武装市街
劇場公開日:1952年2月15日
解説
「サンセット大通り」で若い世代を代表するコンビを演じたウィリアム・ホールデンとナンシー・オルソンを再び共演させる企画。1950年度の犯罪活劇で往年流行した誘拐団と、鉄道警察との闘争を描く。サタディ・イヴニング・ポスト誌所載のトーマス・ウォルシュの原作をシドニー・ボームが脚色、キャメラマンから最近監督に転じたルドルフ・マテがメガフォンをとった。撮影はダニエル・L・ファップ、音楽はアーヴィン・タルボットの担当。上述の主演者2名を助けて、「裸の町」のバリー・フィッツジェラルドの他、舞台出の新人ライル・ベトガー、「大カーニヴァル」のジャン・スターリング、「赤い家」のアイリーン・ロバーツらの新進が顔を揃える。
1950年製作/アメリカ
原題または英題:Union Station
配給:パラマウント日本支社
劇場公開日:1952年2月15日
ストーリー
富豪マチスンの秘書ジョイス(ナンシー・オルソン)は列車の中で拳銃をかくし持った男たちを見、車掌に届け出た。通報を受けたユニオン・ステーションつきの保安刑事カルハーン(ウィリアム・ホールデン)はその男たちがロッカーにしまったスーツケースから、彼らがマチスンの盲目の娘ローナ(アイリーン・ロバーツ)を誘拐したことを知った。果たして誘拐犯は停車場を舞台に10万ドルの身代金要求を突き付けて来たので、鉄道警察は市警のドネリー警部(バリー・フィッツジェラルド)の応援を受けて捜査を開始した。連絡に現われた犯人の1人はカルハーンの追跡にあって市の食肉解体場で惨死してしまったが、次に現われた一味の男から泥を吐かせた結果、ローナはかくれ家に監禁されていることが判った。しかし警官がそこを襲った時、首領のジョー(ライル・ベッドガー)は逸早くローナを連れ停車場の地下トンネルに逃亡した。彼は約束の時間、鮮やかな手段で警察を出し抜き、マチスンから10万ドルをせしめたが、張り込んでいたカルハーンはたちまち追いかけ、かくて暗黒の地下道で烈しい拳銃戦が起こった。ジョーはカルハーンの一弾に倒れ、駆けつけた警官隊は負傷したカルハーンとおびえきったローナを救い出した。地上ではジョイスの手厚い看護がカルハーンを待っていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルドルフ・マテ
- 脚本
- シドニー・ボーム
- 原作
- トーマス・ウォルシュ
- 製作
- ジュールス・シャーマー
- 撮影
- ダニエル・L・ファップ
- 美術
- ハンス・ドライアー
- アール・ヘドリック
- 音楽
- アービン・タルボット
- 編集
- Ellsworth Hoagland
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Lt._William_Calhounウィリアム・ホールデン
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Joyce_Willecombeナンシー・オルソン
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Inspector_Donnellyバリー・フィッツジェラルド
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Joe_Bacomライル・ベトガー
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Marge_Wrighterジャン・スターリング
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Lorna_Murchisonアレン・ロバーツ
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Henry_Murchisonハーバート・ヘイス
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Gus_HadderDon Dunning
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Vince_MarleyFred Graff
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Detective_Shattucジェームズ・シーイ
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Detective_Gottschalkパーリー・ベア
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Detective_Fayラルフ・サンフォード
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Detective_Steinリチャード・カーラン
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Detective_RossBigelow Sayre
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Howard_Kettnerチャールズ・デイトン
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Pretty_Girlジーン・ルース
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Young_Man_MasherPaul Less
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Conductorハリー・ヘイデン