ブレックファスト・クラブ

劇場公開日:

解説

「ホーム・アローン」の脚本家としても知られ、映画監督としても「すてきな片想い」「フェリシティはある朝突然に」などの青春映画の良作を残したジョン・ヒューズが、2本目の監督作として1985年に手がけた青春群像ドラマ。

土曜日の朝、それぞれ別の問題を起こした5人の高校生たちが図書室に集められ、夕方までに「人生とは何か」というテーマで作文を書かされることに。これまで接点がなかった5人の間にはギスギスとした空気が漂っていたが、親や教師、大人への反発という共通の心情をきっかけに、徐々に自分の心をさらけ出していく。

それまでの青春映画の定番だった、お気楽で刹那的なキャラクターではない、リアルな人物像が共感を呼んだほか、揶揄や軽蔑を通して距離を取るアメリカの「スクールカースト」の存在を世に広く知らしめた一作。ヒューズ監督とは「すてきな片想い」に続いてのタッグとなったモリー・リングウォルドらフレッシュなキャストの魅力も見どころ。

1985年製作/97分/アメリカ
原題または英題:The Breakfast Club
配給:新文芸坐
劇場公開日:2025年2月14日

その他の公開日:1986年5月17日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Park Circus/Universal

映画レビュー

4.5スクールカースト‼️

2024年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

休日に登校させられ、作文を書かされる事になった問題児5人。学園のプリンセス、不良、体育会系、ガリ勉、ゴス系少女など、それぞれ違うグループに属していて交流のなかった彼らが、広い図書館の中、作文そっちのけで会話を繰り広げる・・・‼️ストーリーはただそれだけ‼️学校や家庭の不満を愚痴るうちに少しずつ打ち解けていく5人‼️5人の会話がほんとにリアルで、自分たちも卒業したら退屈でツマらない大人になってしまうのか⁉️みたいな‼️そんな作品のテーマを象徴するようなゴス系少女役アリ・シーディのセリフ「大人になると心が死ぬのよ」‼️胸に響く名言ですね‼️80年代に青春を過ごした悩める少年少女たちに、ちゃんと分かり合える仲間たちがいるんだよと、ステキな真実をジョン・ヒューズ監督が教えてくれる名作です‼️

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活動写真愛好家

2.0問題は何も解決していない

2024年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 『クルーレス』と同じ学園物の映画であることと、『進撃の巨人』で今作のパロディがあったのを見て興味があり鑑賞。だがストーリーは浅く、突っ込みどころも多い不自然な内容だった。

 まず、生徒たちが自身や家族の問題といった鬱憤を打ち明けたところで、スッキリしただけで肝心の問題は何も解決していない。問題に対する自分の考えが変化した訳でも無いし、家族との関係が改善された訳でも無い。それなのに生徒たちが補習で過ごした一日を通じて、精神的に成長した良い話風に描いているのが浅い。

 他にも、不良のジョンをなぜか皆がやたら庇う、なぜか彼のいたずらに同行する、なぜか5人が急に仲良くなったり急に恋愛関係に発展する者が現れるなど、不自然な部分が多すぎる安易なストーリーだった。

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根岸 圭一

4.0日米若者比較

2023年8月19日
PCから投稿

タイプの異なる五人の若者がほんの一日だけ学校の図書館に補習で缶詰になっている間の会話で当世アメリカ若者気質を浮き彫りにする趣向です。
大した話もストーリーもありませんが、日本とは全く違うアメリカの若者の価値観が何となくわかるような気がする作品です。
肌に合わない人には、ひたすら退屈な作品なので万人向けとは言えませんが、アメリカでは青春映画のアイコンになっているだけあって、あとを引くような切なさを感じます。

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越後屋

2.5高校生向け、厨二でもイケメンならモテる

2023年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

評価がよいので見てみたら、、

スクールカーストもの。
しかし、大人的には内容が全くない、これは高校生が観るものか。

特に気になったのが粗野なイケメン君。完全な厨二。こーいう奴、確かにいたなあ、と。

内容的には、そこまで。彼が何かを変えるとか、生み出すとかは無かった。もしかして、囮になった事?それは自ら巻いた種。

そして最も不可解なのが、お嬢様とデキてしまう事。

という事は、粗野ならモテるという図式が成り立つ。ただしイケメンに限る。

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ho