアレックスは、ギャングたちに金を返さねばならなくなったが、その夜アレックスを中心に集まったイゴルやステラ、そして彼女の父親の機転で、彼らはアメリカ人ギャングをまんまとだますことに成功するのだった。

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